大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

この1週間でACLタイ遠征の予定を考えてみる

2008-03-22 23:07:49 | ACL/A3
さて、韓国に行って来て、ACLのアウェー遠征の面白さを改めて知ったらもう一度行ってみたくなるのが人情というもの。ということで、4月のメルボルンは時間的な都合が合わないので断念するのだが、5月7日に行われるアウェーのチョンブリ戦へ行くことは前にも書いたので、今自分が考えている遠征プランについて書いてみたい。

渡航費用を少しでも安く上げるには、個人遠征・ツアー共に出発は航空運賃が下がり出す5月5日以降出発が大前提で、今のところ候補は以下の3つが考えられる:

1.オフィシャルツアー
2.JALのWEB悟空の運賃で個人参戦
3.同じく個人参戦だが、キャセイ航空で香港経由で行く

1であれば、何もかも旅行者で手配してくれるのだから楽は楽。ちなみに、オフィシャルツアーには2通りあり、一つにはTGで行く弾丸ツアーで、現地には着いてから宿泊せずに、試合前までバンコク市内をブラブラして、試合が終わるとすぐにバスで空港に向かい、深夜0時の便で翌朝すぐに戻る。まあ、これだと諸チャージ含めると8万6千円ぐらいになってしまうため、それなら後述する2の方が得じゃないかと思う。

で、オフィシャルツアーのもう一つのオプションは、JALで飛んで、試合前日と試合後それぞれ宿泊するものである。渡航費用は諸経費込みで8万円ぐらいか。ただ、GWの連休明けということもあるんで、あまり仕事を休んではいられないなあ・・・とも思う。これだと金曜の朝には関空に着くけども、そこから仕事場に向かったとしても出勤できるのが昼前ぐらいか。飛行機というのは必ずしも予定通り着くとは限らないし、着いてからも入国手続きだの、預かり荷物の受け取りなどがあるし、何よりも関空からラピートや空港バスの時刻等を考えると、到着日の午前中出勤は難しい気がする。

次に、個人で参戦するプランを考えて見たい。

2の方法であるが、実は既にJALのHPで予約を入れている。といってもこのWEB悟空という運賃で乗るには、5月5日の夕方6時過ぎ出発でバンコクは深夜着。2日目に試合終了後に空港に向かい、深夜便で帰国することになる。ちなみに、予約はしているものの、このプランを遂行するには3月29日の支払い期限までに決断をしなければならない。さもなければ、予約そのものがキャンセルになってしまうからだ。

まあ、言ってみればプチ弾丸ツアーであるのだけども。オフィシャルと費用が変わらず、しかもオフィシャルの方がいいホテルに泊まれるとなればこのプランのメリットは何だろうか?強いて挙げれば、WEB悟空で行くとマイルの積算率(正規の70%)がツアーで行くそれと違ってくるということだろう。今後の遠征を考えると、費用が変わらないならマイルが少しでも多くたまるプランで行く方がいいかもしれない。

3であるが、5月5日出発して7日に試合を見てから、翌朝8日に丸1日掛けて帰国するというもの。試合が終わってからすぐ帰国便に着くよりは余裕はある。運賃を調べて見ると、運賃だけで4万円だが、諸経費を合わせると6万円程度か。ホテルは高級ホテルでなくても中級ぐらいのホテルで十分だろう。それよりもこの3のメリットは香港に寄れるということで、今考えているのが5日に香港着いたら乗り継ぎ便に乗らずに香港で1泊し、翌日にバンコクへ移動するという日程。この辺の便の組み合わせは可能であるか、週明けに旅行会社に問い合わせてみたいと思う。まあ、これだと7日だけでなく、8日も仕事を休んでいないとムリなのだが、さてどうしようかなと現在思案中である。


J聯盟杯小組賽首戰 浦和紅寶石 0-1 神戸勝利船 ~浦和はそのうち上がってくるだろう

2008-03-22 09:55:15 | サッカー全般
Jのチームを見渡すと、鋭いカウンターを武器にするチームというのは多くある。だが、そうしたチームはカウンターでは力を発揮するのだが、逆に自分たちが得意とする形を相手にやられる、即ち相手に引いて守られた場合に有効な攻撃の手立てを見出せずに相手の術中にはまってしまう。

であるから、相手に引かれた状態(特にリードされた局面)でどのようなサッカーをするかという課題をクリアできるかなのだが、浦和が一番苦しんでいるのはまさにそこである。それだけ各チームが浦和を強いと見なしているからであるけども、この状況は浦和が新たなスタイルに脱却する上での試練であるかもしれない。

韓国でのACLの試合の翌日に帰国し、関空から心斎橋のアズーリに立ち寄り、この日から開幕するナビスコの予選浦和vs神戸戦を観戦した。浦和も神戸もカウンターがハマっている時には滅法強い(特に神戸がその強さを発揮したのはこの間の川崎戦であった)。その意味でどちらかが先制して引いて守ってこられると、その相手にどれだけ攻めきれるかをテーマにアズーリで観戦した。

神戸が、レアンドロのミドルで先制してから見始めたのだが、あの失点は致し方ないかもしれない。浦和の内容は決して悪くは無いし、好調の神戸相手に後半は一方的に押し込んでしまったのだから自力は十分にある。監督が交代して直後の試合でああったにも関わらず、短期間でエンゲルス新監督は選手の意識付けを少しずつ変えて行ったし、若手にもチャンスを与えた。惜しい場面があったのだが、今の浦和にとってナビスコの位置づけは、オジェック時代に失われた連動性を取り戻して、戦術上の指針を示すことと、秋からのACLとリーグの連戦に備えて控え選手をテストすることにあるのだとすれば、この試合での敗戦はリーグとは違って決して悲観すべきものではないだろう。

神戸に関して言えば、前線からFWのプレッシャーが早く、レアンドロが高い位置で奪って仕掛ける速攻は鋭いものがある。ただ、神戸は今はリアクションサッカーで同じリアクションサッカーのチームを葬り去ることが出来ているのであるが、逆にこれから勝ち続けるにつれて今度は相手にも研究されてくるだろう。その際に、相手に力を認められて引いて守られるとどうなるか、である。FWの選手を見ている限り、レアンドロと大久保が遅攻においてどの程度力を発揮できるだろうか?去年までいた選手の中で言えば近藤祐なら前でボールを納められていたので、松橋を獲るくらいなら、近藤を買い取っていれば良かったとは思う。

まあ、実際どういう事情があって東京に戻ったのか詳しい事情は判らないが、保有権を持つ東京から復帰要請され、近藤本人もまた首都圏に戻ることを選んだのであるなら仕方ないかもしれない。となると、今いる中でポストができるのは須藤だと思うが(決勝ゴールだって須藤が頭で競り勝てたのが大きい)、須藤とレアンドロで2トップを組んで大久保が2列目から飛び出す方が強いんじゃないだろうか?

ところで、話は全く変わるけども、浦和のオジェック前監督の解任について自分なりの意見と推測を交えて述べておきたい。昨シーズンからオジェックの采配については随分と固定した選手起用や選手交代の遅さに対する批判があった(といってもウチのカントクだってメンバー固定する傾向にあるんですが)が、ACLで優勝し、CWCで3位という成績を収めた昨年では、彼を替える理由などは見当たらなかった。従って、オジェックとワシントンが衝突した際にフロントは監督続投を決めたのは、監督の権限が絶対的な影響力を及ぼすサッカーという競技の性質上、その時点では強ち間違った判断とは言えなかった。しかも、フロントはオジェック前監督の意向に沿って高原とエジミウソンを補強し、代表への選手流出のタイミングを最小限に抑えてグアムで1ヶ月間調整する期間を与えた。しかし、開幕から全く戦術的な指針を示すことが出来なかったということで、解任の決断をフロントは下した。

ただ、ここでフロントはオジェックの監督としての能力の限界を交代の理由にはしていない。確かに前々から見切りをつけたかったようにも思えるのだが、記者会見上で交代理由を「選手との気持ちが離れてしまって、戦術以前の問題」と藤口社長が説明したのは、今後のオジェックの指導者としてのキャリアに傷をつけないようにという社長なりの配慮だったとは思う。

すなわち、指導力が原因で解任されたわけではなく、選手との関係が上手くいかない状態でフロントは選手の側についたため解任された、ということであれば、ACL優勝のキャリアを引っ提げてオジェックは再就職先を世界中のどこかで探せるかもしれない。勿論、これは自分の憶測に過ぎないわけであって、それが本当のことかどうかはハッキリとは言えない。ただ、藤口社長は自分の過ちを認めつつも、そこから軌道修正を図って行こうとしているし、言葉足らずな面があって誤解されやすいかもしれないけども、この人なりに誠意を持って対処しようとしている。だから、浦和のフロントはミスがあったものの決して迷走しているわけではないとは思うのだが(というかこれ以上に迷走しているチームのフロントというのはゴマンとあるけどもね)。

今後の浦和は、戦術ベースを築き上げた上で、中断期間中の補強(このチームが一番動ける)が成功したら本当に憎たらしいくらいに強い浦和というのが戻って来るかもしれない。まあ、それについて行けるようにガンバも早いところ立て直さないといけないだろう。5.17の決戦時にはお互いもう少し今よりいい状態でやりたいと思うし、その戦いを私自身見届けようと埼スタに駆けつける予定でいる。