塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ビッグクラブの存在意義(2)

2012-08-01 23:22:37 | 日記
 ユヴェントスに限らずビッグクラブは

 「リーグとチャンピオンズ・リーグの掛け持ち」

 が基本と成る為、リーグ戦では主力を温存することもあれば、リーグ
の一試合に全てを賭けることもしません。

 このあたりは、漫画「龍時」の中で描かれていた、レアル・マドリーと
通じますね。

 対戦相手は死に物狂いで向ってきますし、勝てば金星としてその活躍が
語られますから。

 今J1は4つの階級に分別されるはずです。

 1・残留が最高の結果
 2・中位を確保して賞金を得る
 3・チャンピオンズ・リーグへの出場
 4・リーグ優勝とチャンピオンズ・リーグへの出場

 こうした階級別の目的が日本でも芽生えつつあることは、市場が成熟してきた
証拠だと思いますし、いずれ日本でも

 「ジャイアント・キリング」

 の場面が見られるはずです。

 知恵を絞って補強をしたクラブが、金持ちクラブを倒す痛快さが、サッカー
の醍醐味でもありますから。
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ビッグクラブの存在意義

2012-08-01 23:16:54 | 日記
 観客動員と経済効果だけで判断すれば、浦和レッズは充分
ビッグクラブだと思います。

 でも、ぼくはまだJ1にはビッグクラブは存在しないと考えて
います。

 1990年代のイタリアでは、それまでの低迷期から完全に脱却し
たユヴェントスが、桁外れの強さを見せていました。

 デシャン、ジダンといった外国籍の選手だけでなく、数多くのイタ
リア代表選手を揃え、1996年には2度目となる

 「欧州制覇」

 を成し遂げます。

 彼らの前ではインテルとミランですら劣勢にたたされる事が多く、以後
ズネスク・ゼーマンが

 「ドーピングをしているに違いない」

 という見解を出したくらいでした。

 この当時、ユヴェントスは既にカルチョ・ポリに手を染めていたと
いう話もありますが、対戦相手は王者を倒す為に、まさに

 「死に物狂い」
 
 で戦ってきました。

 この対戦相手が

 「何が何でも彼らを打ち負かし、勝ち点3を奪ってやる!」

 という覇気を得られるクラブが、まだ日本には存在しないと僕は思って
いますが、近いうちにこの問題されることを期待します。
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五輪代表が手にした最大の収穫

2012-08-01 01:14:52 | 日記
 現在の五輪代表は、2年後のブラジル・ワールドカップよりも、
むしろ6年後のロシア大会が一番充実した時期になります。

 ワールド・サッカーダイジェストは、2004年の欧州選手権
開催の前に

 「全てはユーロ96から始まった。」

 という題名で、フランスとチェコ、ポルトガルの3カ国の8年間
の歩みを特集しています。

 (この号は2003年11月6日になります。)

 もし、日本が2018年で好成績を得たならば、

 「2012年の五輪の影響が大きかった。」

 と捉えられるに違いありません。

 予選グループを突破した最大の収穫は、スペインに勝ったことでは
ないでしょう。

 僕が思う最大の収穫とは、経験できす試合数の多さであり、より重圧
のかかる舞台で試合が出来ることです。

 ワールドカップもそうですが、より球際の強さと正確なパス捌きが求められ
る機会が得られたことは、選手達にとって最高の名誉だと思います。

 ホンジュラス戦の成績にもよりますが、ベラルーシ、ブラジルのいずれに
しても選手達はやる気に満ちているはずです。
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南アフリカ戦で見せた佐々木監督の心情

2012-08-01 01:08:06 | 日記
 「佐々木監督が示した親心」

 南アフリカ戦のなでしこの戦いぶりを見た、僕の印象がこの
言葉です。

 監督が決勝トーナメントに向けて、随分と選手を入れ替える事は
予測できましたが、GKを含む7選手とは思い切ったことをすると
思えました。

 逆に言えば、この南アフリカ戦でしかリザーブの選手を起用できる
機会が訪れないと判断したのかもしれません。

 海堀にしても丸山にしても、監督の気持ちは有難かったと思います。

 佐々木監督は

 「ここにいる18人の選手、誰が欠けても損失なんだ。」

 という伝言を、選手を含む内外に伝えたかったのだと思います。

 事実、2005年から06年までの日本代表は、どうしても選手の先発
が固定されすぎ、リザーブの選手がその待遇に耐えられないという姿が
ありました。

 やはりベンチから試合を眺めていることと、試合で体を動かしているので
は、雲泥の差がありますから。

 グループリーグと決勝トーナメントは当然雰囲気、そしてボールの重みが
異なります。

 しかし、試合出場という免疫が出来た事は、南アフリカ戦の収穫と捉えて
良いでしょう。
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