中超で番狂わせ 上海申花が山東魯能を破る

先日のACLの為に延期されていた中超のリーグ戦が行われ、何とホームで上海申花が山東魯能に先制されながらも逆転勝利！まあ、山東はエースの鄭智（ジェン・ジ）や点取り屋の李金羽（リ・ジンユ）が先発していなかったとはいえ、上海も郜林（ガオ・リン）が出ていなかったのだからこの勝利は相当価値がある。なにせ中国国内で無敵を誇っていた山東に土をつけたのであるから。

そう考えると、もしガンバがGLを突破して上海申花と対戦する場合、アウェー上海で引き分け以上に持ち込むことって相当至難の業だったかもしれない（って何を弱気なことを）。全北だって大連・上海のアウェーで勝てなかったのだから中国へ遠征して引き分け以上に持ち込むのは容易ではない。そうなると、ホームで2点差以上で勝つということが勝ち抜く必須条件となるように思われる（これはガンバには十分可能だったと思う）。

そして大きいのは、上海がここで勝ち点３を挙げて単独2位に浮上したことである。だが、上海が2位に滑り混むには次のホームでの大連実徳戦にも勝たなければならない。大詰めを迎えた中超の2位争いはいよいよ次節が天王山を迎える！