梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

視覚障害者の被害とその加害者

2014-09-16 18:04:48 | 雑記

前のブログで全盲の女子学生に対する暴行事件に憤慨してアップしたのだが先日の報道で加害者とみられる人が見つかったたが此方も知的障害者だと言う、その事自体認識して居ない様で「責任能力」が有るか責任を問えるか分からないと言う、実に難しい問題になってしまった、知的障害者の働く施設に通う途中の事だと言う、

恐らく彼女がどう言う立場で有るか理解出来ていないのだろう、何かに躓いて転倒した、腹が立ったので蹴飛ばしたと言う事だろう、幼児の様な発想だが幼児なら叱りその場で説明すれは納得も出来よう、しかしし彼は40代だった、恐らく理解は出来ないだろう、それは又繰り返しかねないと言う事でもある、しかし彼にも当然家庭があり親御さんも居る筈で有ろう、親御さんとしてはせめて少しでも社会にかかわって生きて言って欲しいと思うのは当然だ、「外に出さないで」とはとても言えないだろう、

事件が起きて「責任能力が無く刑事責任を問えない」と言う事件も何度もある、国によっては大きな事件を起したが責任能力が問えず収監されないケースは隔離病院に入れると言う処もある、しかし矯正されなければそのまま隔離されたままになる、我が国では「精神に問題が有るだけで隔離するのは人道的ではない」と言う趣旨なのか基本的には極めて凶暴性が有って危険であると判断されない限り隔離はされない、無論民間施設で隔離に近い施設もあるが人権団体からは問題にされている、第一経済的に大きな負担になる、

しかし普段では大人しく問題が無いと言う障害者がこう言う事を起こすと言う危険は常に有ると言う事だが幸い未だ此れで障害者の隔離問題と言う話は出てきていない、しかし被害者にしてみれば見て判断が出来ないのに今回の様な事が起きたと言う事はやはりかなり精神的な負担になって来るだろう、

盲導犬にナイフを突き立てた人間は間違いなく「精神障害者」だ、それは今回の加害者より深く蝕まれている障害者だ、そして責任能力は有ると言う事は間違いあるまい、盲導犬は声を出さないと言う事を理解したうえでの犯行だ、此方は本当に許されざる犯罪者で有る事は間違いないが今回の加害者はどうしたら良いと言うのだろうか、そして被害者のフォローを我々はどうしたら良いのだろうか、

危険ドラグを売る人間、それを買う人間、彼等は充分に今回の加害者以上に精神障害者だろう、正常な判断能力を失う事を目的に摂取し、正常でも最大限の注意力を駆使して始めて許される運転行為に及ぶと言うのは「過失」の訳は無い、明らかに「故意」だろう、それを承知で販売する者は共犯者だと言われても仕方あるまい、商品にはPL法と呼ばれる法律が有る、製造者責任法だ、商品で事故が発生した時にはその商品の欠陥を証明する必要は無く発生した被害は製造者が責任を負わなければならないと言う法律だ、危険ハーブと言われる物を摂取しておきた事故の責任を取らせるのには故意も過失も証明する必要は無い、製造(販売者)とそれを承知で摂取した人間はその結果に関して全て責任を負わなければならないだろう、

「知的障害者」の犯した事に関しては責任を負わせるのはあまりに酷だ、しかし保護者の方も本当に苦労し、精神的な負担を負わされて生きて来た筈だろう、そして間違いなく自分達が先に逝く、「仕方ない」と言うには余りに大きな問題だ、

なにか廻りで出来る事は無いのだろうか、法律では無く人の生きる関わりの中で少しづつ皆が出来る事は無いのだろうか、思いやりと言う言葉が妙に陳腐な言葉になって仕舞いその事が本当の「おもいやり」の心を遠ざけてしまっている、流行語にしてはならない事と言う物がある、大切な事が今のマスコミが持ち出すと返って逆効果になりかねない、いや言葉にして確認しbなければならない様では情けない、やはり親から子に、社会全体で痛みの様に幼児期からしみ込ませてゆきたいと思うのも陳腐なんだろうか



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