モミジアオイが咲き始めた。
この花が咲くと、一気に夏になった気分になる。
庭に植えているモミジアオイは、故郷 島原の生家にあった根を分けてもらったもので、彼此20数年になる。
冬場を過ぎて春先の芽が出始めた頃のモミジアオイを郵送してもらい、庭に移植したので、島原の物とは根が繋がっている。
ハイビスカスと同属の植物なので花姿はよく似ているが、此方の方がシャンとしていて凛々しい感じがする。
その昔、大きなハイビスカスを友人が転居する際に貰って育てていたが、気温に敏感で冬場の育て方を誤り枯れてしまった。
それに比べれば、モミジアオイのほうがはるかに育てやすいし、この神戸の気候にも合っているのか、宿根草なので同じ場所に芽を出し、この季節に立派な花を咲かせる。
5枚の花びらを持ち大きさは径15cm~20cm、色は鮮やかな緋色、表面に光沢がある。
朝咲いてその日の夕方にはしぼんでしまう短命な花だが、蕾が多くつくのでシーズン中は休みなく次々に咲く。
咲き終わり、上手くいくと種が出来、この種を蒔くと芽が出て成長する。
しかし、花が咲くまでには数年かかる。
こうして種を、近所に配って育てて貰ったものが同時期に咲いている。
モミジアオイには、実は虫の幼虫がよく住み着く。
葉に糸を蒔きつけては丸めて枯す、蕾に住み着いては花芽をポトンと落とす。
だから、適当な大きさに伸びるころになると、虫の幼虫を見つけたら潰す。
ヒイラギの新芽にテントウムシの幼虫が住みつくのと同時期に、ヒイラギとモミジアオイをスミチオンで消毒する場合もある。
でも、近くに野菜もあるので極力消毒しなくて済むように、毎日幼虫が住み着いていないか点検するのも日課のうち。
今年、モミジアオイの傍に昨年おちた朝顔の種が芽を出し、朝顔とモミジアオイが同時期の朝に咲いた。
モミジアオイの茎に朝顔の茎が蒔き付いて、モミジアオイが負けるかなと心配したが、どうして立派に共存している。
朝起きて朝顔が咲いていると、一瞬、ホットとした癒しの気分になる。
カノコユリも咲き始めた。
ユリの仲間では最も美しい種類の一つだそうだ。
その美しさは、ヨーロッで一大センセーションを巻き起こし、花弁が宝石に例えられたり、「美しさにおいて最高の花」とまで激賞されたとある。
以前、庭に植えていたオニユリを野々池に移植してしまったので、同じ場所にカノコユリを植えた。
確かに、見事な咲きっぷりで、九州の市町村の花に指定している処もあると聞くと、納得できる。
まさに、妖艶な夏の花の女王、存在感が際立つ。
オニユリの欄で記載すべきだったが、カノコユリの欄で書いておこう。
ユリの母国と言われているのは、実は日本。欧州で原産しているのはたった5種類ほどだそうだ。
日本には多数の美しいユリが原産し、1829年、シーボルトが日本から球根を持ち帰って、世界のユリは、その種類を増やしたと言われている。
この花が咲くと、一気に夏になった気分になる。
庭に植えているモミジアオイは、故郷 島原の生家にあった根を分けてもらったもので、彼此20数年になる。
冬場を過ぎて春先の芽が出始めた頃のモミジアオイを郵送してもらい、庭に移植したので、島原の物とは根が繋がっている。
ハイビスカスと同属の植物なので花姿はよく似ているが、此方の方がシャンとしていて凛々しい感じがする。
その昔、大きなハイビスカスを友人が転居する際に貰って育てていたが、気温に敏感で冬場の育て方を誤り枯れてしまった。
それに比べれば、モミジアオイのほうがはるかに育てやすいし、この神戸の気候にも合っているのか、宿根草なので同じ場所に芽を出し、この季節に立派な花を咲かせる。
5枚の花びらを持ち大きさは径15cm~20cm、色は鮮やかな緋色、表面に光沢がある。
朝咲いてその日の夕方にはしぼんでしまう短命な花だが、蕾が多くつくのでシーズン中は休みなく次々に咲く。
咲き終わり、上手くいくと種が出来、この種を蒔くと芽が出て成長する。
しかし、花が咲くまでには数年かかる。
こうして種を、近所に配って育てて貰ったものが同時期に咲いている。
モミジアオイには、実は虫の幼虫がよく住み着く。
葉に糸を蒔きつけては丸めて枯す、蕾に住み着いては花芽をポトンと落とす。
だから、適当な大きさに伸びるころになると、虫の幼虫を見つけたら潰す。
ヒイラギの新芽にテントウムシの幼虫が住みつくのと同時期に、ヒイラギとモミジアオイをスミチオンで消毒する場合もある。
でも、近くに野菜もあるので極力消毒しなくて済むように、毎日幼虫が住み着いていないか点検するのも日課のうち。
今年、モミジアオイの傍に昨年おちた朝顔の種が芽を出し、朝顔とモミジアオイが同時期の朝に咲いた。
モミジアオイの茎に朝顔の茎が蒔き付いて、モミジアオイが負けるかなと心配したが、どうして立派に共存している。
朝起きて朝顔が咲いていると、一瞬、ホットとした癒しの気分になる。
カノコユリも咲き始めた。
ユリの仲間では最も美しい種類の一つだそうだ。
その美しさは、ヨーロッで一大センセーションを巻き起こし、花弁が宝石に例えられたり、「美しさにおいて最高の花」とまで激賞されたとある。
以前、庭に植えていたオニユリを野々池に移植してしまったので、同じ場所にカノコユリを植えた。
確かに、見事な咲きっぷりで、九州の市町村の花に指定している処もあると聞くと、納得できる。
まさに、妖艶な夏の花の女王、存在感が際立つ。
オニユリの欄で記載すべきだったが、カノコユリの欄で書いておこう。
ユリの母国と言われているのは、実は日本。欧州で原産しているのはたった5種類ほどだそうだ。
日本には多数の美しいユリが原産し、1829年、シーボルトが日本から球根を持ち帰って、世界のユリは、その種類を増やしたと言われている。