『画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密』
---BERTHE MORISOT---
2012年(フランス)
監督: カロリーヌ・シャンプティエ
出演: マリーヌ・デルテルメ 、 マリック・ジディ 、 ベランジェール・ボンヴワザン、 アリス・ビュト 、 パトリック・デカン
---BERTHE MORISOT---
2012年(フランス)
監督: カロリーヌ・シャンプティエ
出演: マリーヌ・デルテルメ 、 マリック・ジディ 、 ベランジェール・ボンヴワザン、 アリス・ビュト 、 パトリック・デカン
「ゆりかご」「読書」などの作品で知られる女流画家ベルト・モリゾ。
彼女はエドゥアール・マネの「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」のモデルとしても有名で、ルノワール、モネ、ピサロとも交流があり、19世紀印象派の中心人物であった。
自分らしさを探りながらも愛の中で生きるモリゾの姿を綴り、名作誕生の秘話にも迫る。
監督は「ホーリー・モーターズ」「神々と男たち」などの撮影を担当してきたカロリーヌ・シャンプティエ。
主演は「ココ・シャネル」のマリーヌ・デルテリム。
1865年、パリの16区に暮らしているベルト・モリゾは、サロンに出品する作品を手がけていた。
姉のエドマとともにルーヴル美術館で摸写をしているとき、画家のエドゥアール・マネに出会う。
モリゾの美しさと才能を見込んだマネからモデルをしてほしいと頼まれ、モリゾは彼のアトリエに通う。
お互いの存在が刺激となり、複雑な関係に発展する二人。
そして戦争となった世の中に翻弄されながらも、モリゾは絵画への情熱を止めることなく進んでゆく。
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画家の伝記物はどろどろとした展開のことが多いのですが、この映画はマネの作品に絞って描かれているので、理解し易かったです。
知っている絵にかかわる話で展開されるので、なかなか興味深く鑑賞しました。
印象派中心人物に女性が存在してたというのも知りました。
その印象派の中でかなり大きな活躍をしたということで、改めて驚きました。
そんな女性画家がいたのですね・・・。
この時代、女性画家で野外の光を描きたいという思い、素晴らしい~。

「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」

ベルト・モリゾの作品を上げておきます。
『ロリアンの小さな港』

『モリゾ夫人とその娘ポンティヨン夫人(読書)』

『ゆりかご』

『読書』

映画鑑賞ではなく、絵画鑑賞の記事になってしまいました。。。(^_^.)