大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

仙台戦-相手のQB大作戦を逆手に取れるか?

2010-08-14 10:05:25 | ガンバ大阪
春先に行ったホームでの仙台戦は悔しい引き分けではあった。2回目のPKの判定はともかく最初のPKの判定は?だったもんなあ。まあ、その分こっちのPKというのは家本主審の帳尻合わせみたいなものだったかもしれないけども。2点目のPKとなった智のハンドというのは照明が目に入ったということだったらしい(エルゴラの永田淳氏がツイッターで明かした)が、だからと言って言い訳をしないという智の姿勢が、コメントが報道に出てこないところに現れているんだろうけども。

その意味では、春先あと少しで勝利のところを引き分けてしまった悔しさを晴らしに仙台まで行きたいとは思っていたんだが、今回お盆で明日が墓参りなんで断念。願わくば来年こそは行きたいなあ。というわけで爆弾処理班の仕事はウチではなくレッズなんかにお願いしたいところですがw

対戦相手の仙台を偵察してみると、なんかボランチの千葉ちゃんと富田がエラい言われようなんですがね。富田はこの間のマリノス戦ではいい攻撃参加を見せていたんだが、ボランチとしては機能していないということか。それでボランチで組み立てられないからリャンを一列下げて、アメフトのクオーターバックのごとく前線にパスを出させるという、名づけて「QB大作戦」を敢行するらしい。ただ、サッカーのボランチは、アメフトのQBのようにラインがプロテクトしてくれているからターゲット探しに専念するだけでなく、攻守のバランスの取り方とか、プレスのかけ方、CBとの連携とかいう点については未知数。だからTGはこの作戦を1点を追いかける場面での攻撃的な起用に限定していたんだと思うけども。

もし、仮にQB大作戦で頭から来るんならそれはそれでリャンと富田の連携の綻びを狙わない手はないかな、と思うんだけども、TGのコメント読むと60分過ぎてから中盤でスペースが空いて来るんでそこでQB大作戦が生きてくると、TGは考えているわけか。まあ、頭からQBをやらせるのはリスキーだとはTGも判っているんだけども、それでもやらざるを得ないというのは、12試合勝てていないが故に今度こそ先手を取って勝つぞ、という意気込みの現れともとれる。もっとも、頭からリャンをボランチで行く行かないにかかわらずウチのやることは変わらないわけだけどもね。

仙台の攻撃で気になるのはやっぱりフェルの裏への抜け出し。この間の試合ではソンホが消え気味でフェルが一人気を吐いていたのだけども、赤嶺を入れたのはフェルと組ませる為なのかな・・・あと仙台ってJ2時代はもっと高い位置からのプレスがあると聞いていたんだが、最近は暑さのせいかそれが鳴りを潜めているように思える。それがフェルやソンホという舶来2トップと中盤とのプレスが連動していないからなのかは判らないけども、フェルってどちらかと言えば自分一人でやりたがるタイプだからそこら辺で融合出来るかやなあ・・・この間の試合でフェルの運動量が目立っていたということからすると、グアムで走りこんだ成果が実を結ぶまでまだまだ時間が掛かるということだろう。ちなみに05年のセレッソが最後まで優勝闘いに絡めたのは、夏場でのグアムの走りこみも一つの要因だったと思うんだけども。

チェルシーのアンチェロッティ監督が著書の中で言っていたように、中断期間でフィジカルを鍛えるということは、もう少し先を見据えたコンディショニングということであって、今はコンディションが上がることとチーム間の連携が高まるまでの我慢の時期とTGは位置づけているかもしれない。とここまで随分俺は仙台をフォローしているなw まあ、この次の試合から頑張って欲しいんですがねw 個人的には山形よりは伸びシロのあるチームだとは思うんで、ウチとの試合以降に立ち直る可能性がw

だからこそ、この時期の仙台にしっかりと勝っておきたいところですけどもね。