大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽 第24輪 大阪鋼巴 3-1 磐田喜

2009-08-31 06:48:58 | ガンバ大阪
昨日中国から帰って来て家のことをやりながら(自治会長としての用事もやりながら)Jスポでの再放送を見ていたからあまり詳しいことは書けないので申し訳ないですが、思ったことを簡単に書きます。

とりあえず、レアンが退団しPJがまだチームに合流していないというエアポケット状態で勝てたのは大きい。それはひとえに脱レアンドロ効果といえるものだったのではないか?ジェジンだって久しぶりの先発出場でヘディングの強さを発揮し、ルーカスの運動量とチャンスメークは圧巻。後半雅人が途中出場で、ジェジンの代わりに前方からの献身的な守備とダメ押しゴール。これらは全てレアンという重しがとれたことによるのが大きい。前半ルーカスが茶野に倒された場面って絶対PKやったよなあ・・・皮肉なことに、レアンの移籍騒動が表面化してからルーカスが点に絡むようになったんだけども、それはやはり彼ら二人が左サイドを好んで使うという点においてプレーエリアが窮屈になるという側面があるのではなかったか?

そうなるとPJというのが合流するとどうなるかなんだけどもね?レアンの移籍が時点でフロントがすぐ動いて彼を獲りに行ったのは、ペナ子をはじめ(まあ、この人していないように見えて、きちんとやることはやっているんですがw)仕事が遅いことに定評のあるガンバフロントにしてはよくやったと思う。それにこの試合ではジェジンが仕事できたのは相対的に磐田のDFだったからということも差し引いておく必要はある(茶野と那須のサイズじゃあ、ジェジンには対抗できないわけだし・・・)。だからまあ、どこかでPJがアクセントをつける働きをしてくれればと期待はしたりするんだけども。

ただ、今回上手く行ったものをカントクがまたまたブラジル舶来路線に戻したりすると、脱レアンによって安定したチームの生態系にまた狂いが生じないとも限らないわけですがね。とりあえず今のメンツでスタートして途中出場でPJがアクセントをつけるというのでいいんじゃないかと思うけど、彼の取説によればスタメンじゃないと情緒不安定に陥るらしい・・・まあ、そこらへんチームになじめるかどうかはルーカスが鍵を握っているのかもしれない。

磐田について言えば去年3バックで残留を勝ち取ってから今季ヤンツーの体制で4バックという、3バックから4バックへ移行するタイミングとしては妥当だったとは思う(そこらへん去年の天皇杯での対戦を見て、今季のイメージするサッカーはある程度見えていたんだが)。ただ、4バックをやるにあたってはいかんせんセンターが弱い。那須はヴェルディでも4バックだったけど、ヴェルディで土屋と組んでいた時も浦和との試合で闘莉王にいいようにやられていたわけであって(あ、去年ミネイロに蹴られてたんだっけ、あの時はゴメンネw)。加賀が使われていないというのも彼は札幌時代からそうであったように3バックのストッパーが適任だというわけか?J2の札幌において天皇杯で戦ったから言うわけじゃないけども、選手が自分のやりたいサッカーにハマっている時にはヤンツーって結果が出せる監督ではあるとは思う。今ジウシーニョが居ないというのもあるんだけども、コマがやっぱり足りていないのかな・・・

個人的にポスト西野というのを考えていくにあたっては、海外から呼ぶのはリスクがあるとは思う。ならば、日本で今やっていて日本を良く知っている人(日本人外国人を問わずだが言葉の問題を考えると日本人がいい)の中で、戦力の整ったチームを任せれば結果を出せる人で、かつ今のパスサッカーを土台にして欧州流の戦術を交えてチームを昇華させることが出来る人を候補に考えたらいいと思うんですがね。だからといってヤンツーがいいと言っているわけじゃないよw 個人的には横浜FC率いている樋口さんなんかどうかと思ってるんですがね・・・FCが今年の成績を見てどう判断を下すかですね。カントクが代表監督を目指すとしたら今年がラストになるとは思うんだけども、実はこれが今後ガンバの運命を左右することだとは思う。今までどんだけ選手が入れ替わっても、カントクが君臨している限り、チーム自体にはブレがなかったわけなんだし。

あれ、簡単に書くつもりが少し長くなったかなw