成田空港第1ターミナル南ウイング35番ゲート
←#01:富士山に見送られからの続き
羽田空港に着いたら今度は成田空港を目指し、地上移動を開始。
直行の連絡リムジンバスに乗れば楽なのですが、今日は東京モノレールに乗車。モノレールに乗る時は、どうしても運転席すぐ後ろのこの位置に座ってしまいます(笑)
モノレールで浜松町駅に着いたら、JRに乗り換えて上野駅へ。
上野駅ではJRの駅から少し歩いて、京成電鉄の京成上野駅へ。
ここで、今回の旅の同行者の一人、あつ志さんと合流。
直通リムジンバスを使わず、荷物を抱えてわざわざ何度も乗り換えて歩いて京成上野駅までやって来た理由は、そう、これに乗りたかったからです!
京成電鉄が誇る成田空港アクセス特急、スカイライナー。
東京都心と成田空港をわずか40分程度で結ぶ高速列車です。
スカイライナーの車輌デザインは、ファッションデザイナーの山本寛斎氏が手掛けた斬新なもの。
ファッション業界の人がプロデュースした鉄道車輌というのは世界的にも珍しいのではないでしょうか。
座席は、ゆったりというよりは、削ぎ落とされたような非常にシャープなフォルム。
床もカーペットではなくリノリウム張りで、非常に機能的で清潔感があるデザインとなっています。
それにしても、床一面の市松模様はまるで服飾デザインのようです。ファッションデザイナー山本寛斎のこだわりを感じさせます。
乗車時間が短いのですが、フリースペース的な場所もちゃんと用意されています。
縦に3つ並んだ丸い小窓がまるで宇宙船のようで印象的です。
お昼12時台のスカイライナーで、成田空港へと移動開始。
東京の下町を出発して、車窓に印旛沼が見えてくる頃には成田スカイアクセス線を時速160キロで飛ばしていきます。
そして僕は成田空港に着く前に、日本で最後の甘いものタイム(笑)
アメリカに行ってしまえば、日本の繊細なお菓子の味とも暫く会えなくなりますからねぇ。
あっという間に到着した成田空港の第1ターミナルで、他の同行者の方々とも無事に合流。
アメリカ行きの便へのチェクインも完了。
今日は年末の出国ラッシュ日のためにゲートの混雑が予想されたので、早めに出国手続きも済ませてしまいます。
これで後はもう搭乗ゲートまで行って、飛行機に乗り込むだけです。
ちょっと時間に余裕が出来たので、第1ターミナル南ウイングに居並ぶ飛行機たちを見て歩くことにしました。
出国審査場を出てすぐのゲートに駐機していたのは、ユナイテッド航空のボーイングB777。
「おっ、これが僕たちが乗るワシントンD.C.行きのユナイテッド航空のUA804便かな?」と思って写真を撮っていたら、ぜんぜん違う行き先の便であることが判明(笑)
第1ターミナル南ウイングはスターアライアンス系航空連合とユナイテッド航空が専用で使っている区画のようで、アメリカ各地行きのユナイテッド機がゲート毎にずらりと並んでいます。
ボーイングB747-400、ジャンボジェットがいました!
でっかいジャンボは、やっぱりカッコいいなぁ…いい表情をしています。
機体が異様に巨大なのに決してグロテスクな印象にならず、フロントマスクがキリッと精悍でシャープな顔をしているんですよね。
別のゲートには、ユナイテッド航空がコンチネンタル航空と経営統合する以前の、旧塗装をまとったジャンボもいました。
僕は飛行機ファンという程ではないのですが、初めての海外一人旅で乗った国際線の飛行機がジャンボだったこともあってジャンボジェット、B747が大好きです。
日本の旅客航空会社では、大型で燃料もたくさん食うジャンボジェットを退役させて燃費の良い新型の中型機に切り替える動きが進んでいますが、海外の航空会社では今でもジャンボがバリバリの現役で大活躍を続けています。
これからも国際空港に行けば、世界各国から飛んできたジャンボジェット達の姿を見ることが出来そうでジャンボ好きには嬉しい限りです。
…ジャンボジェットに見とれているうちに、だいぶ日も傾いてきました。
そろそろワシントンD.C.行きUA804便の搭乗開始の時間です。
これが、今から乗り込むUA804便。残念ながらジャンボではなくB777です。
それでは、アメリカに出発!
行ってきま~す
→#03:ユナイテッド航空UA804便で太平洋と北米大陸横断に続く
スカイライナーには今回やっと乗車出来ましたが、成田エクスプレスには長野電鉄に再就職した先代にしか乗ったことが無いっす(笑)
国際線の飛行機は何故あんなに凛々しいのでしょうね(#^.^#)
そして、わざわざスカイライナーに乗車するとは流石ですd( ̄  ̄)