24日(金曜日)で9月定例会が終わりました。
最終日には付託された議案に対して各常任委員会での審査報告がなされました。
通常ですと「異議なし」で、ちゃんちゃんと終わるのですが三回にわたり意見が出されました。
一つはハワイホノルルでの花火打ち上げに対する補正予算について反対意見が述べられ起立採決となりました。(起立多数で原案賛成)
二つめはシティホールの建設での補正予算です。
建設工事に対して増額するのに反対意見が出されましたが、これまた起立多数で原案に賛成となりました。
三つめは請願に対して動議が出されました。
子宮頚がん予防ワクチン接種への公費助成を願うものです。
何年かぶりの長岡市に対しての請願ですが、長岡市規模では公費助成を行うと何億円もかかることから費用対効果やなんかあった時の責任所在、市民への平等性・公平性から適当なのか?など様々な意見があることから性急に決められないとし 結果 継続審議と起立採決されました。請願者の方が大勢して傍聴に来ておられました。(詳細については今週土曜日の新潟日報をご覧ください)
なかなか白熱した議論が最後の最後にきて交わされました。
私自身おかしいな?と思うところもありましたが、議会は会派制をとっていますし、それまで会派において勉強会を通し議論されてきましたので会派の立場に従いました。
それより不思議だったのは、補正予算の説明時に「これに対する収入には繰り越し金をあてました」というものです。
当初予算と違い昨年度の決算も終わったのですから、繰り越し金は収入に全て上がるものと事業主の端くれとしては思うのですが、単年度制の公会計はそうではありません。
では繰り越し金はいくらあり、そのキャッシュフローはどこにあるのか? 年度当初は市税を始め交付金も入ってきてません。
でも支払う金や給料など様々な場面にお金が必要です。
そのためのお金に流用される場合もありましょうし、今回のように年度途中での補正予算を組むのに使われるのもあります。
なんかわかりにくくしてる制度が公会計なのかなぁと思いました。
議会の日程最後に議員派遣も報告されました。
来月は毎年委員会毎に行政視察に出掛けます。
会派の視察もあり出掛けることの多い10月です。
議会終了後、議会有志の文化議員連盟で長岡発祥の地、蔵王堂城のあった金峯神社と安禅寺の視察と歴史勉強会がありました。
普段は見ることのできない金峯神社脇の土塁の中にある安禅寺に安置されている不動明王像や蔵王権現像なども拝見させていただきながら変遷についてお話を伺いました。
金峯神社にはお参りに来たことがありましたが、こんな歴史を知る由もありませんでした。
先日の新潟日報にも載っていましたが、お掘りの水は確かにきれいになり鯉も嬉しそうに泳いでおりました。
月初とは二週間で15゜Cも違う今日この頃です。
稲刈りも大方終ったようです。
補正予算を付けたシティホールも建物本体工事に入ったようです。
そこから見れるナカドマは以外に広く、その分行政棟や議会棟は… なかなかワクワクします。
大手通りにおいでの際は覗いて見てください。
工期は残り14ケ月です。
来週土曜日は米百俵まつりもありますので是非てんこもり号を使い大手通りにおいでください。