大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第2輪 大阪鋼巴0-3不敵磐田喜

2008-03-16 11:11:49 | ガンバ大阪
最初に告知を一つ。「いんちーらいみーの世に棲む日々・・・」というブログをブックマークに付け加えさせて頂きました。アウェー遠征やホームでの試合後サポフィなどでご一緒することが多い、サポ仲間がやっておられるブログで、サッカーのみならず競馬やマラソンについても造詣の深い方なので、当ブログをを読んでおられる皆様も良かったらこちらものぞいてみて下さい。

さて、試合の方はと言えば、0-3というスコアが物語るように結果は完敗であるが、内容は決して完敗という程ではなかったと思う。出来ればゴールを挙げて欲しかったが、ACLのチョンブリ戦に比べると連携はかなりよくなったと思う。FWの問題にしても、前半2トップだったが、ルーカスが下がり気味でバレーが実質1トップで山崎が中盤の右サイド-この試合慣れないポジションで消えてしまっていたが-という布陣は機能しているとお世辞には言えなかったが、後半から山崎に代わって入った播戸が左右に流れ、下がり気味でクサビの役割を果たすと裏にスペースが出来て、追い越す動きが見られるようになった。ただ、後半開始5分までの時間に点が取れず、特にバレーがこの試合全然当たっていなかったのが最後に響いた。いつものことだが、右サイドからのシュートはファーではなくニアに集まりすぎる。

内容が悪くないが点に結びつかないとなると、先に失点することを防ぐことを考えないといけないが、最初の失点は萬代にニアに飛び込まれたもの。実はカウンター以外にジュビロにやられる手段はセットプレーでの長身の萬代の頭だと思ってたが、まさか低空飛行でやられるとは想定外だった。

西に2失点目になるPKを与えてしまったプレーであるが、ファウルがあったのはペナルティエリアの外という完全な誤審。しかも、副審にアピールしているのに副審も気づかず。しかもそのファウルというのは普通のショルダーチャージ程度なのだが、あれがこの試合の基準になるのであれば後半ガンバだってPKを貰ってもおかしくない分が幾つもあったし、前半田中誠がルーカスに行ったバックチャージなんて1発レッドものだろう。まあ、失点を先に与えたくはなかったが、完全に崩されての失点ではないので、仕方ないと言えば仕方ないのかもしれないので、尚更取られたら取り返すということが必要なのだが。

だからこの試合での問題は、前半の失点が1点であろうと2点であろうとも、後半ボールを支配し、ほとんど相手陣内で試合を進めながら1点も返せなかったことだ。後半相手の最終ラインが比較的高い中で、崩して決定的なチャンスを幾度と迎えたが、そこをモノにできなくなると、ジュビロにはラインを下げられて対応されてしまったのが全て。

一方のジュビロについても触れておこう。序盤は中盤でのプレスも機能して比較的高い位置でボールを取れ、西の運動量もかなりあった。ただ、この日のガンバは、-昨年上位だった浦和や川崎と同様に-調子が出ていない状態でやっているし、セットプレーで先制できたという有利な展開からカウンターがハマったに過ぎないわけで、そのカウンターにしても、後半中山が決めるまでにも幾つかチャンスがあったと思うがそれらを決めきれていない。この試合の前半部分は良かったことは認めるけども、流れの中での仕掛けができないと、ウチ以外の試合では結構きついかもしれない(と書くと今のガンバは何なのか、ということなのだが、ガンバのサッカースタイルが対戦するチームの持ち味を出させてしまうわけで、要は相手の出来をガンバが上回れなかったということです)。

その攻撃のカギを握る駒野が、安田を見ていたこともあるのだけども、この試合駒野っていたっけ、と思えるくらい消えていた。後半途中出場の太田が前線を結構かきまわしていたが、去年までの右サイドの位置の方が怖い。太田が居るのに駒野を獲った意図というのはどこにあったのだろうか?また、河村はともかく、名波まで復帰させたフロントの意図は、最後は古巣で花道を飾らせるという目的以外に何も伝わって来ない。守備陣に関しては加賀が終始マンマークによってバレーを抑えたのは見事。GK川口の守備はこの試合では別に悪くはなかったが、今までJの試合で彼を見てきた限り、代表の正GKの座は決して安泰というわけではない・・・と言いたいところだが、PKを止めそうな雰囲気を持っているのはヨシカツさんしか思い浮かばないんですよね。