大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

チェルシーvsバルサ戦を観戦

2006-10-20 18:55:58 | サッカー全般
昨晩、ネタバレを避けるべくスポーツニュースをネットからテレビに至るまで全てシャットアウトして向かったのが心斎橋のスポーツバー「アズーリ」。ここで欧州CLの注目のカードをじっくり観戦致した。

では、試合内容ですが、上級大将さんの観戦記を参考にして下さい(笑)。じゃなかった、一応書いておかないといけませんね。ひょっとしたら、またチェルシーとやるのか、と食傷気味に感じて何も書かれないかもしれないので。

何か観ているとチェルシーが圧倒的な強さを見せた、というよりはバルサの方がイマイチだった感じが強い。チェルシーはシェフチェンコが殆どフィニッシュに絡めていないし、バラックもバイエルン時代のように彼中心にボールが廻って来ないためにあまり目立たない。辛うじて前半CKでバルサのマークがズレたためにフリーでヘディングを打ったものの威力がない。でも、ドロクバってキレキレやったよなあ。あの後半開始のヒールで切り替えしてのゴールは彼を褒めるしかないという感じやったし。

しかし、どうもチェルシーのサッカーって好きになれん。あれだけ金かけて選手とってもリアクションサッカーしか出来んのか?やっぱガンバの試合を普段から見ているとシンパシーを感じるのはバルサの方になってしまう。

だが、バルサも前半惜しい場面は幾度とあったものの得点できず。後半先制されてからは攻勢に出るも引き気味のチェルシーの厚い守備陣の壁に跳ね返されてしまう。ロナウジーニョのドリブルにも精彩がなく、幾度と突破を試みるも逆にカットされてしまう。

そんな中で後半?な選手交代があった。バルサのライカールト監督がチェルシーから移籍したグジョンセンを下げてジュリを入れた、まではいいのだが、何とロナウジーニョが真ん中に流れて来てしまった(いや、別にそれもいいんだけど、それは彼本来の持ち味が出せればの話)。終盤になるとさすがにロナウジーニョは左サイドに戻った。エトーが抜けた穴はこんなにも大きいのか、前線のターゲットが不在。でも、サビオラもいるんだけど。今日は彼完全にお茶をひいていた。

その後、左サイドバックに代えてイニエスタを投入したのだが、画面を見ると3バック気味に見えた。慌ててDFを投入して4バックにしたんだが何とプジョルが下がるという不可解さ。結局守備ラインがチグハグしたのが災いしたのかチェルシーにあわや追加点というようなカウンター攻撃を幾度と許してしまっている。この日のバルサはベンチの迷走がチームの調子を物語っているように思えた。

結局終わってみれば1-0というスコアでチェルシーの勝ち。ただ、自分が見た限りチェルシーは本当の強さをまだ見せていない。それはシェフチェンコとバラックがフィットしていないという問題が残っているからである。結局お互い決してエンジンがかかっているわけではない状態での試合であり、それを隣に座っていたアーセナルファンの男性がほくそ笑みながらこの試合を見ていたのであった。彼にしてみれば両方つぶしあって欲しいというところなんだろうけどね。