大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

赤組に負けじと、天津&シリア遠征を計画してみる

2008-06-01 22:33:13 | ACL/A3
さて、ACLアウェー参戦するかどうかを考えた挙句、結局行くことにしましたw ということで、夏以降の海外遠征について書こうと思っているのであるが、ここではシリア遠征と8月の北京五輪のサッカーについて。

まず、北京五輪であるが、反町ジャパンの試合の1次リーグの試合は天津で行われる故、8月10日(土)に照準を合わせ、既にあるチケットブローカーを通して入手した。やっぱり中国アウェーというのは燃えるなあ!

フライトはこの時期マトモに格安航空券買うにしても10万ぐらいはぶっ飛んでしまうことになるから、この間のタイ遠征と埼玉遠征で稼いだマイルがモノを言ったため、2万JALマイルを使うことにした。同時期でANAにするとハイシーズン故に2万3千マイルも取られてしまうところが難点。ただ、試合の翌日に帰りたかったが、これが満席故に、8月12日(火)の便で名古屋に帰国の予定。ここで使ったのは使用手数料17,700円なり。

問題は飛行機よりも高いホテル代であって、この時期は目玉が飛び出る程高い。北京市内だけでも通常よりも5倍くらい吹っかけて来ている。だからまあ、インターネットサイトで検索した結果、天津の方がまだ安いだろうということで、天津のホテルを今探しているところなんだが・・・先日某サイトで手ごろな値段の天津ホテルが見つかったので早速申し込んだが、泊まる時期の部屋が予約できるのが6月からとか抜かしやがった!まあ、この件は焦らずやろう。

もう一つはACLシリア遠征。流石に赤組のあのお方のように中東まで行ける程マイルが溜まっているわけではないので、航空券は買うしかない。そこで、先日HISで尋ねたら、エミレーツでダマスカスまで確か11万円くらいなのだが、それとは別に燃料代が4万円程かかり、さらには空港使用料を別途取られるらしい・・・

それなら、ということで考えたのがエミレーツ航空のサイトで直接申し込むという手段。

見ると16万くらいだったので、即予約を入れたら、メアドに「不完全な予約」とかいうサブジェクトでメールが入って来た。要は平日の時間外や土日というのは予約が完了できないらしい。クレカで決済できるんだから、その辺キチンと出来るようにしたらエミレーツの印象はもっと良くなると思うんだけどもね。

今回色々調べてみて不思議に思ったのは、旅行代理店通すのと直接航空会社に申し込む場合とを比較して見るとあまり運賃に差がなくなって来ているということだ(勿論目的地によっては、代理店通す方が遥かに安いという場合もある)。自分の理解では、これまで航空会社は旅行代理店を通じてツアーなどに使ってもらい、その分安い運賃を適用してきたのだが、格安航空券を売る際どうも燃料代を多く取る傾向にあるらしい。もう一つは、私の推測ではあるけども、航空会社もまた直販によって太い客というのをマイレージやホテル・ラウンジ・送迎サービスなどの付加価値を付けて取り込もうとしているのだろうか?

エミレーツにしたのは、16日は連休明けで定時まで仕事をして、退社後そのまま空港へ向かい、試合が終わったら翌日に戻れるというスケジュールを組みたかったからである。明日月曜日にキチンと予約が成立しているか問い合わせてみよう。アカンかったら?その時は別の手段で考えるしかない。トランジットならドバイまで延便は他にもあるけど、問題はそこからダマスカスへの便が取れるかどうかだと考えているわけ。今のところスケジュールを考えるとエミレーツがベストだと思っているからとりあえずこれでやってみることにしよう。

付記:その後エミレーツのHPを見ていたら、燃料サーチャージはやはり同HPから予約入れる場合に付いてくるらしい。

つまり、「また、これらの運賃はパンフレットやWeb上での運賃に関する情報には加算されておりません。それぞれの運賃に下記金額が加算されることになりますのでご了承ください。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。」となってくる
ようであるけども。ということは、結局日本発着で2万円、海外発着(ドバイ)で200ドルはかかって来るということになる・・・

付記その2:月曜日の昼過ぎにエミレーツに電話で問い合わせて、予約は確認したが、その際サーチャージなどは全て運賃込みになっているらしい。となると、格安と変わらない運賃で便の変更可と、良いマイル積算率を手に入れたということかな。

J聯盟杯A小組賽第5輪 神戸勝利船2-1浦和紅寶石

2008-06-01 11:35:55 | サッカー全般
「キミら二人ともめっちゃ浮いてんでえ」と、試合終了後にウナギイヌ氏に声をかけられたw 昨日のナビスコ杯GLの神戸-浦和戦で、私は混雑を予想してメインの指定席で見ていたが、たまたま「脚と角」の管理人の脚氏と隣り合わせで見ることができたのだが、試合終了後にウナギイヌ氏が私たちのところにやって来ていきなりこのように声を掛けられた。

そうですねえ。確かに神戸サポがいる周辺は、この試合逆転勝ちの結果で、興奮の坩堝(というのは大げさだけども)と化していたけど、第3者的な立場で見ていたら妙に冷めてしまっていた自分がいた。そら、サポは勝って嬉しいのかもしれないけど、私から見れば、「こんなんでええの?」という違和感がどうしても拭えなかった。確かに勝利という形で神戸サポは満足したかもしれないけど、本当の意味で内容において「驚き」をもたらしていたようには思えなかったから、周りで何故か彼らが喜んでいるのに戸惑いを禁じえなかったのであった。

まあ、そんな風にしか感じられなかったのは、ひとえに私の根性が捻じ曲がっているせいでしょうね。ウナギイヌ氏は神戸市民ではないけど一応兵庫県民なので神戸を応援されておられたようですが、この試合に限って言えば氏の方が正しいのかもしれない。自分の贔屓チームでなくとも、サッカーにおいて、目の前の2チームのうちどちらを応援するか決めて、試合に入れ込む方が断然楽しいし面白い。仮に負けたとしても別に後に引きずらないわけだし・・・だからまあ、この試合での神戸ってある意味岡ちゃんのチームみたいな勝ち方でしかないけど、入れ込んでいたら面白かったのだろう。まあ、ガンバサポ的にはこの試合神戸と浦和という組み合わせであったせいかどちらに勝って欲しいとか、負けて欲しいとかいうのはなかったから内容には余計ツッコミ入れたくなるんですがね。

試合内容について言及すれば、浦和が引いた相手を崩せずに相手にカウンター1本でやられた。神戸にしてみれば、彼らの勝ちパターンに持ち込んで勝った、という風に総括できる内容であったから、自分から見れば想定内の結果であったと言える。

確かに浦和は今一番人が足りていない状態であったから、この状態での戦力ダウンは否めない。このチームはポンテがスタメンで復帰してからが本当の勝負であってこれまで色々な形を試しているに過ぎない。ただ、中断前最後のガンバ戦同様、引いて守られた相手に対して如何に攻めるかという課題は残されていた。確かに引かれるとどのチームでも簡単に攻めきれるものではないが、敵陣でFKを貰える程に仕掛けられたわけではなかった。となると、ここでこそ個の力というのが必要であっただろう。それは例えば梅崎などのドリブルの仕掛けだとか、闘莉王の高さだとか、はたまたサイドからのクロスに合わせるのが上手かった華盛頓とかですね・・・

ただ一方で、高原の持ち味がどの場面で出たかも確認できた。それはこぼれ球を押し込んだ先制ゴールの場面でも判るようなゴールへの嗅覚であり、後半相手CKからのカウンターで鋭い高速ドリブルを仕掛けた場面である。前者は、エジミウソンが下がってボールを受けて展開したところから高原が前で勝負できるスペースができたこと。逆に言えばエジ&高原が後半2トップになって攻勢に出てしまうと、この二人があまり距離が取れずに窮屈な感じがしてしまう。エンゲルスが1トップ2シャドーの布陣を敷いているのも、高原に前線へ飛び出す動きというのを期待しているものだと思われるが、1.5列だと下がってボールを受ける癖が出てしまう。となると、エジミウソンが2トップにおいてサイドへ流れて高原が中で勝負する上で必要なスペースを造る必要があるのかな、と思ってしまう。簡単に言えば、高原にはスペースが必要だということです。

守備に関しては、阿部がいなかったこともあってかラインが高く保てなかった。ただ、これは神戸において、裏に抜け出すのが上手い松橋のスピードに堤が手こずっていたことも大きい。こういう形で飛び出すのは大分時代から松橋は得意だったし、この形で空いたバイタルエリアから2列目の選手が飛び出して来る展開(栗原の決勝点は正にその形)は大分の点の取り方そのものだった。

神戸に関して言えば、近藤祐介を買い取れなかった穴は未だにあるとは思う。前でボールを納められなくなると、仕掛けはカウンターしかない。大久保が代表召集、レアンドロが累積で出場停止、金南一が韓国代表召集となると、中盤で落ち着かせられないためロングボールで松橋が合わせるしかない。浦和の3バックが高くラインを保てて居なかった分、サイドにロングボールを入れる形が上手くハマったんだけども、カウンター以外に活路を見出せない課題は依然残ったままと見る。前半30分過ぎた時点で馬場から松橋に替えたの松田監督の英断はお見事なんだけど、神戸がこれから上へ上がって行こうと思えば、この人が監督では限界が見えているかな、と。タイプは違うけどシャムスカみたいな再建屋でしかないと思うんだけどもね。