大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

2007亞冠小組賽 第3輪 浦和紅宝石1-0上海申花

2007-04-12 00:45:01 | ACL/A3
ふう~。ACLウォッチングという苦行wを終えて帰宅しました。本稿を書いている時点でサポフィで延長戦真っ只中の人たちは川崎正面が3-1で全南に勝利した試合でも見ているんでしょうか。

今日はガンバのナビスコの試合中継がない為、ACLでも見るかと選択したのはまたもやESTADIOであった。何人かの赤い人たちが画面の前方に座っておられましたが。だけど、今日はフクアリでガンバを見に行っていた人たちはある意味私よりも勝ち組だろう。

戦前の予想で浦和の2-0の勝利と予想したのは、少なく見積もってもそのくらいのスコアにはなるだろうと考えていたからだった。まあ、開始早々永井が外したのを皮切りにワシントンが何度かフリーになったのにシュートを決めきれない。それでも浦和は引き気味の上海申花相手に高い位置からボールを奪い、サイド攻撃を仕掛けてはみるものの、永井のシュートミス以降は決定的なチャンスを造れない。先制できたのはFKからの阿部のヘディングでこの日はこの1点だけにとどまってしまった。上海が縦にボールを早く入れてくる以外にこれといった攻め手がない。上海が前からこういうスタイルであることは大体予測はついていたし、去年の中超での深センとの試合では終始放り込み合戦に終始して、何やコレ、と思ったっけ。

まあ、よく見慣れた光景では先制してしまうと兎に角引篭もりになりがちな浦和なんですが、中超特有の、ラインが低い(だから、低い位置でのオフサイドをよく取られていた)、中盤での激しさがない、といった相手のスタイルのお陰で後半もリードしながら押せ押せの展開。攻める時間の長いサッカーっていいでしょ、浦和の皆さん?普段の展開だったら後半は逆に攻められることが多いのに、この日はそうしたストレスやプレッシャーからは解放されていた(まあ、だからこそ逆にこの日のような展開だとどうしていいのか判らずに攻めあぐねていたようですが)。

後半途中でガンバの勝利を携帯の速報で知るとその後は割りとリラックスした状態で試合の方を見ることができた。けど、あんまり浦和には肩入れして見ていたわけではないから、自分の前にいた赤サポほど喜怒哀楽が表に出ていたわけではない(もっとも、応援というとこまではいかないが、恥ずかしい試合だけはしないでくれという思いは持っております)。

敢えて浦和の見所を上げるとしたら伸二がボールに絡んでいるような場面か。浮き球を簡単に止めて開いているスペースにポンとはたいたりするプレーを見ると、彼自身は走らないけども見方やボールを空いているスペースに走らせることはできる選手であることが判る。こういう選手は代表に呼べばいいとは思うのだが、彼自身が走らないと見られているから呼ばれないのか。ただ、彼が頑張っていてもチーム全体のスタイルからすれば、なんだかなあと思ってしまう試合だった。

まあ、この試合の結果で上海の脱落が決定したのだが、シドニーFCとの競合を考えると、浦和ももう少し点差をつけて勝っておきたかった。上海でも基本的に負けない力はあるが、そこは中国アウェーで何が起こるか判らないわけだし、今季アウェーで勝っていないのも気になるところだからだ。

最後に、ACLの前半戦を終えての感想であるが、浦和も川崎も今年は組み合わせに恵まれた(山東と城南が同じグループで潰し合ってくれている)のとリーグの日程を有る程度配慮してもらい、ACLのある試合の週末のリーグ戦は日曜日に組み込まれている。こんな状況だったら、去年の最終戦ガンバももう1点だけ入れて、せめて引き分けにしとくんだったな・・・