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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バルサは時にええ恰好しいなのだろうか。

2013-11-01 23:33:58 | 日記
 僕の勤務するスーパーでも随時募金を受け付けていますし、コンビニ、ファーストフォード店に立ち寄った際は必ず募金箱
がないか確認します。

 僕ぼスーパーではユニセフが音頭をとっていますし、皆さんだって

 「ユニセフが募金を呼びかけるのは当たり前だよ。」

 と思うでしょう。

 しかし数年前のスペイン、特にマドリード周辺ではユニセフに対して募金をすることを躊躇、もしくは苦々しく思うサッカー
好きがいたかもしれません。

 バルセロナ・ファンの誇りのひとつに

 「胸スポンサーを刻まない」

 というのがありました。

 もうひとつの誇りは、はフランコ政権時代も含めて2部に降格しないというものですが、ビルバオもバルセロナ同様、常に
胸スポンサーの獲得を拒んできました。

 メイハ、カッパ、そしてナイキとテクニカル・スポンサーが変わってもその信念が変わる事を潔しとしなかったバルセロナ
が、初めて胸に刻んだ言葉、それがユニセフでした。

 当然熱心なレアル・ファンは

 「彼らは偽善と共に生きている」

 と反発します。

 彼らからすればユニセフが行う人道支援、災害救助と貧困撲滅に対して文句を言っているわけでは無く、バルサがユニセフ
を通じて得られる印象、簡単に言えば

 「ええ恰好しい」

 が気に喰わないわけです。

 それはエスパニョール・ファンもそうだったかもしれませんし、自分たちがユニセフを支援する事で、間接的にバルサの印象
を良くする

 「最高のアシスト」

 をしています。

 そんな気持ちがあったのではないでしょうか。

 サッカーは残念ながら階級や政治問題がアクセントとなって発展してきましたから、両者がええ恰好しいの時は更に腹がたつ
のでしょうね。
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ローマが得た正解、彼はリュディ・ガルシア

2013-11-01 01:26:17 | 日記
 リュディ・ガルシア

 現行のデシャン政権は2016年、ホストとなる欧州選手権まで存続するでしょうが、その際後任監督として間違いなく名前
が取りだたされるのは、ローマを開幕から9連勝に導いた彼になるでしょうね。

 リュディ・ガルシアはアザルとジェルビーニョを一人前に成長させ、2011シーズンにリールをリーグ1制覇に導いた事で
その名が全国区になります。

 日本人向けのトリビアとしては

 「ル・マン時代、松井大輔を指揮したこと」

 と言う名目もありましたね。

 ガルシアは今のローマでは一貫して4-3-3を起用している(スポーツナビの宮崎隆司氏の記事を参照)と聞きましたが、
今季のローマが補強に成功したことも大きいですね。

 オランダ代表のストロートマン、そしてジェルビーニョ。

 トッティが故障離脱してもさほど問題にならず、ゼーマン政権で大きな批判を浴びたデ・ロッシも再び力を取り戻した様子で
すから、ローマ・ファンにとって2001シーズン以来のスクデットが現実味を帯びています。

 彼の4-3-3が軌道に乗っているのは、途中解任となったゼーマンの指導が下地になっているとすれば、それは皮肉でしょ
うか。

 ゼーマンはいつ、如何なる時でも

 「私の方法論は4-3-3」

 を崩す事が無いことでも有名です。

 そのゼーマンにしても前年度のルイス・エンリケにしても、過去2年常に政権が途中で瓦解してしまったローマにとって、この
北フランスから来たフランス人は、最高の選択になりました。

 ローマが開幕前、監督人事で大幅に出遅れロラン・ブランとマッシミリアーノ・アレグリから反故にされた事実からしても、ガ
ルシアは希望の人選ではなかったのです。

 「残り者には福がある」

 この日本のことわざをローマ・ファンが聞けば、きっと僕たちに握手を求めてくるでしょう。
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ユヴェントス、ナイキとの提携を終了へ

2013-11-01 01:10:50 | 日記
 ユヴェントスが現行のナイキとの契約から、2015-16シーズンよりアディダスと契約を結ぶとの事。

 ナイキは1999シーズンからインテルを支援し、ローマとの提携も発表したのですが、ユヴェントスという大口をアディダス
に譲ることになると、大きな損失になるように思いますが違うのでしょうか。

 ユヴェントスのジャージと言えば、ジダンとデルピエロが主軸だった90年代のカッパ製を思い出す方は多いでしょう。

 ユヴェントスは1996シーズン、リーベル・プレートと世界一を賭けたトヨタカップの為に来日し、見事栄冠を手にしますが、
何よりこの時期はソニーが胸スポンサーでしたからね。

 まだ大怪我をする前のデルピエロの溌剌とした動きを見て、彼とユヴェントスを好きになったファンも大勢いると思います。

 カッパとの契約を終えた2000年初頭はロットが支えました。

 一方でロットが意図したデザイン、両方の二の腕の箇所にブランド・ロゴがおさまる形がファンから不評を買い、同時に赤や黄
色のアクセントカラーが

 「ユヴェントスらしくない」

 と囁かれたものです。

 ロットは90年代ミランと契約していましたから、ユーヴェの関係者にか彼らを連想させる意図として見えたのかもしれません。

 そして2004シーズンからナイキとの契約が始まり、現在に至ります。

 上手くいくとアディダスは

 「星3つ」

 のジャージを作成する名誉を与えられます。

 もしあのルチアーノ・モッジの名前を全世界に轟かせた一大スキャンダルがなければ、ナイキが星3つ、つまり30回目のスクデ
ットを記念するジャージをデザインできたのですが、そうはいきませんでした。

 ナイキとすればいち早くインテルが20回目のスクデットを得て

 「星2つ」

 をミランよりも先に刺繍できるようになって欲しい、そう願っているのかもしれません。
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