野々池周辺散策

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2024大相撲初場所、優勝は照ノ富士

2024-01-29 07:03:42 | スポーツ
大相撲初場所は2敗同士の 横綱 照ノ富士と関脇琴ノ若の 決定戦を照富士が制し9回目の優勝。この日、琴ノ若が翔猿 を破り2敗を堅持。千秋楽の一番、照ノ富士と大関霧島の一番を注目して見ていたが、照ノ富士は霧島を難なく寄り切って勝った。最後の勝負は2敗同士の照富士と琴ノ若の一番となった。琴ノ若もいい立ち合いだったが、組んだら、やはり照ノ富士の地力が一歩優れていた。これで9回目の幕内優勝となった。
  
  「優勝決定戦、照ノ富士が勝った:NHK」
当初、初場所に出場するか否か態度を表明していなかった横綱照ノ富士だが、初日の前日、出場することになった。腰の悪化が治りきっておらず、悩んだようであったが、先場所後の横審コメントもあってか、出場した。しかし体調は万全ではないようで、不安ありきの出場のようだった。その照ノ富士、初日の相手は小結宇良、照ノ富士の下に潜り込んだ宇良の左手を折れんばかりの強引な相撲で勝ちはしたが、しかし、二日目、今場所平幕筆頭に落ちた若元春に上手く相撲を取られ、まわしが取れず防戦一方で、1分40秒超えの長い相撲の末、最後は若元春の寄りに棒立になって土俵を割った。完敗。2日目で早くも黒星。新聞は、土俵下におりた照ノ富士は激しい呼吸で腹が波打ち、風呂から上がった照ノ富士の荒い息づかいのままだったと書いているが、この相撲で、照ノ富士も攻略方法がはっきりしたので、今場所は苦戦するのでと、序盤戦を見ての印象だったが、結局2敗を喫したものの、持ち前の力強い相撲で勝ち進み、初場所も終わってみれば、照ノ富士の怪力の健在さが際立っていた。

序盤戦、三人の大関が好調にスタートし潰しあいを期待したが貴景勝 と豊昇龍は途中休場。今場所優勝すれば横綱がみえていた霧島は後半戦に負けが込み11勝4敗となって、来場所の横綱昇進は多分、消えた。

優勝争いの首位に並んでいた朝乃山は玉鷲戦で右足首を負傷し、翌日休場で再出場するも千秋楽の一番も粘りがなく関脇 大栄翔に負けて9勝3敗3休となったが、大栄翔の一番に勝っていたら二桁の勝りで、三役昇進もあったろうにもったいない負けだった。期待の大の里は横綱、大関には一勝もできず、残念。もっと踏み込みを素早く強く当たっていかないと勝てないと思う。これも経験値を積んでいけば早晩解決してくるはだから、来場所に期待できる。若手の期待の星と言われている、熱海富士 と豪の山には残念な結果となったが、何か相撲に落着きがなくちゃらちゃらしている印象を持った。
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