塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ロスタイムの悲喜こもごも

2012-08-14 23:42:24 | 日記
 サッカーではロスタイムに失点する事が多く、歓喜が悲劇に
変わりその逆が起ることも珍しくありません。

 勝ち点3を失った選手は途方にくれ、味方ファンは罵声のひとつ
でも浴びせたいところでしょうが、よく考えて見ましょう。

 サッカーでは終了間際

 一般企業では定時の時刻

 客商売であれば閉店時間

 この「終了まで残りわずか。」という時間は、人間ならば誰しも
が気を緩めて当然の時間ですし、僕のように一日中立っている人間
ならば

 「やっと終わった。」

 と、ようやく一息つけます。

 ですからサッカーでも、「よし!後わずかで勝ち点3だ!!」と
思わずにはいられない選手の気持ち。

 これを甘えという考えでみることも出来ますが、僕は人間ならば
誰もが思う感覚である点は忘れてはいけないと思います。

 だからこそ

 1・味方同士で声を掛け合う
 2・不用意なファウルをしない
 3・日頃から集中力を切らさない訓練を行う

 という予防線を張る事がサッカーでは大切といえます。
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2016年リオに向けて(2)

2012-08-14 01:48:08 | 日記
 男子の場合は、なでしことは選手の召集そのものが異なります。

 五輪予選、本戦共に召集できる選手には年齢制限があり、本大会では
妥協の産物

 「オーバーエイジ」

 がある。

 この現実を今一度振り返る必要があります。

 関塚監督が2010年のアジア大会から、自分の希望する選手を
なかなか召集できず、五輪本番も

 「各クラブから召集できる選手は3名」

 という形で、jリーグとの線引きがなされました。

 僕は2000年のトルシエ政権のように、A代表の指揮官が五輪
代表を兼任する形を再考しても良いと思います。

 今回のブラジルがそうでしたが、結果が伴うかどうかは別物です。

 しかしA代表と五輪代表を兼任する形であれば、上のカテゴリーの
選手が行きやすくなるメリットが生まれ、リーグに

 「お伺い」

 を立てなくとも、より柔軟な選手選考が出来る気がします。

 トルシエ以降兼任する代表監督は存在しませんが、若手の育成と結果
という矛盾が同居する五輪では、この方法論は案外無視できないはずで
す。
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2016年リオに向けて

2012-08-14 01:37:54 | 日記
 もし男女共に2016年の五輪に参加できたならば、その際
は強化策を慎重に練るべきです。

 まずなでしこから見ていきます。

 少なくとも今回の銀メダル以上の成績を得られないなら、周囲
は失敗と捉えるでしょう。

 勿論メダルの獲得は必須でしょうが、その前となる2015年の
ワールドカップに向けて、どのような形を見出せるのか。

 ここが論点になります。

 Uー20代表からも加入する選手が増えるでしょうし、リヨンに
在籍する大滝のように、

 「なでしこリーグ」

 を経由せず、単身欧州に渡る選手も増えるはずです。

 いきなり世代交代を焦るよりは、澤や安藤の力を借りながら、
緩やかに新戦力をかみ合わせてゆく方が効果的だと思います。

 と言いますのも、今回の五輪と昨年のワールドカップは、北京
五輪の代表選手が軸でした。

 つまり骨格はある程度固まっていた形でした。

 背骨が強かったからこそ彼女達は安定した戦いができた。

 佐々木監督の続投か、新監督招聘かはまだわかりませんが、闇雲
に選手を入れ替えなくて良い強さが、今は備わっています。
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