大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

改めて播戸の効用について考えてみる

2009-08-17 06:20:42 | Weblog
ガンバサポの皆さんはいい気分で週の始まりを迎えた・・・わけでもないか。月曜の朝はなかなかそうはなりにくいわなw 

で、ここで改めて考えておきたいのは、この間のヒーローさんの効用なんですね。確かにここまで評価は散々で、歌ばんでもバンに対してはケチョンケチョンに言っていた人はいた。それがゴールを決めた途端に、「やっぱり俺の目には狂いはなかった」なんて言うんやから、ホンマに人間って勝手な生き物ですわw でもまあ、裏を返せば皆から愛されているキャラなんだろうなあ・・・

ただ、一つ彼に同情するとしたら、ポジション争いして来た選手というのが外国人で、その国の代表まで経験した早々たる面々であり、彼らとの競争の中で、廻って来た数少ない出場機会の中でゴールという結果を求められていたということだろう。そうした中で常時出て居ない状況で試合勘もままならない中で、ゴールという客観的な数字を求められる難しさ。なかなか難しい立場に置かれていたに違いない。

個人的には、彼が出ている間ゴールは中々決まらなかったけども、その効用はあったと考えている。この間の決勝ゴールのようにDFラインの裏を取るのが上手いが故に彼がピッチに入るとDFラインを下げさせることができる。その分チームとしてはより攻撃的になれるということなんだけども・・・

そして何よりも、得点していなくても、もう一人の相方が点を取る為の汗かきが出来ること。06年にマグノが点取っていた時から感じていたんですがね。

もしかしたらカントクだってそうしたことは素人が言うまでもなく判っていることなのかもしれない。ただ、外国人FWと高額な契約を交わしている以上、使わないといけない(出場給も彼らの給与体系に含まれるから)というプレッシャーが関係しているようにも思えるのだけども・・・

天津でお会いした清水サポさんがこの間の試合をテレビ観戦されて居た時の感想は、播戸をもっと使えばガンバは外国人の引き抜きとかの必要がなくなるんじゃないか、というものなんだけども。勿論その試合を見ただけの感想ということもあるかもしれない。ただ、ガンバサポの自分から見ても、バンと外国人を組み合わせると、相方がもっと生きるんじゃないかと思ったりもする。

まあ、そうならないのはバン自身がそうしたチャンスを与えられた時にモノに出来なかったというのがあるんだけども、ここはやっぱりガマンして使い続けないといけないんじゃないでしょうかね。まあ、そうならないのは、ウチのFWの層が厚いからであって、それが強みであることも確かなんだけども、他方で日本サッカーの為に必要な国産FWが育つ機会も奪っている。

勿論プロって競争社会なんだし、競争を勝ち抜いた中で本当に実力のある国産FWが出るというのは判ってはいるんだけども・・・ただ外国人FWの能力は適性を考えると、舶来2トップというのが本当にベストな組み合わせかと言えば?ではある(05年のアラウージョにしても大黒が相方だったことを忘れてはならない)。筆者は最近それがカントクの判断もさることながら何か違う要因が働いているように思えてならない。それがさっき言った契約の問題というのも一つにはあるのかもしれないし。