大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ガンバサポ向け現実逃避用記事-本日の中超 上海申花が2位でフィニッシュ

2006-10-22 21:13:44 | 中国サッカー
今日は中国政府公認の中国語試験である、HSKを受験した為にガンバの試合は帰宅後情報をシャットアウトして録画で観戦。で、感想は、というと・・・まあ他の人のブログを参照して下さい。あんな結末では気持ちをすぐに落ち着けて観戦記は書けません。いや、別に現実逃避しているわけではないので後で書いていきますけどね、ここは阪神が負けた後の関西のスポーツ新聞の1面のように、違う話題を取り上げてみよう。

で、ガンバサポの皆さんには気分を切り替えて頂く為中超の最終節の結果を。何と、優勝を決めた山東魯能が2-3で長春亜泰に逆転負け。まあ、消化試合だもんね。

だが、特筆すべきは、上海申花がアウェーで遼寧を2-1で下し、北京国安がアモイに0-2で敗れた為に2位でシーズンを終えたことだろう。これで上海申花は2年連続2位でフィニッシュ。11月18日に行われる足協杯の結果如何ではACL出場の可能性が残されている。つまり、山東魯能が大連実徳に勝って2冠達成なら、AFCが規定した出場資格条項に基づき(即ち、リーグ戦とカップ戦の覇者が同じ場合、リーグ戦2位のチームがセカンドチームとして出場権を得る、とされている)申花が繰り上げ出場となる。

さて、山東魯能は10月になると完全なる気の緩みか、今月2敗目。ただ、先日の大連との直接対決では4-1と圧勝している。だが、1ヶ月空く試合間隔がどう影響してくるだろうか?下馬評では山東有利だが、カップ戦決勝の一発勝負だけあってどう転ぶかは判らないところだ。

京都不死鳥 1-1 大分三神 中払に巧!

2006-10-22 09:21:53 | サッカー全般
昨日公約どおり、大分の応援に出かけた。この試合は大分ゴール裏から見ると非常に審判に対する不満がたまるものだった。それもそのはずで、どちらかと言えば京都の方が岡田主審の判定の癖を巧く利用していたことがビデオで見直していて判った。

特に特筆すべきは中払だろう。トゥーリオに後ろから倒されながらも、「転んでもタダでは起きぬ」打法で、倒れる瞬間に反転してトゥーリオにヒジ打ちを食らわせており、それでいて相手のイエローもしっかり誘っている。その他大分の高橋がもらったイエローだって中払が後ろからちょっと手がかかったくらいなのだが、大袈裟に倒されて高橋のイエローを誘発している。こうやって相手をイライラさせる高等戦術に巧みです!

それだけ京都がこの日なりふり構わず勝ちに来た、ということの表れだったのだろう。この日は守備をしっかり固め前線・中盤からチェックを行い、大分の梅崎に仕事をさせない。ボールを奪ったら素早く前線にボールを入れてカウンター攻撃を見せ、前半中払がカウンターから中へ切れ込んで、パウリーニョとクロスする形でヒールで流し、それをパウリーニョが右スミに叩き込んだ。そう、ここまでは守備から入り、わずかなチャンスをカウンターでモノにした後その虎の子の1点を守りきるというゲームプランだったのだ。

対する大分は前半なんとシュートなし。京都大久保のオウンゴールがなければ、この試合0-1で京都のゲームプラン通りに敗れていたかもしれない。わずかに惜しい場面と言えば後半三木のヘディングシュートがオフサイドの判定を取られてノーゴールだったところ。高松の足に当たってボールが宙に上がった時点で三木はオフサイドの位置にはいなかったのだが・・・どちらかと言えばボールが出た方向に対する他の選手がオフサイドの位置にいたからだったからなのか?

大分も九石で見たときとは全然違っていた。ガンバに対して押し気味に試合を進めていた時とは全く別のチームのようだった。自陣でボールを廻していた場面が多いようにバスのつなぎが見られず、出すところがなくなるとロングボールを放り込むような展開。わずかにサイドを利用して裏に出したパスに攻撃の糸口を見出そうとしていたが、この日はなかなか攻撃の形を作って決定的な場面にまで持っていけなかった。

そんな中で高松がサイドで苦しみながら起点となってポストプレーをこなしていた。この日の彼は厳しいマークにあっていたが、それでも後半にポストの起点となったり、マークを振り切ってシュートを打つあたりは、フリーにすると本当に怖い選手であることを伺わせた。ちなみに同点となったオウンゴールはラッキーだったものの、彼のチェイシングが効いていたから、とも付け加えておこう。