来年春に博多―鹿児島中央間が全線開業する九州新幹線。
その九州新幹線と、本州区間の山陽新幹線とを直通運転する列車として、
かつて九州と東京を結んでいたブルートレインの愛称を復活させて
「さくら」が登場することは既に明らかになっていたが、
今日、新たに衝撃的なニュースが飛び込んできた。
「さくら」とはブルートレイン時代からの盟友であった、あの列車までもが復活し、戦列に加わるというのだ…!
鹿児島-大阪 3時間47分 九州新幹線 3月12日全通検討 新列車「みずほ」投入(西日本新聞) - goo ニュース

「みずほ」
平成6年の冬まで、東京と熊本・長崎を結んで走っていた栄光の東海道・九州ブルートレイン。
その運用は「さくら」と共通とされ、同じ客車を毎晩交互に使用しながらペアを組んでの運転だった。
「みずほ」は、「さくら」と文字通りの姉妹列車だったのだ。

実際には、「みずほ」はほぼ同区間を走る「はやぶさ」と「さくら」の補完列車とされ、
絶大な人気を誇った東海道・九州ブルートレイン群の中にあっても地味な存在に甘んじていた。
その後、ブルトレが凋落期に差し掛かるや否や、真っ先に廃止されてしまっている。
そんな「悲運の名脇役」だった「みずほ」が、突如新幹線として復活することになったのだ。
しかも、「さくら」より格上と言える速達ダイヤでの運行となる「のぞみクラス」での堂々の復活である。
奥床しかった「みずほ」が、満を持してついに桧舞台に踊り出るのである。
「おかえり。そしておめでとう、みずほ!」
折しも、毎夜東京と九州を結んでいた仲間である「はやぶさ」も日本最速の列車として東北新幹線での復活が決定している。
むかし、多くの鉄道少年たちの胸を熱くしたブルートレインたちが、
その後星空の彼方へと走り去って消えていったブルートレインたちが、続々と帰ってくるのだ!
…そして僕は、
奇跡の地球帰還を成し遂げた宇宙船の魂を受け継ぎ、2014年に旅立つことになる筈の新しい小惑星探査機にも、
やはり「みずほ」の名が付けばいいな等と想いながら、ブルートレインで旅したあの夜のことを想い出したりするのである。

画像提供:JAXA
その九州新幹線と、本州区間の山陽新幹線とを直通運転する列車として、
かつて九州と東京を結んでいたブルートレインの愛称を復活させて
「さくら」が登場することは既に明らかになっていたが、
今日、新たに衝撃的なニュースが飛び込んできた。
「さくら」とはブルートレイン時代からの盟友であった、あの列車までもが復活し、戦列に加わるというのだ…!
鹿児島-大阪 3時間47分 九州新幹線 3月12日全通検討 新列車「みずほ」投入(西日本新聞) - goo ニュース

「みずほ」
平成6年の冬まで、東京と熊本・長崎を結んで走っていた栄光の東海道・九州ブルートレイン。
その運用は「さくら」と共通とされ、同じ客車を毎晩交互に使用しながらペアを組んでの運転だった。
「みずほ」は、「さくら」と文字通りの姉妹列車だったのだ。

実際には、「みずほ」はほぼ同区間を走る「はやぶさ」と「さくら」の補完列車とされ、
絶大な人気を誇った東海道・九州ブルートレイン群の中にあっても地味な存在に甘んじていた。
その後、ブルトレが凋落期に差し掛かるや否や、真っ先に廃止されてしまっている。
そんな「悲運の名脇役」だった「みずほ」が、突如新幹線として復活することになったのだ。
しかも、「さくら」より格上と言える速達ダイヤでの運行となる「のぞみクラス」での堂々の復活である。
奥床しかった「みずほ」が、満を持してついに桧舞台に踊り出るのである。
「おかえり。そしておめでとう、みずほ!」
折しも、毎夜東京と九州を結んでいた仲間である「はやぶさ」も日本最速の列車として東北新幹線での復活が決定している。
むかし、多くの鉄道少年たちの胸を熱くしたブルートレインたちが、
その後星空の彼方へと走り去って消えていったブルートレインたちが、続々と帰ってくるのだ!
…そして僕は、
奇跡の地球帰還を成し遂げた宇宙船の魂を受け継ぎ、2014年に旅立つことになる筈の新しい小惑星探査機にも、
やはり「みずほ」の名が付けばいいな等と想いながら、ブルートレインで旅したあの夜のことを想い出したりするのである。

画像提供:JAXA