大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯盟杯1/4決賽 第1輪 大阪鋼巴1-1浦和紅寶石

2007-07-08 08:36:37 | Weblog
遠征に行く飛行機の中で、空港の書店で買ったトルシエ元日本代表監督がオシムジャパンについて評した最新の著作を読んだ。その中で著者は、浦和のオジェック監督を、ウリエやフォクツと並んで、戦術やフィジカルトレーニングをプログラムできる指導者と評していたのだった。まあ、一緒に名前が挙がった指導者がいずれも一昔前の人という感じがしないでもないし、何よりもトルシエ自身が過去の人なんだがw、それでも名前が挙がって来るのだから、オジェックの理論と指導力は国際的には評価が高いのだろう。

もっとも、この試合において浦和の選手交代はゼロ。もちろん、お互いに人がいない状況だったのだから、打つ手は限られて来るとは思うのだし、ウチのカントクもあまり選手投入に動くのが決して早くはないから他所様のことはあんまりとやかくは言えない。だけれども、ここで岡野が出てきてスピードでかき回されるとちょっとイヤかなと思った場面でも相手は動かない。そのせいか、動くのが苦手なウチの監督だって、不調の寺田に換えて中山を投入して前線からのプレスをかけさせて流れを引き込み、それがうまくいった。まあ、中山にシュートチャンスが巡って来なかったというラッキーもあったんだけどもw

この試合のガンバの出来なら後半の最初の時間帯で突き放すことだって可能だったかもしれないのだけども、どうもいつものガンバと違って、押し込むような展開にあちらは慣れていなかったようですw。

そう、この試合でのガンバは、いつもと違って実質マグノの1トップによる超守備的な布陣。その為、リーグ戦におけるような高い位置からのプレスは鳴りをひそめ(むしろ浦和の方が前半だけはできていた)、ボールを奪ってもマグノに対して縦に出すような展開。こりゃ、組み立てに苦労するなと思っていたけども尻上がりにボールをつなげるようになった。けども、このメンツでは流れの中で点を取るのは苦労するな、と思っていた。

だからこそ、マグノのPKは決めて欲しかった・・・どうも浦和の試合となると、ブラジル人はよくPKを外すみたいですなw ポンテを忘れているって突っ込まれそうなんだが、この人は半分ドイツ人みたいなものでしょうw。

そういう苦しい中で「俺だけのサトシ」がやってくれましたよ。まあ、個人的な喜びを書くのはこの一行だけにしておいて、中澤や倉田が使える目処がついたという収穫を最後に強調しておこう。