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セントアンナの奇跡

2010年04月05日 | こんな映画見ました~(洋画)

『セントアンナの奇跡』
---MIRACLE AT ST. ANNA---
2008年(アメリカ/イタリア)

監督:スパイク・リー
出演:演: デレク・ルーク、マイケル・イーリー 、ラズ・アロンソ、オマー・ベンソン・ミラー、マッテオ・スキアボルディ、ジョン・タートゥーロ




社会派の名匠スパイク・リー監督が史実をヒントに綴られた同名小説を映画化した戦争ドラマ。第二次大戦下、イタリア・トスカーナに送られた米軍黒人部隊“バッファロー・ソルジャー”に焦点を当て、皮肉な境遇に置かれた黒人兵の葛藤と彼らが体験したひとつの奇跡を、史実を織り交ぜミステリアスかつ感動的に描き出す。

1983年のニューヨーク。
ある日、郵便局に現われた男性客を定年間近の郵便局員が射殺する事件が発生。
そして犯人の男ヘクター(ラズ・アロンソ)へ殺人の動機や被害者との関係を追及する中、彼の部屋では歴史的に重要なイタリアの彫像が発見される。
そんな不可解な事件の謎を解く鍵は、1944年のイタリアまで遡るのだった――。
第二次大戦下、アメリカ軍の黒人だけで組織された部隊“バッファロー・ソルジャー”は、イタリアの最前線でナチスと戦っていた。そのさなか、無線兵でイタリア語が堪能なヘクター、リーダーのスタンプス(デレク・ルーク)、自分勝手なビショップ(マイケル・イーリー)、心優しいトレイン(オマー・ベンソン・ミラー)の4人は、アンジェロ(マッテオ・スキアボルディ)という少年を救ったため部隊とはぐれ、敵陣で孤立してしまう。
やがて、アンジェロの手当てのため、トスカーナの小さな村へ身を寄せる4人。
そこで、彼らと村人たちとの間には、人種や言葉の壁を越えた交流が芽生えていくのだった。
だが、そんな心休まる時も束の間、村がナチスの大軍に襲撃されてしまい…。
(allcinemaより)


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事実をヒントに書かれた小説の映画化。
序奏部分のシーンがラストに繋がるドラマチックな展開に胸が熱くなりました。

戦争の最前線で黒人部隊の兵が少年を助けることで、人らしい感情を持ち続けるのですネ。
その少年が見た村人への裏切り者の正体、それが40年後に現れてくるのです。

そして劇的なラストに唸りました~!

ジョン・タートゥーロの使い方が贅沢でしたヨネ。

 

 

 


 

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