野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

RACERS vol17 予告編

2012-09-13 16:40:13 | モータースポーツ
 *このブログは9月6日朝に投稿すべく用意していたが、当日パソコンのHDDが破損し修理。13日回復したので投稿することにした。

   「RACERS vol17」

「RACERSブログ」を呼び出したら、「次号の予告編」があった。これは非常に興味ある特集号を組んでくれた。「RACERS」の本は、ロードレースマシン主体に特集するのかと思っていたら、そうでもないらしい。編集長は基本的にモトクロスマシンにも興味あるようだが、ロード主体の方が販売数が稼げるから仕方無いらしい。

編集に関わる人達の心意気、モトクロス大好きの心意気、それはそうだろう。モトクロス程人間味溢れるマシンは無いし、海外のモトクロス文化をみると、これ程家族の絆を感じさせるスポーツはない。だから、アメリカではオフロードに関する雑誌の種類の多さにビックリする。

               「ホンダRC250MA]

それでも、ホンダオートマチックミッション車を取上げてくれた。 ・・・万歳!!

       「Facebook投稿写真」


「RACERS」ブログから転載・・・愉快な文章を書くもんだ。
オートマの技術に関しては、当時ライバルメーカーも興味津々。「ほら、こんなふう」
「見たい!」「でも、ヤマハファクトリーとしてのプライドもある」
「あ~、でも見たい……」とは、もちろん脚色ですが、彼らが見つめる先にはオートマRCがありました。
 また、スズキとカワサキは、「一緒に行って、堂々と見ましょうよ」と言ったかどうかは分かりませんが、
 絵的には誘い合ってホンダのピットを視察』

 
    

「RACERS」にはレースマシンを取り巻く人間模様を掘り下げて登載するので、毎号楽しみにしている。
そのなかでも、次回号はマシンの心臓部に纏わる人間模様が読めそうだ。

現役時、油圧ポンプを活用したバタリーニミッションに興味があって、この機構を使ってオフロードマシンの特徴をより出せるマシンを研究していた時期もあった。バタリーニはもともと低速域の伝達効率は悪いのだが、ホンダオートマRCはその欠点を改良したHFT機構を使っているらしい。油圧だけで動力を伝達するHSTや油圧ポンプに速速機内の斜板ピストンや遊星歯車を活用して伝達効率を向上させHFT・・・面白そうだ。こんなメカニズムをみると、現役時の沸々とした思いを思い起こさせるから楽しいし、これは素晴らしい。

ところで、山海堂の「内燃機関」が廃刊になり、次に登場して好評だった「エンジンテクノロジー」も廃刊となって、内燃機関研究者が気楽に研究論文を発表できる機会が非常に少なく、寂しくなっていたところだ。この「RACERS」が持つ、開発者の人間模様に、「内燃機関」が持つ論文内容も加えた本が完成すると、より上質な本が完成する様な気がする。
コメント
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