益子には、たくさんの友人がいる。その中でも最近疎遠になっているが、40年来のつきあいになる方がいる。81歳になるが、今も益子焼の窯元の主人として活躍している。
毎年のように5月末から6月初めにかけて、サツキを見学させてもらって、とりとめのない話をして命の洗濯の一助にしてきた。今年も、サツキには遅くなってしまったが、大震災のお見舞いを兼ねて伺った。
世間話、写真の話、益子焼の話、書の話、庭木の話、酒の話等話題は尽きなかったが、3時間ほどでお暇した。最近、印刷屋さんからの要望で、写真集を非売品で発行したようだ。昔から見慣れている写真ではあるが、その写真集を頂いてきて改めて見てみると、やはり接写にかけては、どんな著名な写真家よりも素晴らしいものだと実感する。
縁側に置かれた益子焼にさりげなく挿された花、81歳になってもその感性は健在である。
思い出を語る口調に サツキ散る






