梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

国旗掲揚と教師の立場

2015-05-26 11:10:54 | 雑記

国旗掲揚に不起立の教師に対して再契約拒否に関して職権乱用と言う判決が出た、確かに雇わないと言うのは重すぎるのかもしれないが口頭注意をしても全く聞く気が無ければ仕方ないのではないだろうか、彼らの職業に合わせて例にとれば遅刻する生徒に何度注意しても守らなければ保護者に連絡をする、それでも守れなければ停学とか退学とかになるだろう、万引きも初犯は説諭でも同じ事を繰り返せば書類送検になる。それが確信犯なら当然の事だと思う。

国旗掲揚と国歌斉唱に反対だと言うが「国旗掲揚と国歌斉唱は不要だ」と言うのか、それとも「日の丸と君が代は嫌だ」と言うのか、国旗と国歌は世界どの国でもシンボルとして必ず有る、オリンピックでも他の競技でも世界順位が掛った時は必ず掲揚し演奏される、

国旗においては「海洋航海法」でも義務付けられているのだから「国旗と国歌」その物を否定している訳ではあるまい、

君が代と日の丸が厭だと言うのは思想信条の問題だ、しかし学校行事で国旗掲揚と国歌斉唱は学校が決めた決まりである、ルールが思想信条に合わないから守らなくてもよいと言うならルールの意味は無いだろうしそんな事が世に出て通用する訳も無い、まして教師である、「気に入らなくともルールは守らなければならない」と言うのは社会人の根本理念である、それを生徒に伝えなければならない立場の人間が自ら「気に入らないから立たない」と言うのは教育者としてどう理屈づけるつもりなのか、

単純に旗と歌で言えば大きな会社には「社旗と社歌」がある、そこで「社旗掲揚と社歌の斉唱」と言われた時「自分は気に入らないから立たない、歌わない」と言う事が通用するかどうか?見つかれば厳重注意で済めば良いが評価に影響する、「信条に反するから」等と言えば馘首も有りうるだろう、そんな物は恐らく雇用契約には書いていなくとも周囲は当然だと評価するだろう、教師には卒業式次第と言う物が有る、それが納得できなければ退職するのは自由だが給与を貰っている限り学校の規則には従うのが当然だろう。

「日の丸と君が代が納得できない、こう言う理由で止めるべきだ」と思うならそれを一般国民に訴えて多くの賛同を確保、署名を集めて公に提訴すればよいのではないのか?陰でボソボソ文句を言ってもそれは意見でも何でもない、どう言う事を言わんとしているか何となく解るが正式に上程して居ない、上程してあればそれに此方も堂々と反論させて貰う、私としては日の丸と君が代が素晴らしいと言うつもりはないが世界に対して21世紀の現在「国旗と国歌を変えます」と言う様な理由は思いつかない、教師と言う立場は思想信条を教育の場で出してはいけない、それこそ憲法に言われている「思想信条」の自由だからだ、教育の場では教師の個人的な色をつける事は教師失格と言われても仕方ないだろう



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