はやぶさファイナルラン、定刻通り博多駅を出発…したところで、非常事態発生!
赤間~東郷間で下りの貨物列車が人身事故とのことで、はやぶさも千早駅に停車しています。
かなり遅れそうです。ファイナルランなのに、何て事だ。
赤間~東郷間で下りの貨物列車が人身事故とのことで、はやぶさも千早駅に停車しています。
かなり遅れそうです。ファイナルランなのに、何て事だ。
遂に、明日。「はやぶさ」が羽ばたき、飛び去ります。
既に、熊本駅からも東京駅からも、発車する「はやぶさ」はあと1本を残すのみ。
明日、ファイナルラン。
僕も明日、熊本駅から最後の「はやぶさ」9042列車に乗車します。
最後の前の晩に、ちょっと想い出に浸ってみましょうか。
暫しお付き合い下さい。

九州内で「はやぶさ」を牽く機関車ED76には、前後に「はやぶさ」のヘッドマークが掲出されていたので車内からもそれを眺めることが出来た。
ブルートレインの誇り、そして九州の鉄道の誇りである手作りの「砲弾型ヘッドマーク」が赤い機関車の顔に輝く。

夕闇迫る九州最後の停車駅・門司で発車を待つ。
先頭に立つ機関車は交直流用機関車EF81-400。総延長千キロを超える「はやぶさ」の旅路で、関門トンネルを越える僅か1駅間のみ登場する異色の機関車にはヘッドマークすら掲出されないが、
九州と本州の電化方式の違いを繋ぎ、尚且つ、老朽化し海水が容赦なく滴る過酷な海底トンネル区間を乗り越えるという重責を担う。
交直双方の電装を強固な耐塩塗装で固めたこの機関車無くして「はやぶさ」は熊本―東京間を走破することは出来ない。

「はやぶさ」は門司駅で大分からやって来る僚友「富士」の到着を待ち、連結され1つの列車となり東京を目指す。
「富士」を連結するための門司駅での30分間の大休止、乗客は特例で駅の改札を出ることが許されるので、寝台車での夜に備えキオスクやコンビニで食糧や酒を買い込んだり或いは駅周辺を散歩したりと思い思いに過ごす。
「富士」の連結も完了し、信号が変われば本州へと出発だ。

東京駅発の下り「はやぶさ」は、夏の頃は瀬戸内海で朝を迎える。
波静かな夏の朝の海は、早起きの乗客の特権だ。

寝台車のドアが開き、乗客を旅へと誘う。
でもこの時、僕たちはまだ知らなかったんだ、ブルートレインに乗って旅に出ることが適わなくなる日がやがて来ることを、
「はやぶさ」が想い出のかなたに消える日が来ることを…

さよなら、僕のブルートレイン。
さよなら、僕の「はやぶさ」。
僕はまた旅に出るよ。僕に旅の素晴らしさを教えてくれたのは、ブルートレイン「はやぶさ」なのだから。

画像提供:JAXA/ISAS
…そして、僕はいつか「はやぶさ」と再会するような気がしてならないんだ。
そう、例えば…宇宙の彼方の、「星の王子さま」の棲んでいそうな小さな星とかで、ね。
その時、「はやぶさ」は宇宙を旅する小さな船の姿をしているんだ。
既に、熊本駅からも東京駅からも、発車する「はやぶさ」はあと1本を残すのみ。
明日、ファイナルラン。
僕も明日、熊本駅から最後の「はやぶさ」9042列車に乗車します。
最後の前の晩に、ちょっと想い出に浸ってみましょうか。
暫しお付き合い下さい。

九州内で「はやぶさ」を牽く機関車ED76には、前後に「はやぶさ」のヘッドマークが掲出されていたので車内からもそれを眺めることが出来た。
ブルートレインの誇り、そして九州の鉄道の誇りである手作りの「砲弾型ヘッドマーク」が赤い機関車の顔に輝く。

夕闇迫る九州最後の停車駅・門司で発車を待つ。
先頭に立つ機関車は交直流用機関車EF81-400。総延長千キロを超える「はやぶさ」の旅路で、関門トンネルを越える僅か1駅間のみ登場する異色の機関車にはヘッドマークすら掲出されないが、
九州と本州の電化方式の違いを繋ぎ、尚且つ、老朽化し海水が容赦なく滴る過酷な海底トンネル区間を乗り越えるという重責を担う。
交直双方の電装を強固な耐塩塗装で固めたこの機関車無くして「はやぶさ」は熊本―東京間を走破することは出来ない。

「はやぶさ」は門司駅で大分からやって来る僚友「富士」の到着を待ち、連結され1つの列車となり東京を目指す。
「富士」を連結するための門司駅での30分間の大休止、乗客は特例で駅の改札を出ることが許されるので、寝台車での夜に備えキオスクやコンビニで食糧や酒を買い込んだり或いは駅周辺を散歩したりと思い思いに過ごす。
「富士」の連結も完了し、信号が変われば本州へと出発だ。

東京駅発の下り「はやぶさ」は、夏の頃は瀬戸内海で朝を迎える。
波静かな夏の朝の海は、早起きの乗客の特権だ。

寝台車のドアが開き、乗客を旅へと誘う。
でもこの時、僕たちはまだ知らなかったんだ、ブルートレインに乗って旅に出ることが適わなくなる日がやがて来ることを、
「はやぶさ」が想い出のかなたに消える日が来ることを…

さよなら、僕のブルートレイン。
さよなら、僕の「はやぶさ」。
僕はまた旅に出るよ。僕に旅の素晴らしさを教えてくれたのは、ブルートレイン「はやぶさ」なのだから。

画像提供:JAXA/ISAS
…そして、僕はいつか「はやぶさ」と再会するような気がしてならないんだ。
そう、例えば…宇宙の彼方の、「星の王子さま」の棲んでいそうな小さな星とかで、ね。
その時、「はやぶさ」は宇宙を旅する小さな船の姿をしているんだ。
2ちゃんの「はやぶさスレ」では以前から話題になっていたプラネタリウム作品「全天周映像HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」がいよいよ公開されるようですね。
小惑星探査機「はやぶさ」の大冒険が超美麗画像でプラネタリウムに描き出されるなんて、これは楽しみ!
公式ホームページではリンクバナーまで用意されていたので、これは「リンクしちゃってもOKよ」という意向と判断してリンク張っておきます(笑)
全天周映像HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-
公式ホームページ、めちゃくちゃカッコいいです。
「はやぶさ」の珠玉のイメージビデオ「祈り」のCGを製作したLiVE社による作品なので、映像のハイクオリティな仕上がりにも期待大ですね。
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」、今月末から大阪、東京で試写会が開かれるようで、その後は順次全国で公開となるようです。
…でもなぁ、僕の地元熊本ではいまだに「銀河鉄道の夜」も公開予定がない位だから、多分公開されないだろうなぁ。
仕方がない、日本科学未来館あたりまで観に出かけるか、ブルートレインに乗って…って、気が付けば寝台特急「はやぶさ」は明後日で廃止じゃないかーーー!!!
「はやぶさ」に乗って「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」を観に行きたかったが、今となってはそれも叶わぬ夢…哀しい。
小惑星探査機「はやぶさ」の大冒険が超美麗画像でプラネタリウムに描き出されるなんて、これは楽しみ!
公式ホームページではリンクバナーまで用意されていたので、これは「リンクしちゃってもOKよ」という意向と判断してリンク張っておきます(笑)

公式ホームページ、めちゃくちゃカッコいいです。
「はやぶさ」の珠玉のイメージビデオ「祈り」のCGを製作したLiVE社による作品なので、映像のハイクオリティな仕上がりにも期待大ですね。
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」、今月末から大阪、東京で試写会が開かれるようで、その後は順次全国で公開となるようです。
…でもなぁ、僕の地元熊本ではいまだに「銀河鉄道の夜」も公開予定がない位だから、多分公開されないだろうなぁ。
仕方がない、日本科学未来館あたりまで観に出かけるか、ブルートレインに乗って…って、気が付けば寝台特急「はやぶさ」は明後日で廃止じゃないかーーー!!!
「はやぶさ」に乗って「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」を観に行きたかったが、今となってはそれも叶わぬ夢…哀しい。
さて、1週間近く入院してた訳ですが、その間していたことといえば…
もうひたすら「食って寝る」を繰り返してたわけです。
いや、勿論それ以外にも、
恥ずか痛苦しい直腸経由の内視鏡検査を受けて悶絶したり、
高熱でうなされたり、
寝汗をかいて看護師さんに着替えを手伝ってもらったり、
注射したり点滴したり採血したりで腕に注射針を突き立てられて痛い思いをしたり、
「あ~やっぱ僕ってアホだ。。。」と自責の念にかられてインナースペースに入ったり(何だそりゃ)してた訳ですが。
それでは折角ですので、入院中のお楽しみ「病院食」全メニューを公開します!
3/5 夕食

全粥、味噌煮、白酢和え、煮豆、すまし汁、梅干し 675Kcal
入院してから丸1日「絶食」を言い渡されていたのだが、内視鏡検査も無事終わって初めて出てきた食事がこれ。
これだけの量でも、全部食べると胸につかえた。内臓がかなり弱っていたんだなぁやっぱり。
3/6 朝食

全粥、呉汁、竹輪、酢の物 486Kcal
「え?たったこれだけ?」とがっかりしたのを覚えている。
一晩寝ただけで、随分内蔵が回復していたようだ。お粥を「おいしい」と感じた。
3/6 昼食

全粥、若鶏の和風煮込み、野菜サラダ、すまし汁、果物、大根おろし、海苔佃煮 521Kcal
いきなり食事が豪華になった。初めて本物の「お肉の塊り」も出てきた。大根おろしをお粥にのせるとおいしい。
3/6 夕食

全粥、えびチリソース、春雨サラダ、中華風スープ、トマトサラダ、果物 668Kcal
中華のフルコースです。えびは小さいけど豪華です!トマトサラダが絶品だった。
3/7 朝食

全粥、味噌汁、ごま和え、温泉卵、ヤクルト(のようなもの) 562Kcal
前夜の中華から一転、質素になりました。まあ朝はこんなもんでしょう。
3/7 昼食

全粥、鶏のディアブルソテー、和えもの、すまし汁、果物 639Kcal
朝食から一転、また豪華になりました。肉は鶏しか出ないようですね。
3/7 夕食

全粥、いわしの塩焼き、含め煮、むらくも汁、ミニサラダ、大根おろし 649Kcal
随分と通なものが出てきました。いわしの塩焼きとは粋だねぇ、ビールが欲しくなるねぇ。勿論、そんなものは飲みません。
3/8 朝食

全粥、味噌汁、金山寺みそ、ごま和え、ヤクルト(みたいなもの) 484Kcal
また通好みなものが出てきました、金山寺みそ!入院者の平均年齢層が高いせいでしょうか。ちょっとトーストが恋しくなったりします。
3/8 昼食

全粥、煮つけ、むらくも汁、ポテトサラダ、果物、海苔佃煮 620Kcal
なんだか「おばあちゃんの作ってくれたお昼ご飯」というイメージ。懐かしいです。
3/8 夕食

全粥、塩焼き、ごま和え、団子汁、果物、梅干し 521Kcal
メニュー表には「塩焼き」とありますが実際にはチキンソテーが出てきました(笑)団子汁は通称「だごじる」と呼ばれる熊本の郷土料理ですね。
3/9 朝食

全粥、味噌汁、だし巻き卵、おかか和え、ヤクルト(によく似た飲み物) 498Kcal
卵焼きが嬉しい。あと明太子と塩ジャケに納豆もあれば言う事なし。体調が回復してきたので、要求もずうずうしくなってます。
3/9 昼食

全粥、炒り煮、お浸し、菜の花汁、果物、梅干し 507Kcal
「菜の花汁」とは春っぽくていいですね。今頃はあちこちの菜の花畑も見頃でしょう。
この日の午後に退院したので、これが「最後の午餐」となりました。
こうやって並べてみると、病院食も結構彩り豊かなメニューだなと思います。
制限も多い中でおいしいものをつくろうと努力している病院食シェフやケータリングの皆さん、お世話になりました。
それからもちろん、ドクターと看護師さん方はじめ病院スタッフの皆さんにもお世話になりました。皆さんありがとうございました!
もうひたすら「食って寝る」を繰り返してたわけです。
いや、勿論それ以外にも、
恥ずか痛苦しい直腸経由の内視鏡検査を受けて悶絶したり、
高熱でうなされたり、
寝汗をかいて看護師さんに着替えを手伝ってもらったり、
注射したり点滴したり採血したりで腕に注射針を突き立てられて痛い思いをしたり、
「あ~やっぱ僕ってアホだ。。。」と自責の念にかられてインナースペースに入ったり(何だそりゃ)してた訳ですが。
それでは折角ですので、入院中のお楽しみ「病院食」全メニューを公開します!
3/5 夕食

全粥、味噌煮、白酢和え、煮豆、すまし汁、梅干し 675Kcal
入院してから丸1日「絶食」を言い渡されていたのだが、内視鏡検査も無事終わって初めて出てきた食事がこれ。
これだけの量でも、全部食べると胸につかえた。内臓がかなり弱っていたんだなぁやっぱり。
3/6 朝食

全粥、呉汁、竹輪、酢の物 486Kcal
「え?たったこれだけ?」とがっかりしたのを覚えている。
一晩寝ただけで、随分内蔵が回復していたようだ。お粥を「おいしい」と感じた。
3/6 昼食

全粥、若鶏の和風煮込み、野菜サラダ、すまし汁、果物、大根おろし、海苔佃煮 521Kcal
いきなり食事が豪華になった。初めて本物の「お肉の塊り」も出てきた。大根おろしをお粥にのせるとおいしい。
3/6 夕食

全粥、えびチリソース、春雨サラダ、中華風スープ、トマトサラダ、果物 668Kcal
中華のフルコースです。えびは小さいけど豪華です!トマトサラダが絶品だった。
3/7 朝食

全粥、味噌汁、ごま和え、温泉卵、ヤクルト(のようなもの) 562Kcal
前夜の中華から一転、質素になりました。まあ朝はこんなもんでしょう。
3/7 昼食

全粥、鶏のディアブルソテー、和えもの、すまし汁、果物 639Kcal
朝食から一転、また豪華になりました。肉は鶏しか出ないようですね。
3/7 夕食

全粥、いわしの塩焼き、含め煮、むらくも汁、ミニサラダ、大根おろし 649Kcal
随分と通なものが出てきました。いわしの塩焼きとは粋だねぇ、ビールが欲しくなるねぇ。勿論、そんなものは飲みません。
3/8 朝食

全粥、味噌汁、金山寺みそ、ごま和え、ヤクルト(みたいなもの) 484Kcal
また通好みなものが出てきました、金山寺みそ!入院者の平均年齢層が高いせいでしょうか。ちょっとトーストが恋しくなったりします。
3/8 昼食

全粥、煮つけ、むらくも汁、ポテトサラダ、果物、海苔佃煮 620Kcal
なんだか「おばあちゃんの作ってくれたお昼ご飯」というイメージ。懐かしいです。
3/8 夕食

全粥、塩焼き、ごま和え、団子汁、果物、梅干し 521Kcal
メニュー表には「塩焼き」とありますが実際にはチキンソテーが出てきました(笑)団子汁は通称「だごじる」と呼ばれる熊本の郷土料理ですね。
3/9 朝食

全粥、味噌汁、だし巻き卵、おかか和え、ヤクルト(によく似た飲み物) 498Kcal
卵焼きが嬉しい。あと明太子と塩ジャケに納豆もあれば言う事なし。体調が回復してきたので、要求もずうずうしくなってます。
3/9 昼食

全粥、炒り煮、お浸し、菜の花汁、果物、梅干し 507Kcal
「菜の花汁」とは春っぽくていいですね。今頃はあちこちの菜の花畑も見頃でしょう。
この日の午後に退院したので、これが「最後の午餐」となりました。
こうやって並べてみると、病院食も結構彩り豊かなメニューだなと思います。
制限も多い中でおいしいものをつくろうと努力している病院食シェフやケータリングの皆さん、お世話になりました。
それからもちろん、ドクターと看護師さん方はじめ病院スタッフの皆さんにもお世話になりました。皆さんありがとうございました!
天燈茶房亭主mitsuto1976、本日「天燈茶房 TENDANCAFE」に戻って参りました!
今日まで何処に行っていたのかというと…実は…
恥ずかしながら「入院」していたのであります。
それも「サルモネラ菌による食中毒」で…って、タイから帰国した早々我ながら何と間抜けな。ああ恥ずかしい!
病院では大腸に内視鏡を入れたり(これまた恥ずかしい、ついでに痛い)、熱も39度台からなかなか下がらず、高熱にうなされながら「ああ、僕もいよいよ年貢の納め時か。。。まぁ今まで散々無茶苦茶をやらかしてきたからな、仕方がない。。。」とか後で思い返すと赤面必死なことを考え続けたりと間抜けぶりを発揮してきた訳ですが、本日を持ちましてようやく退院許可が下りました。
サルモネラ菌の感染経路は不明のままですが(この菌は日本国内にも普通にいるから、タイ国内で感染したとは断定できないそうです)、後は体力が回復すれば自然治癒するとのことなので一安心。
しかし、勤め先や家族に多大な迷惑を掛けてしまったのは事実。
「皆さん、御迷惑をお掛けしました。申し訳ありませんでした!!」
そんな間抜けな僕に「しっかり休んで、先ずは身体を治せや」と温かい言葉をかけて下さった上司に涙が出るほど感謝!ありがとうございます!!
さて、亭主が間抜けな理由で入院している間にも世界は動いたようですね。
ラオスに一番列車が走る、構想15年~悲願の鉄道開通(読売新聞) - goo ニュース
おお~!以前、国境から歩いて行った駅まで、ようやく列車が走ったかー!
結局、あれから半年かかったねぇ。やっぱり「About…ラオスだからね!」だね(笑)
(参考記事→泰国鐡路漂流記~3、国境。ノーンカーイ・ターナレーン、そしてラオス~(天燈茶房 TENDANCAFE))
ああ、乗りに行きたいなぁ~。
いや、勿論、今度行く時はムリせず体調管理も万全にしますよ!同じドジはもうしません。周りに迷惑掛けては自由な旅行者も何もないと、今回痛感しましたから。
それから、久し振りに新聞紙面(朝日)に“彼”の雄姿が載っていました。何事かと思ったら…
小惑星イトカワの地名、新たに14個をIAUが承認
(JAXA宇宙科学研究本部トピックス)

イトカワ地表に落ちるはやぶさの機影 画像提供:JAXA/ISAS
確か以前からイトカワの「地名」として、「中の人」たちの間では便宜的にはやぶさや宇宙科学研究本部に所縁のある地名が使われていたと思うのですが、とうとうそれが正式な地名として国際天文学連合に承認されたようです。
宇宙研のトピックスには実際にイトカワに地名を被せた画像も用意されていますが、なるほど、イトカワラッコのあの辺が淵野辺でここが宮原か…これは楽しい!
それでは、本日はこの辺のきりが良いところで失礼をば。
今後もヨロシクお願いします!
今日まで何処に行っていたのかというと…実は…
恥ずかしながら「入院」していたのであります。
それも「サルモネラ菌による食中毒」で…って、タイから帰国した早々我ながら何と間抜けな。ああ恥ずかしい!
病院では大腸に内視鏡を入れたり(これまた恥ずかしい、ついでに痛い)、熱も39度台からなかなか下がらず、高熱にうなされながら「ああ、僕もいよいよ年貢の納め時か。。。まぁ今まで散々無茶苦茶をやらかしてきたからな、仕方がない。。。」とか後で思い返すと赤面必死なことを考え続けたりと間抜けぶりを発揮してきた訳ですが、本日を持ちましてようやく退院許可が下りました。
サルモネラ菌の感染経路は不明のままですが(この菌は日本国内にも普通にいるから、タイ国内で感染したとは断定できないそうです)、後は体力が回復すれば自然治癒するとのことなので一安心。
しかし、勤め先や家族に多大な迷惑を掛けてしまったのは事実。
「皆さん、御迷惑をお掛けしました。申し訳ありませんでした!!」
そんな間抜けな僕に「しっかり休んで、先ずは身体を治せや」と温かい言葉をかけて下さった上司に涙が出るほど感謝!ありがとうございます!!
さて、亭主が間抜けな理由で入院している間にも世界は動いたようですね。
ラオスに一番列車が走る、構想15年~悲願の鉄道開通(読売新聞) - goo ニュース
おお~!以前、国境から歩いて行った駅まで、ようやく列車が走ったかー!
結局、あれから半年かかったねぇ。やっぱり「About…ラオスだからね!」だね(笑)
(参考記事→泰国鐡路漂流記~3、国境。ノーンカーイ・ターナレーン、そしてラオス~(天燈茶房 TENDANCAFE))
ああ、乗りに行きたいなぁ~。
いや、勿論、今度行く時はムリせず体調管理も万全にしますよ!同じドジはもうしません。周りに迷惑掛けては自由な旅行者も何もないと、今回痛感しましたから。
それから、久し振りに新聞紙面(朝日)に“彼”の雄姿が載っていました。何事かと思ったら…

(JAXA宇宙科学研究本部トピックス)

イトカワ地表に落ちるはやぶさの機影 画像提供:JAXA/ISAS
確か以前からイトカワの「地名」として、「中の人」たちの間では便宜的にはやぶさや宇宙科学研究本部に所縁のある地名が使われていたと思うのですが、とうとうそれが正式な地名として国際天文学連合に承認されたようです。
宇宙研のトピックスには実際にイトカワに地名を被せた画像も用意されていますが、なるほど、イトカワラッコのあの辺が淵野辺でここが宮原か…これは楽しい!
それでは、本日はこの辺のきりが良いところで失礼をば。
今後もヨロシクお願いします!
突然ですが、しばらく離席します。
なるべく早くここに帰ってくるつもりですが…
まだ今後の予定は未定です。亭主の帰還を、暫くお待ちの程宜しくお願い致します!
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝
なるべく早くここに帰ってくるつもりですが…
まだ今後の予定は未定です。亭主の帰還を、暫くお待ちの程宜しくお願い致します!
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝
写真:国立天文台大赤道儀室の65cm屈折望遠鏡(許可を得て撮影)
イナガキタルホの神戸トアロードの先に広がる小説に登場しそうな、或いはプラハの古城でルドルフ二世を伴ったティコが得意げに覗き込んでいそうな。
三鷹の国立天文台・天文台歴史館(大赤道儀室)に眠るカール・ツァイス製屈折望遠鏡です。
製造から80年以上経った今日も機能を喪失していませんが、
いかんせん職人級の操作手腕が必要で(初心者だと「一晩中悪戦苦闘しても、金星や木星を視野に捉えることすら出来ないでしょうね」とのこと。天文台の若き天文学者さん談。恐るべし…)、
今となってはこの魅惑的な筒を自在にぶん廻せる職人が皆さん引退されてしまい、
そのまま望遠鏡も夜空を見上げるのをやめてしまった、とのこと。
そんな訳でこの65cm屈折望遠鏡は、現在となってはその鏡筒に彼方の星の光を宿すことはもうありません。
でも、今この瞬間も、星達から飛び出した光は地球目指し遥かな旅を続けています。
望遠鏡の中に星がいなくなっても、星の光は確かに今も飛び続けているのですね。
でも、その星の光が望遠鏡や僕の眼のなかに飛び込んで旅を終える頃には、星そのものは既に燃え尽き死んでいる…そんなこともあるでしょう。
星の光は確かに届くのに、夜空には確かに星が見えるのに、でもその星は、実はもういない…そんな星もきっと沢山、夜空に輝いているのでしょうね。
職場の方が昨日、亡くなられました。
僕はその人とは時々休憩所で会って雑談をする程度の付き合いだったんですが、
それでもそんな付き合いを入社以来10年も続けてきました。
先週、旅行のお土産の海外製ラーメンを「家族が喜んでたよ」と言ってくれたのが最後の会話になりました。
ご冥福をお祈りします。
人間も、星の光みたいなものなんだな…そんなことを、ちょっと想いました。
イナガキタルホの神戸トアロードの先に広がる小説に登場しそうな、或いはプラハの古城でルドルフ二世を伴ったティコが得意げに覗き込んでいそうな。
三鷹の国立天文台・天文台歴史館(大赤道儀室)に眠るカール・ツァイス製屈折望遠鏡です。
製造から80年以上経った今日も機能を喪失していませんが、
いかんせん職人級の操作手腕が必要で(初心者だと「一晩中悪戦苦闘しても、金星や木星を視野に捉えることすら出来ないでしょうね」とのこと。天文台の若き天文学者さん談。恐るべし…)、
今となってはこの魅惑的な筒を自在にぶん廻せる職人が皆さん引退されてしまい、
そのまま望遠鏡も夜空を見上げるのをやめてしまった、とのこと。
そんな訳でこの65cm屈折望遠鏡は、現在となってはその鏡筒に彼方の星の光を宿すことはもうありません。
でも、今この瞬間も、星達から飛び出した光は地球目指し遥かな旅を続けています。
望遠鏡の中に星がいなくなっても、星の光は確かに今も飛び続けているのですね。
でも、その星の光が望遠鏡や僕の眼のなかに飛び込んで旅を終える頃には、星そのものは既に燃え尽き死んでいる…そんなこともあるでしょう。
星の光は確かに届くのに、夜空には確かに星が見えるのに、でもその星は、実はもういない…そんな星もきっと沢山、夜空に輝いているのでしょうね。
職場の方が昨日、亡くなられました。
僕はその人とは時々休憩所で会って雑談をする程度の付き合いだったんですが、
それでもそんな付き合いを入社以来10年も続けてきました。
先週、旅行のお土産の海外製ラーメンを「家族が喜んでたよ」と言ってくれたのが最後の会話になりました。
ご冥福をお祈りします。
人間も、星の光みたいなものなんだな…そんなことを、ちょっと想いました。