琴ノ若の大関昇進が決まった。
NHKは31日、「日本相撲協会は31日に臨時の理事会を開き、初場所で13勝をあげた琴ノ若の大関昇進を決めました。新大関が誕生するのは去年7月の名古屋場所後に昇進した豊昇龍以来で、千葉県出身力士では69年ぶりです」と報道した。
「NHK」
琴ノ若の相撲は、先場所及び先々場所 から、それまでと違い大きく飛躍したように感じた。どっしりした相撲になって不安感が消えた。今、若手力士のNo1だと思うが、この年代層は将来性抜群の力士が多く、例えば、大の里、熱海富士、豪の山にも大いに期待している。しかし、熱海富士、豪の山のここ2場所の相撲には何か相撲に落着きがなくちゃらちゃらしている印象で、がっかりしている。以前の琴ノ若もそんな印象の相撲を取っていたが、ここ2場所は明かに違って、落ち着き感が増し力強い相撲へと変わった。大の里も来場所、幕内上位に上がるが、熱海富士、豪の山のようにならないようにしてもらいたい。また、琴勝峰 や王鵬 も素晴らしい素質を持った力士なのに、伸び悩んでいる。若手の彼らが勝負に対する意識を変え、勝つことに飽くなき執念をもって日頃の鍛錬から行ってくれば相撲界はもっと人気が高くなると思う。