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総理大臣にメールを送る。いろいろ考えてみる。

2006-12-07 | 宇宙
一昨日の晩、安倍総理大臣と伊吹文部科学大臣に「はやぶさ2」の実現をお願いする文書をメール送信した。
一国の総理大臣と文部科学大臣に物申すのは生まれて初めて。
財務省やJAXAなどの組織宛ではなく各大臣の個人宛の文書なので、今までのように「拙いながらも文章を綴り…」という訳にもいかず、推敲に推敲を重ねて何度も読み返して確認してから、意を決して送信。
思いが伝わるといいが。

「はやぶさ2を実現させよう」勝手にキャンペーンサイトの「はやぶさまとめニュース」に、
「はやぶさ2を応援する事でJAXAの他のミッションを圧迫することにもなるから迷う」という意のカキコがあり、これには考えさせられた。
ふと、7月の相模原宇宙研一般公開で話をした「LUNAR-A」のペネトレータを作っている先生の事を思い出した。
あの先生は、我々が「はやぶさ2」を実現させたいと思うのと同じだけ「LUNAR-A」を打ち上げてペネトレータを月面に打ち込みたいと思っているに違いない。

…いろいろ考えたけれど、結論は出ない。
でも僕は「はやぶさ2」の見せてくれるであろう未知の世界が見てみたい。
だから、全力で「はやぶさ2」を応援したいと思う。
(もちろん、「はやぶさ2」と同じ位「LUNAR-A」のペネトレータが月面に打ち込まれる様子も見てみたいのだが…)
JAXAには「LUNAR-A」以外にも日の目を見る機会を待っている魅力的なミッションがある。
否、JAXAに限らず世の中には「実現出来たら素敵だけど、事情があって出来ないでいる」事が無数にあるという、当たり前だけどすっかり忘れていた事を思い出した。

世の中って、難しいね。。。




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