「産経新聞ネット」
1月8日、田中角栄元首相の自宅だった目白台の屋敷が全焼したと多くの新聞が報道していた。
産経ネット誌は「警視庁などは9日午前、現場の実況見分を始めた。出火当時、敷地内には田中真紀子氏と夫の直紀元防衛相(83)の2人がいたが、いずれも避難して無事だった。真紀子氏は警視庁に対し、「線香を上げた後に家を出たが、ガラスが割れるような音が聞こえ、気づいたら火事が起きていた」と話しているという。警視庁幹部によると、8日の火災で、木造2階建て住宅約800平方メートルが全焼し、敷地内の平屋住宅の窓ガラスなども焼けた」と報道している。10日の神戸新聞は火元を線香に特定したと報道している。
で、線香の消し忘れで火災が発生しうる可能性が本当にあるのか気になって探していたら、「当初、線香で家が全焼することが起こりうるのか合点がいかず、ローソクの消し忘れではないのかと個人的は思っていたが、真紀子氏のコメントではローソクの消し忘れではないと言う。我が家のお線香で火事になりかけたお話。 1本目が灰の中でまだ燃えてる事に気が付かず、同じところにお線香を刺すと、下 か ら 燃え始める可能性があるんですよね」、という記事があった。なるほど、この火災発生メカニズムは、線香が火事に発展する可能性なるを示唆しており、大いに参考になった。
この記事に関する関連コメントも非常に参考になる。
★「几帳面に同じ位置に線香を立てる人は、こういう事にならないように意識して線香を立てる位置をずらさないと。折れた線香が座布団の上に落ちてまじで火事になりかけた原因がこれだったんだ!」
★「実際にうちでもこれやって、あわや大火事にって経験があります。 今は線香真ん中から折って差すんじゃかく寝かすようにしてます。自分は、婆様から「線香は2つに折って、中に収まるように寝かして置きなさい」と幼稚園上がる前から教えられてたから、そういう火事の事例とかを知ってたりしてたのかな…とも思ったり。「線香は立てる」というのが宗派的なものもあるかもしれないけど」
★「浄土真宗だとお線香二つ折りにして寝かせてあげるんだけどひょっとしたらこういうの対策の側面もあるのかしらん(多分違う)」
★「 なんで線香消し忘れで火事になったのかスゲー納得
今住んでる家は浄土真宗やから線香を倒して燃やしてるんやが、宗派以外にも意味有る行為やったんやな・・・(汗) 」
等々あり。