大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

例の移籍騒動についての別の視点

2009-08-22 16:15:07 | ガンバ大阪
レアンドロの移籍問題についてもう少し言及しておく。神戸時代の去年もどうやら中東から話があったようであるけども、その時は流れた。これは神戸が断ったのか、レアンはその時中東にさして興味はなかったのか?多分両方当てはまるのだろう。だから、彼は今年タイトル争いやACLでの活躍を夢見て、ゆくゆくは欧州移籍というステップアップを頭の中に描いていたかもしれない。ただ、それがここに来て中東移籍を直訴するというのは何故なのか?これは筆者の仮説なんだけども、「今年になって金を必要とする事情ができたから」ということが言えるのかな、とふと考えたりもした。

先週の浦和戦でスタジアム内で発売されていたGマガジンにおいて、二川、ルーカス、レアンの鼎談記事が載っていたけども、レアンがバツイチであることをフタがバラしやがった・・・実はこの離婚という家庭内事情が大きく影を落としているのかな、と思ったりもする。以下生臭い話になって申し訳ないけども・・・

フタが言っている、レアンが離婚したというのも、それは既に別居している状態なのか、それとも法的に離婚が成立した状態なのかは定かではない。ただ、ブラジルの場合、日本と違って協議離婚のような制度がなくて、米国と同様に裁判離婚という形をとるため、裁判を経て離婚が成立するまでに費用と時間がかかるということは何かで読んだ。離婚の裁判費用にプラス元奥さんへの慰謝料とか、一人娘が成人するまでの養育費・・・これらを支払っていこうと思えばお金が今よりも要るわけで、そういうところにカタールからオファーが来たら本人にとっては渡りに船だったのかもしれない。余談になるが、ルーカスが奥さんに頭が上がらない理由がよくわかります。

そして、ガンバはクラブの方針通り拒否の姿勢を貫いても、本人がクラブとの話し合いを続けているというのも、今ここで中東へ行くか行かないかで人生が大きく変わってくるとレアンが思いつめているからなのかもしれない。

けれども、だからといってガンバのチーム事情から言って個人的事情があるからハイそうですかと認めるわけにもいかない。レアンは何とかして突破口を見出そうとして個人的事情も含めてカントクや山本には話したんだろうけども、聞かされた方のコメントが何となく歯切れ悪いのも相手の立場というのを一応理解はしたということなのだろうか(だからといって放出拒否の方針は変わっていないのだけども・・・)?

以上、憶測の話で申し訳ありませんでした。こういうことを何故書くかというと、今までネットで流れている見方ってやはり一面的すぎると思っていたからだ(まあ、サポであれば今出て行って欲しくないという気持ちは誰だって持っているんだけども・・・)。

ただ、これだけははっきりしているのは、クラブと移籍の話し合いをし続けているレアンは今の時点ではまだガンバの選手であり、その為に昨日の練習にも出席し、明日の試合に出ようとしているということ。自分から見たら彼はプロフェッショナルとしてやるべきことをやった上で自分の意見を主張しているように思える。事実、本人はピッチの上ではベストを尽くすと約束している。いろんな雑音が入ってきているけども、ガンバのユニを来てプレーする選手にはピッチ外で何があろうとも、応援しようと思っている。その為に明日金沢へ行ってきます。

一連の移籍騒動の際、サポに問われているものって、正にガンバのユニを来ている選手をサポートする、という基本的な姿勢なのかもしれない。