旅行最終日は、ホテルから近い順に石山寺、三井寺、延暦寺というルートで予定した。帰りの京都駅発の新幹線までの時間を逆算しながら、京都で1カ所ぐらい観光したいという思いだった。
石山寺、三井寺(園城寺)とも真言宗の大本山、天台寺門宗の総本山というだけあって、巨大な伽藍であり、さらに特別公開の箇所などもあり、1時間ほどの拝観時間では収まらなかった。両寺ともかつて拝観したような記憶はあるが記憶は遙か飛んでいた。この日もツアー旅行とは異なる飛び込みの見学箇所が入った。
紫式部ゆかりの寺であり、国宝の多宝塔、石山寺の名称の元ともなった天然記念物の白い硅灰石などたくさんの見所があった。石山寺の次は、芭蕉が4ヶ月の長きにわたり逗留した幻住庵だった「先づ頼む 椎の木も有り 夏木立」の句の背景の分かる庵だった。
幻住庵の後には三井寺を拝観した。この三井寺も広大な伽藍であり、さらに唐院伽藍や三重塔内部などの特別拝観もあり興味深かった。ここ、三井寺の三重の塔で拝観した釈迦三尊の美仏さは感動ものだった。三井寺の後は比叡山延暦寺へ向かった。
比叡山へは、琵琶湖を左右に見ながらドライブウェーを快適に向かった。延暦寺へは根本中堂のある東塔へは、たびたび訪れていたが、今回比叡山最古の建造物である釈迦堂の御本尊が33年ぶりにご開帳されているので拝観してきた。この釈迦堂内にあった仏像群の迫力に驚かされた。
その後、全面改装している根本中堂を拝観して「不滅の法灯」をみたりした。
延暦寺参拝の後は、紅葉の名所と国宝の黄不動で有名な曼殊院を参拝し、京都駅への道を急いだ。京都は紅葉真っ盛りということで京都の道は混雑の極みで8㎞程の道のりを2時間近くかかり、レンタカーを返却し、新幹線に飛び乗るようなことになってしまった。
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