大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

世界杯預選賽 日本 3-0 泰國

2008-06-15 05:20:58 | サッカー全般
岡田監督が賭けに出て、そして勝った。俊輔・松井を強行出場させて試合で結果を出しただけではなく、もう一つの試合結果が引き分けに終わった為、最終節を待たずに最終予選進出を決めたのであった。個人的にはこの時点で俊輔・松井を起用して勝ったとしても、もう一つの試合結果如何では最終節にまでもつれる可能性があったので、ここで無理させて最終節で全く使えない、という状況に陥るくらいならむしろ山瀬や今野らを起用して層を厚くすることを考えてもよかったのではないかと思っていた。今回の試合の得点に俊輔が絡んでいなかったことを考えると多分そうしても勝てただろう。

その意味で今回は、岡ちゃんの執念がツキ(バーレーンとオマーンが引き分け)を呼び込んだ、という風に捉えておこう。

タイに対してはやはり闘莉王と中澤という2枚看板が高さが攻撃において効いていた。2得点はセットプレーでヤットからのボールを合わせたことによるものだ。高さが一つの武器であったなら、もう一つはポゼッション。前半クロスボールを跳ね返されてもそれをすぐに拾って攻撃に繋げていくことができたが、現地だって相当暑かったはずであるが、日本の選手はあの気候の中であのサッカーができる。タイアウェーというとあのオーストラリアの選手たちがバテバテになり、中東勢とてタイの湿度にやられてしまうと言う中で日本の選手たちはあれだけやれるのだからタイというのは日本にとっては比較的得意なアウェーと言えるかもしれない。

最後のバーレーン戦は消化試合になってしまうけれども、この試合では累積1枚の選手を休ませることになるだろう。となると、それで有給が与えられるのは、闘莉王・長谷部・駒野・香川そして松井ということになる。俊輔もコンディションを考えると無理はさせないだろう。となると、中盤はヤットは2列目に上がって山瀬と組み、ケンゴと今野のボランチという組み合わせになるのか?前線は大久保の処分が決定していないが、決定が長引いていることを考えると、「寛大な処分」で終わることは考えにくく、そうなると2トップは玉田と矢野で行くのだろう。最終ラインは左に長友が入り、寺田が中澤とCBを組むことになるだろうか。

この試合はアウェーでの雪辱という目的はあるものの、どちらかと言えば日本がやりたいサッカーというのを思い切って試して欲しい、というのが筆者の気持ちである。選手が変わったから何もできない、というレベルではないはずなのだから。