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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が思うミズノの夢、そしてアディダス

2013-11-17 22:56:03 | 日記
 セレッソ大阪在籍時、香川真司はミズノを愛用していました。

 それはセレッソがミズノから支援を受けており、香川も必然的にミズノを履く事になったのでしょう。

 もし僕が今ミズノの従業員ならば、ため息交じりにこう苦笑していると思います。

 「もし香川君にセレッソ時代、最高の契約をもちかけていたら、アディダスに奪われなかったかなあ。
  香川君が僕たちと契約してくれたなら、本田君と日本代表のダブルエースを確保できたのに」

 そう、契約金とファン・プロモーションには莫大な費用がかかるでしょうが、香川と本田をふたりを同時にスパイク広告で展開
できたら、ミズノにとって最高の形になったのではないか。

 そんな想像ができます。

 両雄並び立たず

 という言葉もありますが。

 今アディダスは当然ですがリオネル・メッシを全面に押し出したキャンペーンを行っていますが、日本向けの広告であれ、香川が
彼と並立していることはやはり凄いことです。

 「ワールドカップ優勝を狙うアルゼンチンのエース」
 「バロンドール4連覇の大偉業」

 という、不世出のメッシ。

 当然香川だって日本と言う範疇を飛び越え、世界的な名声を既に得初めていますが、それでも知名度と実力で捉えれば、メッシに
は勝てません。

 でもアディダスのような大企業からキャンペーンに起用されることは、平凡な選手でないことを意味します。

 ユナイテッドもモイーズ政権が安定の兆しを見せ始め、香川も随分コンディションが戻ってくるようになりましたから、アディダ
スとしても来季のワールドカップに向けて、手ごたえを感じているように思います。

 それはザッケローニ監督の願いでもあるでしょうが。
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混迷が世に現れた時、僕たちはどうすべきか

2013-11-17 22:42:47 | 日記
 1998年以降、日本はワールドカップの常連となり、優勝経験を持つブラジル、アルゼンチン、イタリアからも一目置かれる
存在になりました。

 でも、僕はいつか日本が連続出場が途切れる日がくるかもしれないと認識していますし、例え出場権を得たとしても、圧倒的な
内容では無く

 「息も絶え絶え」

 という形になることも想定しています。

 それは何故かと言いますと、今回ウクライナに0-2で完敗したフランスを見てもわかるように、選手と監督の力だけではもう
どうしようもない事があるためです。

 勿論ウクライナ戦の敗戦は出場した選手、そしてデシャンが責任を背負うべき点は多いですね。

 しかしそれ以上に

 1・リーグの存在意義と空洞化
 2・サッカー協会が個人の利権問題で機能を見失い、権力闘争が起きた場合
 3・過去を振り返った際の育成と代表監督の指名

 など、過去足跡を今まで何とか繕っていることができたが、遂に破綻してその弱点が露呈した。

 今回のフランスの不振は、あながち将来の日本にも襲い掛かる可能性はあります。

 チャンピオンズ・リーグでフランス勢は振るわず、主力が海外でプレイしているという2点は、少なくとも今の日本にも当てはま
りますからね。

 ワールド・サッカーダイジェストでフランスから記事を贈っているフランソワ・ヴェルドネ氏。

 彼の見解では欧州選手権2012の後、少なくともブランが政権を引き続き担う事は可能であったが、協会の会長であるル・グラエ
ットとの折り合いが悪く、デシャン政権に移行したという形になります。

 ちなみにグラエットは

 「レイモン・ドメネクを肥後」

 したことでも知られているとの事。

 これもある種の政争と言えます。

 日本サッカー協会が肥大化していることは間違いないでしょうが、権力闘争があるかどうかはわかりませんが、僕は協会が私利私
欲ではなく、本当に選手とファンの為に汗を流すことを願っています。
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サッカーが語る国と選手の心情

2013-11-17 22:25:42 | 日記
 サッカーの奥深さを感じる瞬間に、心情があります。

 1945年からおよそ70年の月日が経つ今でも、ドイツ対イングランド、ドイツ対オランダの戦いにおいて後者が不愉快
な心情を訴えるのは

 「常にドイツが勝つ」

 からではなく、ナチスに蹂躙、空爆された歴史を持つためです。

 それはチェコとスロバキア、ポーランド、ベルギーも同様ですが、単純に彼らとドイツでは代表、リーグのいずれも力の差
が顕著であり、サッカーで測る物差しに乏しい為でしょう。

 ポーランドからすれば、ポドルスキーにクローゼという素晴らしい素質を持った選手が、ポーランド代表ではなくドイツ代
表で戦っている事は歯がゆいことでしょうが。

 つまり、オランダ、イングランド、そしてドイツは比較的代表とクラブのいずれもが拮抗しているからこそ、戦争という事
実がとりわけ

 「代表戦や欧州選手権での檜舞台」

 で語られると言えます。

 しかし、これが選手がクラブを変える際には、このようなマイナスの心情を感じさせません。

 例えばファン・デルファールトはハンブルク、ロッベンはバイエルン、フンテラールはシャルケで問題なく活躍しています
し、クラブからしても貴重な戦力です。

 彼らにしても、心のどこかでは

 「苦々しさ」

 は感じているのかもしれません。

 しかしクラブとファンのサポートが、マイナスの感情をプラスに変えている可能性はありますし、韓国代表の選手たちが
日本代表を戦う際はあれだけ目くじらをたてるのに、Jのクラブと契約する際は案外涼しい顔をしています。

 南米だとパラグアイはかつてアルゼンチン、ブラジルと領土問題で揉めた過去を持ちます。

 それでもパラグアイの選手たちはリーベルやサンパウロと契約することを躊躇しませんし、良い契約であればメキシコや
ウルグアイに平気で行きます。

 「国旗を背負う事、クラブで責任を背負う事」

 と同列で語る事が無謀なのでしょうが、サッカーは国と選手、それぞれの心情を語る恰好の材料ではあります。
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フランス、瀬戸際での攻防を踏ん張れず完封負け

2013-11-17 01:31:46 | 日記
 ロナウドがどこか泥臭く見えるヘディングでポルトガルを1-0の勝利に導きました。

 しかしスコアは最少であり、次回スウェーデンで開かれるプレイオフ第2戦は、勝利したポルトガルにとっても厳しい内容になる
気がします。

 勿論スウェーデンはホームの大観衆が後押ししてくれるでしょうが、もし終盤まで得点が奪えずスタンドの空気が暗い方向に変化
したならば、彼らの焦りが選手の焦りに伝播するかもしれません。

 そしてスウェーデン以上に厳しい立場なのがフランスです。

 僕はこの試合の映像を見ていませんが、聞いたところによればデシャンはベンゼマをベンチに置き、ジルーを1トップに起用した
4-2-3-1で挑むも、結果はウクライナに

 「0-2の完封負け」

 となりました。

 デシャンは交代枠でナスリとベンゼマを投入したようですが、ウクライナは一定の安全圏には入っていると思います。

 これは近年ディナモとシャフタルがチャンピオンズ・リーグの常連になったこと、そしてドニプロうあメタルツク・ドネツクなど
他のクラブが躍進を遂げている事とも無関係ではないでしょう。

 僕はフランスが躓いているのは、何もデシャン政権だけの問題では無いと思います。

 2010年まで6年間続いたレイモン・ドメヌク、更に遡れば欧州選手権2004を戦ったジャック・サンティニ政権、つまり約
10年前の監督選びと選手起用が、ここまで足を引っ張る形になった。

 そんな気がします。

 2008年の欧州選手権の後、監督交代に踏み切る材料が幾つもあったのですが。

 勿論フランスのクラブがチャンピオンズ・リーグで結果を出していないことも大きいでしょうし、モンペリエとリールの優勝は本当
に素晴らしいと言える反面、マルセイユやリヨンが

 「だらしない」

 という見方もできます。

 もしフランスがブラジル行きを逃したならば、デシャン政権は終わりを告げるのでしょうか。
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