塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

それはいけない!と唱える勇気を持つ

2013-11-23 23:30:44 | 日記
 スーパーに限らず店は、お客様にお金を頂いて初めて儲けがでますし、それはサッカーも同じですね。

 でも、スーツやジャケットを試着して頂いた際、あまりにサイズが合っていない、不恰好だという時は必ず指摘して選び直して
頂きます。

 「第3者の意見として聞いてください」
 「これではお金を頂くわけにはいきません。」

 つまり、今試着している商品がいかに不釣り合いであり、お金を払ってしまったら後悔するあろう点を、僕は正直にお話します。

 それでサイズが見つからず、お帰りになる場合もありますが、サイズが合わない服をお買いあげ頂くよりも、ずっとマシな応対
だと僕は思うのです。

 サッカーでも、選手補強を

 「会長が独断」

 で行い、現場が混乱することがあります。

 特にイタリアは今も昔も会長のオーナーシップに左右されることが多く、パレルモで言えばザンパリーニがシーズン中に幾度も
監督解任を行う事は有名です。

 ザンパリーニは名波浩がヴェネツィア在籍時のオーナーとしても知られていますが、あのシーズンもルチアーノ・スパレッティ
を監督解任、再登板と目まぐるしく起用して混乱を招いたものです。

 ですからイタリアに限らず、フロントの中に

 「その決断はいかがなものでしょうか」
 「こういう案件もあります」

 と、無謀な策略を止める人物が不可欠だと思います。

 僕は出来る限り代替案を示し、無い場合は正直に無いことを伝えますが、その利益を得るかわりにお客の信頼を失っては意味が
ありません。

 サッカークラブは「億単位」で金が動くスポーツです。

 「イエスマン」

 だけでは厳しい物があると思います。
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山雅は田中隼磨を獲得してはどうだろうか。

2013-11-23 01:35:26 | 日記
 もし僕が松本山雅のファンならば、グランパスエイトから田中隼磨を獲得して欲しいと願うでしょう。

 イビチャ・オシム政権時代には日本代表に選出され、ピクシー就任時から即戦力として2010年のリーグ優勝に貢献した
田中。

 一方世話になったピクシーの退団に伴い、彼もまた名古屋の地を去る形となります。

 田中は数少ない

 「長野県出身のJリーグ選手」

 であり、松本生まれなんですよね。

 ですから地元出身選手が地元のクラブでプレイし、地域貢献に接する機会を持つという、プロサッカーで当たり前の出来事
を、山雅が見せてくれたなら。

 パルセイロも刺激を受けると思いますし、仮に彼に声をかけたとしても報酬とリーグ・カテゴリー、そして長野のクラブと
いうことで遠慮されてしまうでしょうから。

 田中の例に見られるように、長野県は高校野球を盛んでしたが、サッカーの有望選手を県内に引き留めることができないで
いました。

 しかし山雅がいち早くJFL、J2と階段を駆け上がる事で、選手と学校側の意識が変わって来たようですし、パルセイロ
も来季はユース発足と同時にJ3というプロのカテゴリーに参戦します。

 ですからパルセイロに近い上田西、長野高校、長野日大、山雅に近い松商学園、都市大塩尻などはよりスカウティングの範
疇に入ってくるでしょうし、これまでのような選手流出には
 
 「一定の歯止め」

 がかかるように思えます。

 サッカーは育成が大事と叫ばれていますが、その為には代表もリーグも、そして何よりクラブそのものの熱意が必要です。

 田中がもし松本に帰ってくるならば、ファンは大きな喝采を挙げるかもしれません。
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ワールドカップ、4年という時間軸を考える

2013-11-23 00:03:53 | 日記
 4年に一度しかめぐってきないワールドカップ。

 だからこそその機会を逃した選手は悲嘆にくれ、同時に主力として扱われてきながらも、最後に落選した選手にはメディアが
殺到する現象が起きるわけです。

 日本ならば98年のカズ、2002年の中村、そして2006年の久保がそうですね。

 勿論代3GKのように、あくまで保険の意味合いで招集され、本選で戦わないまま終える選手もいますし、前回の日本代表で
言えばFWの森本、DFの内田のようにベンチから見守るだけの選手がいることも事実です。

 それだけ

 「ワールドカップで戦う事」

 は難しいわけです。

 例えば確実に出場機会を得られたはずなのに、香水瓶を落としてしまい、不運にも自分の脚をそのガラスで痛めてしまった2
002年のスペイン代表GKカニサレス。

 直前の親善試合まではレギュラー当確と見なされながら、自国開催のワールドカップを逃してしまったドイツ代表DFオボモ
イエラ。

 指揮官ドメネクとの軋轢が最後まで尾を引き、ワールドカップはおろか代表にまで「さようなら」を告げる形となったフラン
ス代表FWニコラス・アネルカ。

 どんなに優れた実力があっても

 「不安要素」

 を完全に拭い去るのは不可能なのですね。

 4年という時間軸が最高の形で結び付くのは王者のみで、ニュージーランドのように3引き分けでグループリーグから消えて
も、ファンからは
 
 「よく頑張った」

 と褒められるのは稀なのです。

 日本はまず16強進出が現実目標となるでしょうが、南アフリカからの4年が効果的に働くかどうかは、選手の頑張りだけで
なく、グループリーグの抽選も不可欠なわけですが。
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