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体操:世界選手権メダルラッシュ!フィギュアスケート:JAPAN OPEN 2013 他

2013-10-07 | sports
体操、世界選手権

内村選手、凄いわ。4連覇。
今回は着地が決まり切らないものが多かったのが気になりましたが、ミスは最小限です。
加藤選手も大舞台で僅差のメダル圏内の接戦でプレッシャーでミスする選手が続く中、乱れずに2位獲得。
体操選手だったお父様が得意の平行棒から「平」をとり、父を凌駕する選手にと「凌」。名前だけの選手になって、本当に親孝行。
ロンドン五輪の頃は美しいお顔ばかりに注目してしまってすんません。
ヨーロッパのお客さんはいいですね、明るい。
日本は少し前までは選手の集中のためにしーんと張りつめた空気の中、演技をしていました。
これくらい少しワヤワヤしている方が普段の力が出しやすいかもしれません。
それから、ハンビュッフェン選手!銅メダル!!!やりましたよ。彼は以前日本で体操を学んでいませんでしたか?
内村選手と大きなハグしてましたね。(←ハイタッチの間違いでした)欧米の選手ってこういう相手を気持ちよくリスペクトする姿が素晴らしいと思う。

これだけに留まりません。白井選手、世界選手権デビューで種目別のゆか金メダル!決めましたね!四回ひねり。
内村選手が子供時代の練習風景でトランポリン(のような?)ところで、技の練習をしていて、空中でのあれほどのひねりの感覚は子供の頃にこういう環境で練習しないと、体得できないんだろうな、と感心していたのですが、白井選手も恐らくトランポリンで練習していたような・・・。
亀山選手も鹿島選手以来のあん馬での金メダル!
そして、内村選手、平行棒で金メダル!
五輪後でベテランの内村選手だけでなく、新戦力が次々と結果を出してくれました。
これから、ライバルたちも黙っていないでしょうが活躍を期待しています。




アスリートの魂/車いすテニス 国枝選手
五輪二連覇をしたこともあって、非常に興味のある選手だったので録画してみました。
特集でみると、国枝選手は非常にプロフェッショナルな考えを持ったアスリートですね。
4大大会優勝、五輪二連覇してなお高みを目指す姿を追います。
どんなボールでも拾う我慢のテニスから攻撃のテニスへ。
いちトップアスリートとして特集を組むこの番組の姿勢いいな、と思いました。
海外で写真やサインを求められる姿に日本人として誇らしく嬉しくなってしまう。



フィギュアスケート:ジャパン・オープン2013

あっという間に五輪シーズン開幕。敬称が適当になってます。

ミハル:
今大会に調整してないでしょうから、まずまずといったところか。アクセルジャンプが多かったような気が・・・。

ジェフ:
曲が鳴り出した途端「うっ」と声を出してしまった。嬉しかった。ジェフは現代音楽が好きで素晴らしい解釈だけれど、こういうロマンチックな曲の表現も例えようもなく美しい。
最初のジャンプ、2Aでいいと思ったんです(←私が勝手に)でも、3Aを跳んできました。ジェフはこの競技に向けて3Aの練習をしてきたんだろうし、3Aを入れるプログラムを滑ることができるプロスケーターだという自負を感じました。
ジェフが3Aに苦戦していた頃、こういう風に他のジャンプのタイミングも失ってしまった試合があったよな。
でも、ジャンプ以外のところが、本当に美しくてイーグルでのスケーティングの伸びも素晴らしいんだけど、上半身の曲想を捉えたポージングやなんともいえない表情がジェフならでは。音楽とジェフが溶け合って氷上に特別な空気感ができます。こういう見事な曲の解釈をしてくれる選手にはそれだけの点が出るようになって欲しい。

小塚選手:
今大会に合わせていないようですが、スピードもあり、4回転もなんとか着氷。3Aが1つパンクした以外はシーズン序盤にして、いいオフシーズンを過ごしてきたのが分かる出来でした。
衣装が、インナー・アージの衣装に似ている。

フェルナンデス:
まさか、ジャパン・オープンであれだけのジャンプをしてくれるとは!!!最後のステップに入るところがチャーミングで、いい五輪プログラムを用意しましたね。場内スタオベで本当に嬉しそう。文句なしの高得点。

アボット選手:
この曲、好きなので五輪シーズンに復活してくれて嬉しい。最初のジャンプをミスしたけれど、そのあと崩れませんでした。本人納得の表情。少しスピードがないような気がしましたが、これからエンジンがかかるのでしょうか?

高橋選手:
最初の4回転に失敗して、そのあとのジャンプのタイミングを見失った感じ。高橋選手の得点源の3Aの調子がイマイチそうなのが気になります。肩の力が抜けた演技で、こういう表現に行き着きましたか、という印象。
衣装はビートルズならシンプルでと思っていたので、こうきたか、と思いました。ジェフのはためくシャツが好きなので、結構好感です。が、なんとなく変えそうな気がします。

ロシェット:
現役に復活したのがいいのでは?と思えるほど素晴らしい演技。
ロシェットの演技は技術・表現ともバランスがよくて大好きです。
それにしてもアシュリーより得点が上とは。カナダのスケーターはマイナスをつけるとこがないなー。

スルツカヤ:
最初のジャンプでの手の着き方で肩を痛めていないか心配でした。たしか2つのループとも3ターンを入れていて、こんな難しいことしなくても、と思いながらも、スルツカヤの女王としてのプライドを見た気がしました。トリノの頃は手の表現が直線的だったんですけれど、なんと女性らしくなったことでしょう。ジャンプやスピンの時にスカートのひだがきれいに舞って素敵な衣装でした。
プログラムはとても好感。ありがとう!スルツカヤ!

村上選手:
はじめての五輪シーズンなので、こういう失敗を最初にしておいてよかったと思います。
気持ちと体の持って生き方を全日本までに見つけられるといいです。

ワグナー選手:
最初に3-3を成功!彼女は日本でいつもよい演技をする印象。プログラムもアシュリーらしいいいプログラムです。

浅田選手:
入念に3Aの入りを確認していたので、3Aを入れると思いました。なんとか成功させ、あとは安定していましたね。後半の2A-3Tはテーマであるものの。
ステップはこれ以上とな闘うステップですね。
村上選手とは逆に浅田選手はシーズン序盤で「自分はできる」という確認をできてよかったと思います。
この衣装、大好きです。美しい青い鳥のよう。このまま、ソチに行ってほしい。

ソトニコワ選手:
3-3成功。ジャンプが力強いですね。スピンも力強く早い。
途中の御手付きで肩を痛めていないか心配になりました。
衣装が新体操の選手みたい。

今回のお客さんは素晴らしかった。最初のポーズに着く前にきちんと集中を保つよう、気を配り、どの国の選手も分け隔てなく応援。いい演技をした選手に惜しみないスタンディング・オーべーション。よくなかった選手にも「がんばった、がんばった」という暖かい拍手。

カーニバル・オン・アイスはこのあと書くと思います。