10月中旬になって、ヒイラギの花がさいた。
毎年そうだが、金木犀の自己主張の強い匂いが過ぎて一週間もすると、ヒイラギの匂いが漂う。
ヒイラギの匂いは、金木犀の様な頭痛がするような強烈な匂いなどなく、いかにも自然で上品な匂いが漂うから気に入っている。
毎年、ヒイラギの木一面に白い花が咲いた事を、匂いですぐ分かのだが、今年は匂いが余りなく気が付かなかった。
花の数がパラパラで、しかも東側の上部に咲いているだけだった。
ヒイラギはキンモクセイと近い仲間でありながらトゲトゲの葉そのものが目立つが、よく見ると、
純白の花には何とも言えない清楚な美しさがあって、ほのかな香りとともに捨てがたい魅力でもある。
「玄関横のヒイラギ」
ヒイラギもここの住民になって23年程経つ。
家を建ててから、玄関脇に植木を植えるべく近くの植木屋周りをしていたのだが、
近くの大久保松陰にあった、山口造園の傍をたまたま通りかかったところ、
丸く剪定されたヒイラギが2本程あって、気に入った一本を購入した。
ついでに、家の周りを囲む植木数本ともまとめ買いした。
ヒイラギには棘があるので、古くから邪鬼を払うと教えられたので玄関脇に植えることにした。
満まるに剪定した植え木が欲しかったので、丁度良かった。
大きくなり過ぎないように毎年二回剪定するが、それでも直径2.5m、高さも3m程になっている。
玄関の主木であるバベと見比べても見劣りしないので気に入っている。
でも、害虫に気をつける必要がある。
テントウムシに良く似たハ虫に食害され易い。
春に新葉が出始める頃になると、葉の裏から幼虫が入り込み食害され、葉っぱを丸めて新芽を潰してしまう。
食害された葉は枯れたり、食されたまま葉は成長しない。
従って、春の幼虫の食害前に、スミチオンで葉の消毒を毎年欠かせない。
元カワサキの契約ライダーの山本です。
私が初めてヒイラギのほのかな香りを知ったのは、道路前の隣家の木でした。
日本酒の蔵元が3軒もある村で育った私には木の下で誰かが酒瓶を割ったんでは無いかと思われる様なアルコールの匂いがほのかに漂よい不思議と辺りを見回しました。
その時に頭上に花が咲いていたわけです。
おっしゃる通り金木犀よりソフトですが、枯れた落ち葉の棘は自転車もパンクさせますのでご注意を!
昨日は良いレースを見せて頂きありがとうございました。
こんな楽しみもあるんだと思い、大事にしていかねば思った次第です。
レースもさることながら、更にビックリしたのは、60おじさんが「いなみのため池ミュージアム」の副会長であることを知った事です。
私もため池回りで季節の移り変わりを楽しんでいます。
また、お会いしたいものです。