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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

広島DF、念願の日本代表復帰を果たす

2012-08-09 23:44:05 | 日記
 ザッケローニ監督がベネズエラ戦に向けて、広島のDF水本
を召集したことを聞いて、素直に良かったと思いました。

 僕が水本の姿で真っ先に思い出すのは、北京五輪のアジア最終予選
で、黒のフェイスマスクを付けて奮闘している姿です。

 この時既に、彼が敬愛して止まないイビチャ・オシムは脳梗塞に
倒れ、誰もがその病状を心配していました。

 五輪の出場権を国立競技場で手に入れた瞬間、水本は拝むような形で
ピッチに座り込み

 「恩師」

 にその勝利を捧げることで、自身の役目を果たしたのです。

 ジェフからサンが、そしてサンフレッチェと移籍を繰り返したのは、
日本代表に復帰するため、言い換えれば

 「己の存在価値」

 を再度示す為でした。

 今野や栗原の出場停止という他力本願での復帰ですが、それは本当に
些細な出来事です。

 復帰した岩政と共に、ぜひ奮闘してほしいものです。
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日本、初の五輪決勝進出はならず

2012-08-09 02:00:20 | 日記
 メキシコ戦で失点の起点となってしまった扇原。

 もし僕が彼の立場なら、その瞬間から脚に力が入らなくなった
はずです。

 でも交代するまで扇原は、少なくとも外見上では影響を受けて
いないように見られました。

 国際大会ではこうした

 「図太い神経」

 が欠かせません。

 権田がキックではなく、スローインで味方にボールを渡したのは、
前線にボールを蹴ったところで結局は相手に奪われてしまうと判断
したためでしょう。

 ならば多少のリスクはあっても、近い位置の味方に渡し、ビルド
アップして後方から組み立てたほうが良い。

 そう判断しましたね。

 結果はボールを奪われた位置が最悪ということもあり、失点の形に
なりましたが、

 「セーフティ・ファースト」

 の時間で無かった点も影響しているはずです。

 この準決勝でわかったことは

 「トーナメントと各国のリーグ戦での戦い方は異なる。」

 という当たり前の事実を、改めて僕たちと選手が理解することが出来た
点です。

 韓国戦は6試合目の中で最もボルテージが高まる試合になります。
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五輪に絡むスポンサーシップ

2012-08-09 01:47:41 | 日記
 五輪は非常に難しいですね。

 競技の問題ではなく、スポンサーシップを絡めた商業主義に関し
てです。

 お気づきの方も多いでしょうが、サッカーに関して日本代表は移動
の際、アディダスではなくミズノのジャージを着ています。

 つまり、彼らはサッカー五輪代表である前に

 「日本選手団」

 の一員として、支援するミズノのジャージを着用する必要があるわけ
です。

 この取捨選択を間違えると、大きな批判を集めてしまいます。

 アディダスとしては致し方ないとは思っているでしょうが。

 アディダスは北京五輪同様、ジャージから3本戦とヤタガラスを
外し、日の丸を採用するなど工夫をこらしています。

 この細部の違いが、ファンの購買層を高める要因に繋がることが
皮肉ではありますが。

 今のところ、五輪用に開発された「赤」ジャージを本番で着用して
いませんが、3位決定戦で使うのでしょうか。

 韓国も「赤」を用いる国ですが、もし赤ジャージで日本が挑むならば
勝利した際は青以上の鮮烈な記億が残ります。
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