大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第11輪 大阪鋼巴 1-0 京都不死鳥

2008-06-26 12:51:57 | Weblog
結果には満足、内容には大いに不満というところのこの試合。バレーがシュートを外し続けるのは仕様ではあるとしても、ルーカスや雅人までもが決定機を外すとはねえ・・・まあ、バレーは前半から裏へ抜け出す動きは良かったんだし(逆に次の札幌戦で相手に低いラインで構えられるとチャンスにすら絡めなくなる)、そこまで持ち込めたのはバレーの持ち味だとしても、シュートを外すところはユーロで言うところのトニにそっくり・・・と言ったらトニに怒られるわな。だからFWの決定力に頼ることなく、中盤から先の連携を高めて相手DFを崩して中盤の選手がフィニッシュに絡むかが大事になるんだろうけども。これに関しては前半橋本が追い越す動きを見せてシュートを打っていたりしたけども、ヤットが2列目でスタートし、時にはボランチの位置から配球する時なんかには有効だろう。京都戦で打ったシュートは16本か。次の試合は、30本ぐらいはシュートを打って2点取るということですね(オイオイ)。

逆に言えば、これだけガンバがシュートを外し続けていたら、京都にとっては少なくとも引き分けに追いつくチャンスだったと思うんだけどもなあ。京都について言えば、この試合でボランチのシジはかなり効いていた。最終ラインの前に位置する彼は時には戻ってバレーや二川をチェックしていたし、一旦ボールを持つと左右前後に正確にフィードする。深い位置からロングフィードされると、ガンバの高いラインを持ってしてもプレスできないところから出されるので、結構裏にイヤらしいところに出てくる(だから柳沢追いついたらんかい)。

ただ、京都の選手の顔ぶれを見ていると今までとはかなり選手が入れ替わっていて、ヨソから連れてきた寄せ集めという印象すらある。特にフェルは合流したばかりで致し方ないかもしれないけど、アタリバとの連携がイマイチ合っていない感じはした。まあ、このおっさんは誰とも合わせられない可能性はあるんだけど、その時は一人で何とかしてくれますw まあ、カウンターでないかぎりフェルにやられることはないとは思っていたけどもね。一番不思議だったのは、バレーが下がったことで高さにアドバンテージが出来たシジを上げてパワープレーを仕掛けて来なかったことだったんだけども。

あと審判。松村主審は比較的信頼のおける人だったと思うけど、今回はアドバンテージを取らなさ過ぎる。危険なプレーだと判断して止めるというのであれば、京都の選手にイエローを出すべきなんだがそれをやらずに結果的にガンバの攻撃を止めている場面が多々あった。あ、前回の清水戦でもこの人が吹いていたけども、その時はまるで相手にしてもらえなかったフェルが今回は振り向いてくれたそうで良かったな、フェル。

しかしこうやって書いていると、ずっとガンバの選手・元選手のことばかり書いとるやないかw J's goalの試合後の選手インタビューは全てそれで揃えたんでしょうかねw

最後に応援についても言及しておくと、BBが自主解散したお陰でほとんどのチャントが使えなくなった。これによってチャントの選択肢が狭められたが故に試合中沈黙してしまう間があった。確かに今までのように歌い続けるスタイルからすれば物足りないのかもしれないが、別に歌わなくても、試合を見ながら要所要所で歌っていくという欧州スタイルを構築するいい機会かもしれないとは思うけどもね。まあ、これについては、当ブログを読んでおられるゴル裏の人たちからは色々とご意見があるだろうけども、今後の方向性については議論していければいいとは思う。

個人的には歌い続けるのに夢中で試合を全く見ないというスタイルには首肯しかねるわけです。もちろん、ボカの応援スタイルから派生したJリーグのサポのロングコールのスタイルを一概に否定する気はないけども、欧州のように要所でコールやチャントを出すという方向も一度考えて見るのもちょうどいい機会かなとは思う。

けど、今までのように歌い続けるスタイルを続けたいというのであれば、昨日のあれではヌルすぎるけどもね。