大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第21輪 大阪徳比 大阪鋼巴2-2大阪櫻花

2012-08-12 21:52:31 | ガンバ大阪
あの大雨でメモも取ることもできず、Jスポでの録画も確認出来ていないんで、書ける範囲というのは限られていますが。

加地さんのケガが色んな意味で試合を動かしてしまったか。代わりに入った岩下はスクランブルながらよくやってくれました。悔やまれるのは最初の失点場面でトイメンの児玉に軽率にタックルに行って交わされたこと。センターバックでやっている時みたいに周りに誰かが居るならカバーしてもらえるのかもしれないが、サイドだと1対1ですからね。まあ、児玉とは清水で一緒にやっていた分、ここで取れる、と思っていたのかな?ただ、そんな岩下でも同点ゴールとなったクロスでは失敗を挽回してくれた。

まあ、最初の失点も加地さんなら飛びまずにディレイさせていたかもしれないから防げたかもしれないが、同点ゴールのクロスを加地さんが上げられたかどうか、という点についての解説は加地さんブログの方にお任せしますがw

正直この試合、という最近のセレッソのスタイルからすればあまり試合は動かないんじゃないかって思っていた。実際、セレッソはウチにボールを持たせてボランチに入ったところからカウンターで素早く攻めるという割り切った形が(ただ、その形で行くのならFWケンペスで行くのはシンドイなと思った。ボギョン君の移籍金があるのなら前に一気に持っていけるFWを取りにいけたと思うんだが?)、皮肉にもウチ相手にハマってしまった。それが2つの決定機で2点ですからね。1点のビハインドならまだ何とかなると思っていたが、2点となると厳しいな、と思っていた。

だからこそ直後に1点返せたのが大きかった。このゴールは記録上は佐藤でもレアンの個人技が大きかった。まあ、こういう得点を挙げる為にカネかけてるんだと言えるわけで、ちゃんと結果出さなアカンで、正信君。勿論ゴールに詰めていた佐藤の泥臭さも忘れてはいけないけれどもね。

勝ち切れなかった原因とされるのは交代策か。スペースに対する動き出しが必要な中で家長というのはある意味攻撃を止めてしまう形にはなるだろうな。セレッソが後ろでスペースを埋めてしまっている中では彼はあまり機能しないだろうし。3人目のジョンヤというのはもう恒例の交代パターンにはなってしまった。これについては色んな声があります。ただ、批判するにしても、単純にこの状況で後ろの選手を投入するからダメだというのではなく、

1.その意図は何か。交代によってどのように布陣が変化したか
2.交代によって敵味方にどう影響を与えたか
3.他にどんな手が考えられたか

といったポイントは整理しておく必要はある。1,2は試合見ていれば大体判る。問題は3なんだけども、あの状況でパウリーニョというのは個人的には微妙。というのも個人でゴリ押しはできても闇雲にシュートを放ってしまうのと、あとレアンとプレーエリアが被ってしまうということでリズムが悪くなる可能性はあった。あえてパウを使うとしたら頭から使って相手をかき回しておいてから佐藤投入ということの方が良いように思える。今回佐藤を頭から使ったのは、シンプリシオを見ろということだったのかとも思ったが、結果的には反撃の狼煙となった1点目見る限りでは、今回のスタメン起用は当たったとも言える。

ただ、パウが途中出場としては微妙というのは、あくまでも此方側の視点であるのかもしれない、と試合後にセレッソ系のブログとか掲示板とかを徘徊して思ったのは、あちらからしたらパウを出される方が逆に怖かったという声を見かけるからだ。それは恐らく長居でのダービーでFK一発やられた記憶というのもあるかもしれない。采配というのもは相手が嫌がることをするということも考えておくならば、色んな選択肢が考えられるだろう(去年までのダービーでは小松塁なんかがこちらからしたら嫌な存在ではあったように)。

今回の収穫は、2点のビハインドから追いついたこと。セレッソには勝ち点で離されなかったこと。そして、ソアレスを続投させたことw とはいっても、ブルペンで肩が出来上がるのを待っているのかもしれないが・・・とりあえずセレッソは五輪組が戻ってどう変わるかを、今一度彼には猶予与えるんでしょうね。9月の代表中断期間までにどこまで差を縮められるかですけども。ウチは3試合負けなしで監督解任しにくい状況となっているのが痛いorz