横浜のシネマジャック&ベティでの「柳下美恵のピアノ&シネマ2024」最終日、永田雅代さんと伺い、初めて見る2本の作品を楽しみました。
『不思議な舞踏会』(1933)は、フランスのラディスラフ・スタレヴィッチによる人形アニメーション。
原題は悪魔の舞踏会。よく作り込まれた超シュールな世界でした。
『空想の旅』(1926)は、ルネ・クレール監督作品の中ではあまり知られていないレアな作品。
ハリウッドの大資本による完成された冒険ファンタジーやコメディとはまた違う、サイレント期のルネ・クレールらしい、ドタバタ✕コメディ✕シュールなファンタジーでした。
蝋人形館の人形の中に『キッド』のチャップリンとジャッキー・クーガンがいて、あら!と思っていたら、そのチャップリンが、ギロチンにかけられる主人公を危機一髪で救うシーンが。
チャップリンとルネ・クレールが互いに意識しあい影響を受け合っていたことを思い、柳下さんのピアノ演奏とともに面白く拝見しました。
澤登翠先生もいらしていてご挨拶ができ、お元気でいらしてほっとしました。
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▲喜劇映画研究会の新野さんと永田さんと!
その後、5月6月の活弁シネマライブ「ニーベルンゲン」『ジークフリート』『クリームヒルトの復讐』の、白井佳夫先生の解説収録へ。
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そして活弁ワークショップとサイレント映画三昧の一日でした!
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