大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

自治会長なんかやってるから代表戦なんか・・・

2009-09-06 15:09:57 | サッカー全般
後半からしか見られへんかったw まあ、定例役員会やっているから自分が仕切らないといけないんだけども、次年度の予算要求とか、マンション下でたむろしている中高生対策とかやることいっぱいあるわけですわ。

それで役員会終わってから後半だけ見たけども、やっぱりこのサッカーって結局ガス欠起すか・・・まあ、今の日本代表のサッカーってオシムから岡ちゃんに至るまで、マトモに強豪とやりあったら勝てないから如何にして格上の相手に対抗するかという命題から入っているわけであって、それをやるには守備において如何に数的優位(という発想あんまり欧州の主流にはなく、各自が個々の能力を発揮するためのスペースを確保すべく適度なスペースをとるというものだが)を保ち、攻撃においては高い位置でボールを奪ったら局面の数的優位で打開するというもの。だからまあ、内田なんかが上がった裏を突かれたりするけどもそれは承知の上で相手の陣形を崩そうと持っていくんだけども、相手はそれを崩さずに対応してしまうからね・・・

それに前からプレスをかけていくけどもこれをいなされると、中盤のスペースがポッカリ開いた状態で、後ろはリトリートしている状態だから相手にカウンターのスペースを与えてしまう。先制された後の失点というのもそういう形でやられたものだし。最初の失点だってCKからニアにDFが寄ったところをファーサイドで一人フリーにさせてしまっているところから来ている。これってバスケに例えるなら、相手からスティールできないにも関わらず愚直にもフルコートのDFをやるようなもので、あれは状況や時間帯をわきまえてやるからこそ効果的なんだけども、あんまり長時間にわたってやってしまうと却って相手が慣れてしまうという皮肉な結果になったかもしれない。

どちらかと言えばプレスの位置を下げて、オランダが日本の中盤にボールが入った辺りからプレスかけたように、前線の位置を下げてコンパクトにした方がいいし、時折状況を見て前から当たる方が効果的だったかもしれない。ただ、それをやらないというのは、結局日本にはボール奪ったらカウンターで一気に前を持っていけるだけの、ドログバとまでは行かなくても、ルイ・サハみたいなタイプというのもそうはいないという事情から来ているのだろうか?岡崎も玉田もそうした役割を果たすには至って居ないということなのだろうか?

今回岡田監督は交代枠をあまり使ってはいなかったが、それは強豪相手に今までやってきたことがどれだけ通用するかを見極めようとしていたように思える。だとしたら、次のガーナとの試合でどれだけの修正をするか?プレスが90分続かないということならプレスの位置や時間を限定してしまうのか?そういったところがカギになってくると思うんだけども。

しかしこういうサッカーやっているって、監督にはフランス大会でアルゼンチンに0-1で負けた後のバッシングがトラウマとして残っているのだろうか?まあ、現実的にW杯の1次リーグ突破には1勝1敗1分けで、強豪相手には得失点差を最小限に抑えることが現実的なのかもしれないけど、今回はあえて真っ向からぶつかっていったものだからね・・・ま、一応W杯を経験している人が指揮官であるというのが今の代表の唯一のとりえかもしれないけども。