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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パルセイロを支援する輪の広がり

2013-11-14 23:09:06 | 日記
 パルセイロの当日券を割引価格800円で販売し、ラッピング電車を企画、運行させるなどしなの鉄道はパルセイロの支援
に力注いでいます。

 各駅の待合室にはしなの鉄道が企画した

 「各駅停車」

 という冊子がおいてありまして、父が今日私用で戸倉駅に立ち寄ってもらってきた2013年秋号にも、有難いことにパル
セイロ情報が見開きで掲載されています。

 12、13ページに情報提供されており、13ページは選手名鑑、12ページには試合の模様とラッピング電車運行の様子
が記されています。

 まだ優勝確定の前に刊行されているので、歓喜の瞬間は冬号でしっかり掲載されるはず、です。

 また選手名鑑では、今季レンタルで移籍してきた青木と岡田、両選手もしっかり登録されていますので、ご近所にしなの鉄
道の駅がある方は、通勤の際に手にとることをお勧めします。

 こうしてみますと

 スポンサーの獲得
 ファンの獲得とグッズ販売
 メディアへの露出

 は地道に、やれることをクラブがしっかりやることで、初めて拡大していくものだと痛感します。

 いきなり連絡も無く

 「こんにちは!長野パルセイロです」

 と元気にあいさつされても、お店としては困ってしまうでしょうし、やはり地域の方やスポンサーの方との出会い、交流無し
に支援を呼びかけるのはマナー違反かと思います。

 実は篠ノ井駅前商店街に

 「オレンジ色のチューリップを植え、皆でパルセイロカラーを用意しよう」

 という企画があります。

 18日が植樹の日で僕は仕事の為参加できませんが、パルセイロが地域活性化の源として認知されつつあることは嬉しい限りです。
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ここでしか手に入らないと言う渇望を利用してみる

2013-11-14 00:43:35 | 日記
 スーパーがせっせとプライベート・ブランド商品を作る理由は何でしょうか?

 答えは西友が流しているコマーシャルの中にあります。

 「皆さまのお墨付きは西友でしか買えません。」

 セブン・イレブンが手掛ける金の食パンという品が大人気だと聞きましたが、大手コンビニエンスストアもよりプライベート・ブラ
ンドの開発に乗り出しています。

 そこには

 「そこでしか買えないオリジナル商品」

 という謳い文句を付けることで、他社との差別化を図るだけでなく、今まで最重要視されていたナショナル・ブランドよりも安いと
いう印象を払拭する為でもあります。

 サッカーではセレッソ柿谷がそうでしょうか。

 ワールドカップが終えるまでセレッソに残留することを表明しましたが、柿谷残留はセレッソにとってファン・プロモーションの企
画が出しやすいですね。

 現在のJリーグで大真面目に

 「天才」

 という言葉を用いられる選手は彼しか見当たりませんし、他の若手にはない拝啓を持つことも、注目が集まる理由です。

 そう、数多くの遅刻を筆頭に生活態度が改まらない彼を、徳島ヴォルティスにレンタル移籍させることで、サッカーで生計を立てる
事を意識させたあの件です。

 柿谷自身がその点を隠すことなく語り、同時に徳島の関係者に感謝を示している。

 こうした

 「山あり谷あり」

 の歩みが彼の本意ではないでしょうが、多くの人間が語ることでファンを魅了している事は間違いないでしょう。

 柿谷本人は今CMの依頼も多く、久々に現れたJリーグのアイコンではありますが、カズやラモスが国内に留まり続けた時代とは
異なりますよね。

 ですからセレッソは

 「柿谷を見るには金鳥スタジアムへ」

 というプロモーションもそうですが、彼が欧州へ進出した後の計画も立てる必要があります。
 
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シャドーに見る限界とトルシエの方法論

2013-11-14 00:26:59 | 日記
 昨日店頭に中近東の方と思われる方がいらっしゃいまして、スーツの相談に乗りました。

 幾つか英語のフレーズも交えましたけれども、彼らの話す速度が速く、正直付いてゆくことが出来ず、シャドーでの練習に限界
を感じました。

 CDで聴く会話中心の英語と、人間が話す生の英語は当たり前ですが隔たりがあって当然であり、回答が記されている教本を頼
みにしても致し方ない面があります。

 トルシエが代表監督の時、やはりシャドーで練習をし続けることに異議があったのも

 「対人プレイ」

 をした方が良いを判断した記者がいた為です。

 トルシエがフラット3を確認、構築する際、相手FWを見立てることなく常にシャドーでスパーリングを行う事に、訝しげな声
が挙がる反面

 「非常に科学的で合理的」

 という声があったことも事実です。

 実際の所、選手たちがどう捉えていたかはわかりませんが、このフランス人がユースと五輪代表から多くの選手を引き抜いたのは、
ある程度場数を踏んだ選手では

 「シャドーだけの飲み込み」

 が難しいと判断した為でしょうか。

 ウエーブの動き
 相手FWとの距離を常に3メートル置く
 フラット3のラインコントロールとライン・ブレイク

 というように、トルシエは戦術の根幹を幾度となく指示しましたが、選手たちは実戦で初めて距離感と守り方を人間相手に行った
わけですから、随分緊張したと思います。

 FC琉球での指揮は中途半端に終わり、カタール代表でも躓いてしまったトルシエ。

 もしかしますとブルキナファソ代表や南アフリカ代表よりも、彼にとって最も優れた選手たちは、あの2002年の日本だったの
かもしれません。

 
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