真岡日記

真岡、塩原のお知らせです

老人の旅 ② ー 祈る心に薫風

2024-05-15 18:43:29 | 旅行

 旅行2日目は芦ノ牧温泉から始まった。早朝の朝湯から朝食と優雅な時を過ごした。朝食会場には団体客は無く夫婦連れが多かった。コロナ禍以降この傾向らしい。

 9時にホテルを出発し、三観音の内の中田観音を拝観した。ここでも我々と同じ年配者が三々五々参拝に来ていた。心中は分からないが、安心しての冥途への旅を願っての参拝だろうと想像した。

 この中田観音の後は最後の三観音霊場の1つ立木観音を参拝した。昼食と次の見学地鶴ヶ城への途中、春日八郎の生誕地にある春日八郎記念館を訪ねた。記念碑の前に立つと「別れの一本杉」の曲が流れてきた。また、隣接する記念館には春日八郎の曲のカラオケが準備されていた。地元の英雄を称賛する地域の心に打たれた。会津坂下から会津若松への道中から望む雪に覆われた飯豊連峰磐梯山の勇姿は道中を彩ってくれていた。

 2日目の昼食地と見学の予定されていた会津鶴ヶ城を見学した。何度も来ている場所ながら、ここでも現在の天守の位置と当時の天守の位置に違いがある等新しい発見があり興味深く見学して回った。

 鶴ヶ城の後は最後の見学地奇岩奇勝の塔のへつりを見学した。ここへも数回来ているが何回来ても新しい発見がある。今回はへつりへの吊橋上から近辺の名峰「小野岳」の雄姿が眺められた。この小野岳は数年前今回の同行者と山頂を極めた山でもある。

 この見学地の後は一路会津田島経由で三依、五十里湖、鬼怒川、氏家を通り真岡への帰路だった。天候を心配しながらの一泊2日の旅だったが気心の知れた仲間との旅は格別である。

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