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八代市立博物館2007年夏季特別展覧会 セピア色の語り部たち を観る&聴講する

2007-07-28 | 博物館・美術館に行く
さあ夏ですよ。それも真夏です、暑いです!
日本で一番ジメジメベトベト暑苦しいと思われる僕の住む熊本県八代市の今日の気温は36度超えてましたよ、体温以上ですね、温めの風呂に入ってるようなもんです。
やってられませんね、まったく!!

こんな日は地球に優しくないエアコンキンキンの部屋で涼しくネットでもやってるに限るのだが、朝から美容院に行ってカットして貰いながら美容師さんと選挙の話しをしたり(皆さん、明日は選挙の日ですよ!投票にも必ず行きましょう)、ショッピングモールに寄って新製品5枚刃のヒゲソリを買ったりと何だかんだで出歩いて気がつくと汗だくになっているのである。

で、昼下がりに市立博物館未来の森ミュージアム(写真)にやって来た。
現在開催中の夏季特別展覧会「セピア色の語り部たち~出土遺物が語る八代の歴史~」を見たのだが…日本史の教科書でよく見るような弥生式土器や青銅器がゴロゴロ出て来たんですね、九州新幹線の建設現場から!!
九州新幹線の工事に伴い実施された発掘調査で、従来、八代市では発見されていなかったような凄い遺物が相次いで発見されたのである。何しろ、遺跡の位置がすべて一直線上に連なった九州新幹線の路線上にあるのだ。新幹線工事で掘り返した場所が全部遺跡になってしまったようなものだ。
日本の伝統様式を纏った和の美の新幹線800系つばめの走る線路の下には、文字通り日本古来の美が眠っていたという訳か。
それに、茶道具も見つかっているから八代のような辺境の地で茶の湯を嗜む貴人達がいたというのも驚き。
昔は文化都市だったんだな八代。。。

展覧会を見た後、たまたま行われていた特別講演会「熊本県の輸入磁器研究と八代」(島津義昭先生)を聴講したのだが、中世期には八代は独自の貿易港を持ち大陸との直接貿易まで実施していたらしい。
大陸産の陶磁器が続々と発見されているというのだ。
いずれは八代でイスラームの陶磁器が発掘されるかも知れませんね、という誠に気宇壮大な話だった。

宇宙科学と同じ位、考古学も熱いロマンのたぎる学問ですね。
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