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←その2・500系こだまと快速マリンライナー、パノラマグリーン席で四国へ!からの続き
JR高松駅から、屋根付きの歩道を歩いて数分。
高松城(玉藻城)跡に隣接して、高松琴平電鉄(ことでん)の高松築港駅があります。
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ことでんに乗って“こんぴらさん”の金刀比羅宮にお参りに行ってもいいのですが、
いや、今日は気温が38度位あるし、こんな日にこんぴらさんの石段なんか登ったら熱射病で倒れかねん…
こんな暑い日は、そうだ温泉行こう!
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という訳で、高松築港駅の窓口で「あの~電車に乗って温泉に行きたいんですけど」と聞くと、
差し出されたのがこのうちわ。
何とこれ、ことでんのきっぷなんです!しかも、温泉の入浴券としても使えるという優れもの。
このうちわがあれば、ことでんの仏生山駅近くにある仏生山温泉まで電車で行けて、おまけのタオルもついて千円なり。
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うちわのきっぷに改札口で鋏を入れてもらって、琴平行きの黄色帯の電車に乗って温泉へ出発ー! ことこと
高松市内をことこと走り抜けて、約20分で仏生山駅に到着。
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こんぴらさんへと走り去る電車を見送ってから、住宅地の中を歩いて温泉へと向かいます。
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住宅地の中に忽然と現れる、このモダンなデザインの建物が仏生山温泉です。
ちょっと見ただけではギャラリーかカフェのようですが、中に入るとちゃんと大浴場とたくさんの小ぶりな露天風呂もあります。
真夏の暑い日の午后、ひんやりとした肌触りの炭酸泉の露天風呂に浸かって、青空を見上げる至福のひと時。
ああ、極楽極楽…
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余りにも極楽過ぎてつい長風呂してしまい、湯上がり時にはもう外は真っ暗(笑)
仏生山温泉、いいお湯でした!
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仏生山駅に戻る途中、駅前で見つけた看板。
戦前までは、ここからさらに温泉地へと向かう支線があったんですねぇ。ガソリンカーが走っていたので“ガソリン道”か…
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さて、うちわにもう一回鋏を入れてもらって、ことでんに乗って高松築港へ帰りましょ。 ことこと
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何だか幻想的な、夏の夜の電車の車内。
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高松築港駅に着きました。
ああ、気持ちのいい温泉散歩だった!
これから、湯上がりのいい気分で、今夜の宿の夜行列車に乗り込みます。
→その4・サンライズエクスプレスA寝台「シングルデラックス」の一夜に続く
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