大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ヤットの移籍の可能性をジェノアの視点から考えてみる

2010-08-03 07:14:13 | ガンバ大阪
ジェノア食指報道も遠藤「まだ何も聞いてない」(スポーツニッポン) - goo ニュース

(引用開始)
ジェノア食指報道も遠藤「まだ何も聞いてない」
2010年8月2日(月)06:00
 【G大阪1―0山形】セリエAのジェノアが獲得に興味を示しているとイタリア紙に報じられたG大阪のMF遠藤は山形戦後、「今はまだ何も聞いていない」と話した。

 同じくセリエAのボローニャも関心を示している中で「イタリアのスタイルは嫌いだけど…。でも、レベルの高いところでやってみたいという気持ちはある」と複雑な表情だった。
(引用終わり)

記事のコメントを読む限り、ヤットがジェノアのサッカーに興味持っているという様子ではなさそうですなあ・・・今ジェノアに関する情報を整理してみると以下の通りとなる:

・日本人受け入れはカズで経験済みだが、日本人を営業政策上必要としているのか?

・そのせいか、ヤット受け入れとなると数人の放出も考えているとか・・・

・移籍金2億6千万円を捻出するのにそこまでしないといけないのか?

・なぜかガンバではなく、キンスタのこけら落としとなるセレッソ-川崎戦を視察する予定らしいが、日本人なら誰でもいいのかw ヤットをどうしても欲しいのなら彼らが最初に行く場所は大阪ではなく、広島だろうに・・・

・ただ、ボランチのポジションでは、ユリッチは引退したものの既にベローゾとスクリーニを獲得。しかももう一人ミラネットも居る。若い二人を獲得し、展開力のあるベローゾが居れば戦力的にヤットの必要性はあまりないと思われる。あ、ベローゾのバックアップが必要なのか?

・戦術はガスペリーニ監督による3-4-3中心で、CBが上がったりすることもあるという点では広島に似ているか?まあ、イタリアで3-4-3ってかつてのウディネーゼの系譜を受け継ぐチームなんだが、戦術トレンドの主流を行くのインテル、ユーベ、ミランやローマに対抗する形での傍流のチームといっていい。

・実はファン・ハールと喧嘩する形で契約切れとなって出て行ったルカ・トーニの新たな居場所ともなっている

以上の話を総合すると、戦力として買われて行くという感じではないし、来日するという話も、結局ベローゾ獲得が正式決定する直前にポッと出ていた話ではあるんよね・・・

個人的にこの移籍話についてどう思うかと言うと・・・ヤットがどうしても行きたいというのならば、仮に営業優先であったとしても行くのがラストチャンスならばその気持を尊重したいとは思う。というのも、日本人が海外行くという場合にある程度営業面を評価されて移籍の扉が開かれるのならばそれは別に否定しないし、今まで移籍を決心した人たちも皆程度の差こそあれそれを理解した上で行ったとは思う。

ただ、ヤットはそうした形で一気に海外移籍まで話を進めて行くということをして来なかった人ではある。過去にも移籍の話はあったと思うけども、移籍先でやっているサッカーとかプレースタイルや編成情報とか言うものを考慮して見送ってきたんじゃないだろうか?そう考えると、今回のジェノアにしてもヤットなら代理人を通じてあちらの状況を既に見抜いているから、今回の件には慎重になっているのかもしれない。

というのがまあ、今朝7時台の時点で出ている情報ですね。もしかしたら電子版の更新が遅い日刊スポーツで何か続報があるかもしれないが、無ければ所詮はベローゾ獲得交渉の中で考えていた保険という程度の扱いかもしれないし。

だからこそ、ジェノアに言いたいのは、本気で欲しかったら予定を前倒ししてでも広島まで試合を見に来い、と言いたいですね。まあそこで自分たちと似たフォメでやっている広島の選手を気に入ってしまう可能性がなくはないがw それともセレッソの試合を視察するというのならば・・・まさか家長? ああそれなら保有権はウチにあるんだからそれで移籍金入るんなら悪くはないですねw どちらかと言えば3-4-3なら家長の方がむしろウイングとしてやっていけるかもしれないし。トニに合わせるクロスは出せるけども、パス出したら地蔵という悪癖は相変わらずですが。