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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで

2009年02月10日 | こんな映画見ました~(洋画)
 
『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
---REVOLUTIONARY ROAD---
2008年(アメリカ/イギリス)

監督:サム・メンデス
出演: レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット 、キャシー・ベイツ


1950年代のアメリカ郊外を舞台に、一見理想的な夫婦が虚しい日々から脱却を図ろうともがく姿とその顛末を生々しく描く。
監督はケイト・ウィンスレットの夫でもある「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス。
 1950年代のコネチカット州。
“レボリューショナリー・ロード”と名づけられた閑静な新興住宅街に暮らすフランク(レオナルド・ディカプリオ)とエイプリル(ケイト・ウィンスレット)のウィーラー夫妻は、二人のかわいい子供にも恵まれた理想のカップル。
しかし、その見た目とは裏腹に、彼らはそれぞれ描いていた輝かしい未来と現状のギャップに不満を募らせていた。
元陸軍兵のフランクは事務機会社に勤めるもセールスマン人生の我が身を嘆き、かつて女優志願だったエイプリルも大成せずに至っている。
するとフランクが30才の誕生日を迎えた夜、エイプリルが、家族一緒にパリで暮らしましょう、と持ちかけ、パリでは自分が秘書として働くからフランクは気ままに暮らせばいい、と言い出すのだった。
はじめは妻の突然の提案に戸惑うも希望を膨らませ、ついには移住を決意するフランク。
それは間もなく、周囲にも知るところとなるのだが…。
(allcinemaより)


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ゴールデン・グローブ賞で主演、助演女優賞に輝き、今年度賞に恵まれているケイト・ウィンスレットです。
確かに素晴らしい演技でした。

幸せなのに何か求めているものが違う。。。
希望が叶うと、また一つ、また一つ求めてしまう。。。
「特別」という意識と「普通」という現実。
誰にでも少しは思い当たる心の迷い、心の動き。。。
何か、泣かせられました。

パリを夢見るころから、エイプリルが少し飛んでいくのが分かります。
それをあの時代を代表するような隣人夫妻が代弁してくれます。
次第に壊れていくエイプリルを、ケイト・ウィンスレットが上手く演じていましたね~。
彼女は普通の女性を演じさせたときに、ものすごく説得力があると思っていたのですが、いや~、素晴らしく壊れてくれてました。
最後の朝食の彼女の緊張感、ヒシヒシ伝わってきました。

キャシー・ベイツも良かったです!
まくし立てるヘレン(キャシー・ベイツ)の側で、彼女の夫が補聴器を外していくシーンが、皮肉たっぷりでも緊張感をゆるめてのラストとなります。





コメント (8)
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