塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

名波浩、柿谷に対してディープな問いかけ

2013-11-04 23:21:31 | 日記
 ねばった甲斐がありました。

 0時10分からの放送が1時30分にまでずれこんだ「やべっちFC」でしたが、冒頭で紹介された柿谷曜一朗と名波浩の
退団だけで80分我慢した甲斐があったというものです。

 僕は先日お話したように、柿谷が最大限力を発揮できるのは4-4-1-1のセカンドトップという印象を持ち合わせてい
ました。

 しかし本人はセカンドトップではなく、純粋にFWとして勝負したいという強い意気込みが感じられました。

 セカンドトップはワントップの周囲を衛生的に駆け巡り、中盤との連携を深めることで相手最終ラインを混乱させます。

 でも柿谷は

 「それこそゴンさんのように」

 という言葉を用いたように、頭だろうが肩で押し込もうがボールがラインを割れば得点1なんだ!という気持ちを常に維持
しています。

 ゴールが欲しいなら

 1・よりゴールの近くでプレイし
 2・テレビのハイライトで用いられるようなアクロバティックな代物ではなく
 3・グラウンダーの方が明らかに確立が高い

 という当たり前のことを無視してはいけません。

 中山にしてもインザギにしても、周囲は感嘆しましたがそれらの多くは不恰好で時に笑いたくなるようなものでしたが、監督
は常に信頼し続けましたね。

 柿谷は今季終了後、レヴィー・クルピ監督とさようならをします。

 来季セレッソがどんな監督を連れてくるのかわかりませんが、彼を見た指揮官が微笑む姿を想像したいものです。

 ちなみにガンバがJ1に復帰し、ドイツから戻ってきた宇佐美は15試合で16ゴールと、ガンバファンからすれば

 「柿谷がなんぼのもんじゃい!!」

 という姿を見せてくれました。

 このふたりが渡欧するのは確かでしょうが、ダービーで両雄を見られるファンは幸せ者でしょうし、僕はふたり揃っての代表
招集もあると思います。
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日本も表記はオランダを真似てはどうか

2013-11-04 21:13:44 | 日記
 自戒を込めて言いますが、僕たちが布陣の話をする際オランダ式を取り入れた方が良いと思うようになりました。

 僕たちは通常4-4-2.3-5-2という言い方をしますが、当然この表記には最後尾であるGKを無視した形となり、良く
はないですよね。

 オランダでは当たり前の話ですが1-4-3-3、1-3-4-3とGKを入れた11人全てを捉えて戦術の議論をします。

 「GKがいない風景はサッカーでは無い」

 この指摘を甘んじて僕たちは受け入れなくてはいけません。

 90年代中期まで布陣は3分割で行われる事が多かったのですが、以後より細分化を求める働きが強くなり、現在では4分割
主流です。

 例えば3分割では4-4-2という括りでも、ブラジル式(4-2-2-2)菱形(4-3-1-2)フラット(4-4-2)
とまとめて語るのは暴論になってしまいますね。

 現在は4-2-3-1、4-1-4-1、4-4-1-1という4分割が基軸ですが、GKを含めた

 「5分割」

 になりますと、確かに言いにくくなりますし表記の長くなって大変な面があります。

 でもオランダ式の方がGKに対して敬意を払う形になりますし、今後日本でもきちんとGKを含めた表記に変更していく形にな
ると思います。

 布陣というのは目安と捉える指揮官も多く、浦和レッズが一般的に3-4-2-1と言われていますが、4バック、3バックを
柔軟に操ります。

 日本代表は3-4-3が機能しないと指摘されているものの、ウディネーゼ時代ウイングバックを務めたバキーニ、ベルトット


 「5バックになって何が悪いんだ!
  要は俺たちが走ればいいだけの話だろ!!」

 といって、自陣に籠城することを恥と思っていませんでした。

 戦術論は今後も続くでしょうが、戦術表記にも注意が必要です。

 
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ベガルタ、モンティディオ、そしてブラウブリッツ

2013-11-04 21:02:06 | 日記
 もしモンティディオ山形が再度J1に挑戦し、2011シーズンの柏レイソルのような復帰、即優勝とまでは言わないまで
も快進撃を見せたなら。


 手倉森監督は五輪代表の為に今季をもって退団しますが、ベガルタがチャンピオンズ・リーグ出場を果たし、アル・イテハ
ド、シドニーFC、FCソウルのようなアジアの強豪をユア・テック仙台に迎えたなら。

 現在JFLに属するブラウブリッツ秋田が優勝、もしくはトップ3でシーズンを終えたなら。

 仙台、そして「東北」の方は今回の日本シリーズのような盛り上がり、そして試合終了後お互いの肩をたたきあって選手の
健闘を讃えるのでしょうか。

 もし近い将来、楽天イーグルスの優勝と同じ光景が見られたならば。

 その時こそサッカー、言い換えればJリーグが市民生活に溶け込んだ、風景となっていることの証明かもしれません。

 横浜フリューゲルスがマリノスと合併し、多くの方が憤怒と悲しみをこらえた1998年、それはプロ化して5年目の出来
事でしたが、言い換えれば

 「5年で市井に溶け込めたJリーグ」

 という見方はできたかもしれません。

 しかし、当時のある種無垢のファンは、日本代表とJそのものを海外リーグ、各国代表と比較できるまでに成長し、海外の
関係者も一目置くようにまでなりました。

 またbjリーグという新しいプロの誕生、携帯端末の劇的な進化やインターネットの普及など、生観戦以外でも多くの情報
収拾ができるのが2013年の今です。

 「野球があるからサッカーはなくてもいいかな」

 そういう気持ちの市民は随分多いと思いますし、上記の3クラブが栄冠を手にした際

 「彼らがいて良かった」

 と思える運営を希望したいものです。
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メスト・エジルがアーセナルの目玉となる

2013-11-04 01:01:53 | 日記
 移籍金62億円

 去ってゆく選手の移籍金だけが独り歩きしていた昨今のアーセナルですが、メスト・エジルひとりの加入でここまで劇的な
化学反応が起きるとは、ガナーズ・ファンもヴェンゲルも想像できなかったのではないでしょうか。

 2009年の冬、ゼニトからロシア代表アルシャーウインが加入した時

 「ガナーズが獲得した久々の大物」

 という見出しを読んだことがあります。

 そうしますとエジル入団はアルシャーウイン以降、実に4年振りの大物入団になりますし、ファンも宿敵ドイツ代表という
事も忘れているに違いありません。

 モロッコ代表シャマフ、コートジボワール代表ジェルビーニョ、そして韓国代表パク・チョヨン。

 近年アーセナルガ獲得した各国代表は、嫌な言い方をすれば

 「お茶を濁しただけ」

 の存在だったのでしょうか。

 オリビエ・ジルーとルーカス・ポドルスキ、そしてサンティ・カソルラと昨年入団した3選手に加え、遂にロシツキの体調
が万全となりラムジーが安定した力をはっきできるようになった 。

 つまり現在アーセナルがプレミアの首位にたっているのは

 「既存戦力とエジルのパワーバランス」

 によどみが無いというわけなのでしょう。

 ヴェンゲルが近年補強費を節制し続けていることに、失望するファンが増えていましたが乱獲では無く、本当に不可欠になる
であろう選手への資金注入であれば、来季も同様の事が起こるでしょう。

 来夏からはプーマが支援する形となり、年間49億円が懐に入り込むアーセナル。

 チャンピオンズ・リーグの勝利ボーナスも考慮すれば、彼らもまた目ぼしい人材を獲得するようになるのでしょうか。
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バーバプラハは甘えの構造か

2013-11-04 00:50:06 | 日記
 僕にも親しい付き合いのあるお店がありまして、来店すると有難いことに「塚田さん」と声を掛けて頂けます。

 でも間違っていけないのは、僕がお店に甘えてはいけないということです。

 当然ですが店内には僕以外の来客がありますし、商品陳列とレジ打ちも大切な仕事ですから、僕が長話をして彼らの時間を
奪うのは言語道断です。

 僕のスーパーでも明日結婚式に参加するのに礼装用のネクタイを探しに来て

 「他にないのか」
 「何か気にいらない」

 と漏らす方がいますが、そういう大切な代物は直前ではなくずっと前に仕入れて、当日着るスーツを合わせてみるくらいの
シュミレーションをしなければ意味がありません。

 バーバ・プラハ

 アルゼンチン国内で悪名を轟かす彼らも、その根本には肥大化した自尊心であり、自分に甘い、言い換えれば酔っている存在
だと思います。

 クラブを牛耳る事で彼れらはきっと

 「俺たちがいなければクラブの運営は成り立たない」
 「俺たちはクラブを支えている自負がある」

 とう思っているのでしょうか。

 しかしスタジアムの中で行われる暴力行為、クラブへチケットの無料配布や金銭を要求するなど、バーバプラハの存在その物
はまるで肯定できません。

 インディペンディエンテのように、クラブが

 「バーバプラハ撲滅」

 を掲げても思うように進まないのは、彼らの報復行為に恐怖感を覚えるだけでなく、従順にしなければ死傷者がでる可能性が
いことですね。

 日本で言うならば

 「長い物には巻かれろ」

 なのでしょうか。

 僕は買い物をしている最終、ふと自分の行動が店に迷惑になっていないか顧みて、冷や汗をかく事がありますが、やはり親しい
からこそ礼儀が必要になるのは間違いありません。
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