梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

クマとアブラ

2014-08-22 17:23:42 | 雑記

毎日暑い、昔からこんなに暑かったんだろうか?とてもクーラー無しでは体が持たない気がするが子供の頃は開けっぱなしの座敷で昼寝をしていた記憶が有る、もっとも汗を流しながら寝ていた気がするので暑さに対する耐性が違うのかもしれないがそれにしてもここ数年の暑さは堪える。
昔は「日射病」と言って「直射日光に当たると罹患する」と言われたのだが今は「熱中症」と言い体温が上がり過ぎると脱水症状になると言われるが当時は運動中に「水を飲むな」と言う様な事も言われていた気がする、それでも今ほど倒れたとか死んだと言う話を聞かなかった、体力なのかやはり気温があがって居るのか
喧しい位の蝉の声を聞きながら汗をかきながらも畳の上にそのまま昼寝をする、結構これが気持ち良かったのだが私の田舎は静岡なので蝉はクマゼミだ、関東の蝉はアブラゼミで鳴き声が違う、「シャンシャンシャン」と切れ間無く鳴き続ける、アブラゼミの「ミーンミン」と言った様な情緒のある声では無い、茶筅で鍋の中を引っ掻きまわす様な声が数百匹で切れ間無く鳴き続ける、日が昇ると鳴き始めて夕日が落ち切るまで続くのだが生まれた時からずっと親しんだ声なので夏を感じるファクターの一つ程度だった、
しかし関東の友人にしてみると耐えられない騒音らしい、焼津の浜当目と言う処に潜りに行った時、朝早く一潜りし、缶ビールを飲んで木陰で睡眠をとろうと思い大きく張り出した椎の古木が丁度良い日除けだったので此処で横になったのだがその木がクマゼミの集合地らしい、その煩い事に友人はとびおきて「喧しい!」と昼寝は出来ずじまいだった。
クマとアブラの境界は箱根だと聞いたが最近になって「箱根越えをした」と言う記事を何処かで見たが我が家のある大田区にも時々クマゼミの声が混ざっている様だ、
気温が高くなったせいなのか、別の原因なのかそれでも最近までは箱根を越えては繁殖しなかったというのは不思議な気もする、箱根の山は障害になるとしても246沿いに廻り込んでも良さそうなものだが、
沼津、三島はクマゼミのテリトリーの様だが西伊豆はどちらなんだろう?箱根から天城峠までは確かに結構標高があるし植生も若干違うが大瀬崎、戸田、堂ヶ島から下田と言うラインを行けばそのまま東伊豆に廻り込みそうなもんだが、まあ虫の話だから何か訳でもあるんだろう、
事務所は大森の海側にある、いすずの本社があって其処と公園に桜と大きな楠が有るが此処にはアブラゼミがかなりいる、午前中はかなり鳴いていたが17時現在は聞こえない、暑さが堪えたのかもしれないな、ちなみに此処では殆どクマゼミは聞かない