『チョコレートドーナツ』
---ANY DAY NOW---
2012年(アメリカ )
監督: トラヴィス・ファイン
出演:アラン・カミング、 ギャレット・ディラハント、 アイザック・レイヴァ
1970年代のアメリカを舞台に、世間の無理解と葛藤する一組のゲイ・カップルが、親に見放されたダウン症の少年と一つの家庭を築き、家族としての愛情と絆を育んでいくさまと、やがて少年を守るため、理不尽な差別や偏見に対して決然と立ち上がる姿を描いた感動のヒューマン・ドラマ。
主演は「アニバーサリーの夜に」、TV「グッド・ワイフ」のアラン・カミング、共演にギャレット・ディラハント、アイザック・レイヴァ。
監督は俳優出身のトラヴィス・ファイン。
監督作はこれが日本初紹介となる。
1979年、アメリカ。ゲイのルディ(アラン・カミング)はシンガーを夢見ながらも、口パクで踊るショーダンサーとして働く日々。
そんな彼にある日、ゲイであることを隠して生きる検事局の男性ポール(ギャレット・ディラハント)が一目惚れ、2人はたちまち恋に落ちる。
一方で、ルディはアパートの隣に暮らすダウン症の少年、マルコ(アイザック・レイヴァ)のことを気に掛ける。
母親は薬物依存症で、マルコの世話もまともにしていなかった。
そしてついに、母親は薬物所持で逮捕され、マルコは施設行きに。
見かねたルディとポールはマルコを引き取り、面倒を見るのだったが…。
(allcinemaより)
(allcinemaより)
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この映画を見た人が「良かった、、、。」という感想を述べる映画だという事は知っていました。
なかなか見られず、やっとお家鑑賞です。
良かったデス・・・、泣きました・・・。
久し振りに胸を突き上げるような涙が出ました。
弱い立場の人たちの必死な生き様に感動。
この主人公二人が弱い立場というのとは、ちょっと違うと思いますが、
マルコは生まれつき誰かが手を差し伸べる必要のある子供です。
そのマルコをめぐって話は展開します。
マルコの幸せを守ろうとするルディ、それを助けるポール。
ルディが何故あそこまでマルコの幸せを守ろうとしたのか、正直私には理解できません。
でも、マルコを失ったあと、ルディの歌う姿に涙しました。歌に感激しました。
私は何に胸打たれたのだろう、、、。
多分、人としての優しさに触れたからだと思うのです。
この映画、オススメします。